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名古屋『IGアリーナ』ライブ完全ガイド|座席構成・見え方・アクセス情報まとめ

2025年7月にオープンした名古屋の新アリーナ『IGアリーナ』は、国内最大級17,000人収容。座席構成やステージからの距離、視界の見え方まで、ライブ・コンサートファンが知りたい情報を徹底解説します。

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IGアリーナとは?ライブ・コンサートに最適な理由

名古屋に誕生したIGアリーナは、音楽ライブやコンサートをはじめ、大規模イベントに特化した最新鋭の会場です。国内外のトップアーティストによる公演も積極的に開催される注目のスポットで、その快適性と臨場感あふれる設計から「ライブ向きのアリーナ」として高い評価を集めています。ここでは、IGアリーナがライブに最適な理由を具体的に見ていきましょう。

国内最大級17,000人収容のスケール

IGアリーナは、最大収容人数が約17,000人という国内最大規模のアリーナクラス施設です。これにより、大規模な全国ツアーや海外アーティストの公演にも対応可能で、圧倒的なスケール感を誇ります。観客一人ひとりが熱気と一体感を共有できる環境が整っており、「大人数で盛り上がる」コンサート体験には最適の空間といえるでしょう。

ステージと観客席の距離・視認性

大きな会場では「ステージが遠くて見えにくいのでは?」という心配もありますが、IGアリーナでは全席からの視認性に配慮した設計が採用されています。アリーナ席はステージとの距離をできる限り近く保ち、スタンド席も傾斜を工夫することで視界を確保。双眼鏡なしでも表情や動きを感じやすい座席配置となっています。特にライブ演出が映えるように、縦にも横にも広がりを持たせた視野設計が特徴です。

音響設計の特徴

ライブの臨場感を大きく左右する音響面においても、IGアリーナは高いクオリティを誇ります。最新の音響拡散設計を取り入れ、会場のどの位置にいても音が均等に届くよう工夫されています。低音は迫力を保ちながらもこもりにくく、高音はクリアで抜け感があり、ボーカルも鮮明に聞こえるのが特長です。アーティストにとっても「表現の幅が広がる」と評判で、観客にとってはライブの醍醐味を余すことなく体感できる会場となっています。

IGアリーナの座席構成・配置

IGアリーナは1階から4階までの4層構造で、それぞれの階に特徴的な座席が配置されており、ライブの種類や演出に合わせて最適な観覧環境を提供します。国内最大規模の収容人数を誇りながらも、どの席からでも快適にステージを楽しめる設計がなされています。 

1階席(可動席・ステージ近くの魅力)

1階席は可動式のアリーナ席が中心で、イベント内容に応じて自由にレイアウト変更が可能です。クッション付き座席で座り心地も良く、ステージに最も近い位置からの観覧ができるため、臨場感や迫力を直接感じたいライブファンには特におすすめのエリアです。座席は跳ね上げ式で、必要に応じて収納もできるのも特徴です。公演によっては、一部可動席が使われていないこともありますが、ステージに近い自由度の高い座席として人気です。

2階席(固定席・プレミアムシート)

2階席は約9,000席の固定席で構成されており、ステージ全体を見渡しやすいように傾斜がつけられています。視認性と音響のバランスに優れていて安定した観賞環境が確保されています。ここには専用ラウンジを備えたプレミアムシートも設置されており、高級なサービスと快適性を求める来場者に向いています。

3階席(スイートルーム)

3階には全40室のスイートルームが設けられており、高級感溢れる内装と快適なプライベート空間を提供します。約1,000席分の観覧スペースがここに存在し、特別なエンターテインメント体験を求めるVIP客向けのエリアです。愛知県産の木材を使った温かみのあるデザインも魅力です。

4階席(スタンド席・傾斜設計の利点)

最上階にあたる4階席は急な傾斜設計により、後方の席でも前の人の頭で視界が遮られずステージ全体を見渡すことが可能です。高さは感じるものの、ライブ全体の臨場感を味わいやすく、大規模なコンサートならではの一体感を楽しめるエリアです。

