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「ヤンマースタジアム長居」完全ガイド〜キャパシティ・座席・見え方・アクセスまで徹底解説
更新日: 2025/07/23

ヤンマースタジアム長居は、大阪市東住吉区に位置する多目的スタジアムで、約5万人のキャパシティを誇ります。スポーツイベントだけでなく、トップアーティストのライブやコンサートも多く開催されています。この記事では、キャパシティや座席構成、アクセス方法などを詳しく紹介します。
「ヤンマースタジアム長居」のキャパシティ
ヤンマースタジアム長居は、約5万人を収容できる大規模なスタジアムです。ライブやコンサート開催時のキャパシティは以下のように構成されています。
- スタンド席:約35,000席
- アリーナ席:約15,000~20,000席(イベントの構成により変動)
通常のスポーツイベント時には50,000人を収容できますが、ライブ時にはステージ設置のため、一部のスタンド席(約15,000席)が使用できなくなります。
国内の他の会場とキャパシティを比較してみます。
会場名 | 所在地 | キャパシティ(人) |
---|---|---|
京セラドーム大阪 | 大阪府 | 55,000 |
ヤンマースタジアム長居 | 大阪府 | 45,000~50,000 |
万博記念公園・東の広場 | 大阪府 | 50,000 |
日産スタジアム | 神奈川県 | 72,000 |
味の素スタジアム | 東京都 | 49,970 |
埼玉スタジアム2002 | 埼玉県 | 63,700 |
東京ドーム | 東京都 | 55,000 |
横浜スタジアム | 神奈川県 | 34,046 |
ナゴヤドーム | 愛知県 | 38,414 |
福岡PayPayドーム | 福岡県 | 38,561 |
関西地方では京セラドーム大阪と並ぶ最大クラスのキャパシティを誇ります。
「ヤンマースタジアム長居」の座席構成
アリーナ席
ヤンマースタジアム長居のアリーナ席は、ライブやコンサート時にグラウンド(ピッチ)部分に設けられる仮設席で、アルファベットと数字で指定された複数のブロックに分かれています。
- ブロック配置
ステージ側(通常は北側)から後方に向かって、主にAブロックからJブロックまでの10個のブロックが配置されることが多いです。これらのブロックはステージを囲むように左右に広がる配置となっています。 - 横方向の並び
アリーナ席のブロックは会場の幅方向に約20列程度設置されるケースもあり、ステージに向かって左から右へと番号またはアルファベットで区分されることがあります。具体的な横ブロック数はステージ構成により変動しますが、おおよそ全体で20ブロック程度が目安です。 - 各ブロックのサイズ
1つのブロックは縦方向に約15列(前後方向)×横方向10席ほどで構成されることが一般的です。列数や席数はステージ設営によって多少の増減があります。 - 席番号の付け方
プラットフォームやライブによって異なりますが、通常はブロック内の列ごとに1番から連番で席番号が振られます。一方、ライブによってはアリーナ全体での通し番号を採用し、ブロックをまたいで番号が連続する場合もあります。 - 座席指定の例
例:「A5列7番」など。これは、Aブロックの5列目の7番席を示します。
スタンド席
スタンド席は、AブロックからJブロックまでアルファベットで区分される固定席エリアで、ライブ時にはステージ設営により一部ブロックが利用不可になる場合があります。
- 使用ブロック
ステージは基本的にIブロック・Jブロック側に設置されることが多く、したがって実際に観客が利用できるのは主にAブロック~Hブロックです。I・Jブロックはステージ背面にあたるため、多くの公演で観客席としては使われません。 - 列数と規模
スタンド席の各ブロックは、最大で56列まで存在し、ブロックごとに列数は異なります(例えば、あるブロックは40列程度、別のブロックは56列ほどあるなど)。 - 天井席(T1・T2列)
各ブロックの最終列付近には、かつての「11・12列」にあたるT1列・T2列という特別な天井席が設置されています。これは雨や直射日光を避けるための屋根付きの座席です。 - 席番号の付け方
ブロック内の席番号は、反時計回りに増加していきます。例えば、ブロックの中央付近から席番号1が始まり、反時計回りに最後の席番号132まである大きなブロックも存在します。同じ列でも席番号の増減方向は固定ではなくブロックごとに異なり、チケットの座席番号と照らし合わせる際は注意が必要です。 - 特殊席・親子席
Bブロックは記者席やロイヤル席(貴賓席)が存在し、一部は「Pブロック」と表記されることがあります。 また、親子席として使われることもある「Pブロック」は、コンセントやテーブルが設置された特別仕様のエリアで、ファミリー向けに配慮された座席です。
座席の見つけ方
ヤンマースタジアム長居での座席指定は、以下の4つの要素で構成されます。チケットに記載された情報をもとに正確な場所を特定しましょう。
- ゲート番号
例:「A1」「B2」など。観客入場の際の入口に割り振られた番号で、該当ゲートからスタンドやアリーナへ入場します。 - ブロック
アリーナやスタンドでのエリア区分を示します。アルファベット大文字(A~J)が使用され、座席番号や列番号と組み合わせて座席が特定されます。 - 列番号
各ブロック内の前後方向の列を示し、1列目がステージ側に近い場合が多いですが、ブロックにより異なる場合もあります。時にはT1・T2のような天井席列もあります。 - 席番号
その列内での座席番号で、ブロック内での番号の付け方は列ごとに1から順に振られることが多いですが、ライブによっては連番で振られていることもあります。ブロックによって最大132番まである座席もあります。
このように、ヤンマースタジアム長居の座席は構造が複雑ながらも体系的に分かれているため、チケットの座席表示(ゲート・ブロック・列・席番号)をしっかり理解することが重要です。初めて訪れる方は、事前に公式座席表や案内図で位置を確認し、当日スムーズに自席を見つけられるように備えることをおすすめします。
「ヤンマースタジアム長居」アリーナ席からの見