ハイブリッドオーバル型レイアウト

IGアリーナの座席配置は、楕円形(オーバル)に馬蹄形を組み合わせた独特のハイブリッドオーバル型です。このレイアウトはどの座席からもステージの見え方が良くなるよう工夫されており、左右からの視界の偏りが少ないのが特徴です。360度に近い視野角でステージを包み込むため、ライブの迫力や演出効果を最大限に感じられる設計となっています。

座席別見え方ガイド

IGアリーナは、どの座席からもステージが見やすく、ライブの臨場感を損なわない設計が特徴です。ここでは、1階から4階までの座席ごとに見え方のポイントと快適度を紹介するとともに、立ち見席や特殊エリアについても触れます。

1階席:ステージ至近の臨場感と迫力

1階席は可動式アリーナ席が中心で、ステージと最も近い位置にあるため、アーティストの表情や細かな動きが間近に見えるのが大きな魅力です。音響もダイレクトに届き、ライブの熱狂を全身で感じられます。

ただし、1階席は一部の座席で視界を遮る機材や柱がある場合があるため事前に座席表を確認するのがおすすめです。また、ライブのセットによっては一部の席が使用されないこともありますが、ライブならではの臨場感を重視する人には最適なエリアです。

2階席:固定席の全体俯瞰と快適性

2階席は固定されているため席の安定感があり、ステージ全体を見渡せる俯瞰視点が特徴です。演出の全体構成や映像演出を楽しみつつ、音響バランスも良好とされているため長時間の鑑賞にも適しています。

プレミアムシートは専用ラウンジが付いており、よりゆったりとした環境で充実したライブ体験が可能です。座席も比較的ゆったりしていて快適に過ごせます。

3階席:スイートルームのプライベート空間

3階席のスイートルームはVIP向けのプライベートな観覧空間です。座席はややステージから距離がありますが、大型スクリーン(ハングビジョン)が設置されており、細かい演出やアーティストの表情をしっかりキャッチできます。ゆったりしたソファ席や専用サービスもあり、快適で特別な体験が望めます。

4階席:急勾配のスタンド席で視界クリア

4階席は急カーブの傾斜設計が採用されているため、後方席でも前の人の頭で視界が遮られずステージが見やすい設計になっています。高さを感じる席もあるため高所が苦手な方は注意が必要ですが、ステージ全体の動きを広く見渡せる点は大きな魅力です。ライブの一体感を空間全体で味わうのに向いています。 

立ち見席・特殊エリア:迫力重視の臨場感と注意点

立ち見席や特殊観覧エリアは、座席指定がないケースが多いですが、ステージに近く、熱気や臨場感を直に体感できるのが特徴です。移動や混雑が伴いやすいエリアのため、体調管理や安全面に留意が必要です。視界は座席より制限される場合がありますが、その分ライブ感を重視したいファンに好まれます。

ライブ当日のアクセス・便利情報

最寄駅・地下鉄名城線「名城公園」駅直結

IGアリーナは名古屋市営地下鉄名城線の「名城公園」駅にほぼ直結しています。2025年7月に新しく開通した地下横断歩道を利用すれば、地下鉄の改札から一度も地上に出ず安全かつスムーズに会場までアクセス可能です。

また、駅内には木の温もりを感じられる落ち着いた休憩スペース「こもれび」があり、待ち合わせや小さなお子様連れの一息にも最適です。ライブ当日は多くの来場者で混雑が予想されますが、改札から会場への動線が明確なため初めて来る方も安心して利用できます。

周辺駐車場・徒歩ルートのポイント

IGアリーナには専用の駐車場がありません。車で来場予定の方は周辺のコインパーキングや名古屋城周辺の駐車場を利用することになりますが、イベント開催時は早期満車になることが多いため予約できる駐車サービス(「akippa」や「特P」など)の利用が便利です。

徒歩ルートは最寄り駅の名城公園駅から徒歩0〜3分で到着可能と非常に近い距離で、会場周辺は広い名城公園内に位置しているため歩きやすい環境です。イベント混雑時は係員の案内に従い、安全に移動することが大切です。

周辺ホテル・宿泊施設のおすすめ

宿泊を伴う遠方からのライブ参加者には、IGアリーナ周辺の便利なエリアを押さえておくのがおすすめです。名古屋市北区の名城公園エリア周辺にはビジネスホテルや中規模ホテルが充実しており、徒歩圏内でアクセスしやすいのが特徴です。

名古屋駅周辺は主要な交通ハブであり、多数のホテルが立ち並び、地下鉄で直通約15分とアクセスも良好です。ビジネス・観光両方の利便性が高いため、ライブの前後に市内観光や食事を楽しみたい方にもおすすめです。栄エリアも中心地でショッピングや飲食店が豊富で、アリーナまでは地下鉄での乗換も簡単で便利な宿泊エリアとなっています。

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混雑期の注意点

IGアリーナは最大17,000人を収容する大規模施設で、特に人気アーティストのライブやスポーツイベントの開催時は、会場周辺や公共交通機関が大変混雑します。安全かつ快適に過ごすために、以下の注意点を押さえておくことが重要です。

  • 公共交通機関の混雑回避
    ライブの開演直前や終了直後は地下鉄名城線「名城公園」駅の改札が大変混雑します。混雑を避けるため、開演時間より早めの到着や終演後は駅周辺の混雑が緩和されるまで待つのがおすすめです。
    また、隣駅の「浄心」駅や交通手段の分散を検討すると混雑回避になります。主催者や駅係員の誘導や案内に従うことも安全対策として重要です。
  • 駐車場の利用注意
    IGアリーナには専用駐車場がないため、周辺のコインパーキングはイベント時に早く満車になります。車での来場は時間に余裕を持ち、駐車場の事前予約や公共交通機関の利用を推奨します。路上駐車は禁止されています。
  • 施設内の混雑緩和対策
    トイレや飲食コーナーは特に混雑しやすい場所です。IGアリーナでは男女トイレの男女比を柔軟に変更可能な最新設備を導入し、待ち時間の短縮を図っています。フードの注文もほとんどがモバイルオーダー対応で、行列を避ける工夫がされています。
  • 安全確保と係員指示
    混雑時は来場者の安全確保のため、入場や退場が制限されたり移動の誘導が行われることがあります。係員の指示や案内標識には必ず従い、混雑時の無理な移動や立ち止まりを避けてください。
  • 時間に余裕を持った行動を
    会場や駅に向かう際は早目の行動を心がけましょう。帰路も混雑するため、終演後はすぐに急いで帰ろうとせず、多少時間をずらすなどの工夫が快適な帰宅につながります。場合によっては宿泊を検討するのも賢明です。

物販・飲食・グッズ攻略

IGアリーナでのライブを最大限楽しむために、物販や飲食の利用方法と混雑回避のコツ、キャッシュレス決済の利用法について詳しく解説します。効率よくグッズやフードを手に入れて、快適に過ごしましょう。

限定グッズ販売場所と混雑回避法

限定グッズは主に1階・2階の物販ブースで販売されることが多く、ライブ開始前や終演後に混雑しやすいです。混雑を避けるためには、開場直後や終演のピーク時間を外して行動するのが効果的です。

また、IGアリーナの一部イベントではグッズの事前オンライン販売や公式アプリを利用した予約販売も実施されており、現地での長時間の待ち時間を減らす工夫がされています。物販エリアは館内の複数階に分散配置されているため、アプリ内マップでブースの位置を確認して混雑を避ける計画を立てると良いでしょう。

フード・ドリンクのおすすめエリア

IGアリーナには1階に3店舗、2階に11店舗、4階に6店舗の計20店舗以上の飲食施設があり、名古屋めしやスイーツなど多彩なメニューを楽しめます。特に2階は席数が多く店舗も集中しているため、比較的混雑しにくくおすすめです。

また4階コンコースには仮設店舗も設けられ、多様なジャンルのフードが揃っています。食事の時間帯をずらして利用することで、待ち時間を抑えつつゆったり味わうことができます。

モバイルオーダーやキャッシュレス活用

IGアリーナは館内すべての飲食店で完全キャッシュレス決済を導入しています。現金は使用不可なので、事前にクレジットカード、交通系ICカード、スマホ決済(PayPay、d払いなど)を準備しましょう。

「IG Arena 公式アプリ」からのモバイルオーダーを利用すれば、座席から時間指定で注文・決済ができ、店舗の長い列を避けられます。dポイントも貯めて使えるためお得です。利用には無料のdアカウント登録が必要ですが、ドコモユーザー以外も作成可能で、ほとんどの来場者がスムーズに使えます。

ライブ体験を最大化するコツ

IGアリーナでのライブを最高の想い出にするためには、事前準備やマナーの理解、そして座席選びのポイントを押さえることが重要です。ここでは、快適に楽しむための具体的なコツを紹介します。

持ち物・服装・参加マナー

ライブ当日は長時間の滞在となり、立ちっぱなしになることも多いため、動きやすい服装と歩きやすい靴を選ぶことが基本です。暑さや冷房対策として薄手の羽織ものもあると便利です。

持ち物はチケット(電子チケット含む)、身分証明書、スマホ充電器、モバイルバッテリー、現金は少なめでキャッシュレス決済がメインとなるため財布はコンパクトに。水分補給用の小型ボトルもあると安心です。

参加マナーとしては、周囲への気配りを忘れず、撮影禁止エリアではスマホの使用を控えること、過度な声援やモッシュなどの危険行為は避けることが求められます。会場のルールを遵守し、スタッフの指示に従うことも大切です。

周囲を気にせず楽しむためのポイント

ライブの盛り上がりの中でも、自分自身が快適に楽しむためには、周囲との距離感や視界にも意識を向けましょう。前の人が小柄な場合は視界が良好ですが、大きな帽子や手荷物で視界を遮らないよう心掛けるのも大切です。

声を出すタイミングやペンライトの振り方は周囲と調和させ、他の観客とのトラブルを避ける配慮をしましょう。事前に友人同士の待ち合わせ場所や集合時間を決め、集合後はスムーズな入場誘導に協力するとストレスが軽減されます。

 「IGアリーナ」のベスト席は?過去イベント・公演例から考える

2025年7月にグランドオープンしたばかりの名古屋・IGアリーナは、国内最大級の収容人数と最新鋭の設備を誇ります。まだ公演回数は多くありませんが、初期のライブやイベントの声から「ベスト席」の傾向を探ってみました。

  • 1階席:臨場感重視のファンにおすすめ
    ステージに最も近い1階席は、アーティストの表情や細かな演出を間近で楽しめるため熱烈なファンに人気です。可動式のため公演によりレイアウトが変わるものの、やはりライブの迫力をダイレクトに感じたい人には外せません。ただし、一部で機材などにより視界が遮られる席もあるため、座席指定の際はブロック配置をよく確認するとよいでしょう。
  • 2階席:バランスが良く快適なプレミアム体験
    2階の固定席は高い傾斜がつけられており、ステージを広く見渡せるのが特徴です。特にプレミアムシートはゆったりとした座席や専用ラウンジなど快適施設が整い、長時間の鑑賞でも疲れにくいと好評です。全体の演出や映像も楽しみたい人に適しています。
  • 3階スイートルーム:VIP感と眺望の両立
    3階にある40室のスイートルームは、ステージからの距離はあるものの優雅なプライベート空間として評価が高いです。大型スクリーンで細部まで確認できるため、イベントをゆったり上質に楽しみたい方向け。家族連れや少人数グループにも人気です。
  • 4階席:全体俯瞰と空間の広がりを味わう
    4階は高所ゆえにステージが遠く感じるものの、急勾配のため前の人の頭に邪魔されず見やすいと好評です。ショー全体の動きや演出の広がりを俯瞰でき、空間の一体感も味わえます。高所が気にならない方や双眼鏡を用意する方に特におすすめです。
  • 最新の座席評価はSNSや公式サイトで更新中
    IGアリーナは新施設のため座席評価の蓄積はまだこれからですが、SNSやライブレポート、公式サイトでは公演ごとに座席位置のリアルな視界情報が随時発信されています。気になる公演のベスト席情報は、これらをチェックしながら賢く選ぶことが快適なライブ体験につながります。

このように、IGアリーナのベスト席は体験の目的や好みによって変わりますが、全席に工夫がされているため比較的どこからでも満足度が高いのが特徴です。今後の公演を楽しみにしたいところです。

 

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著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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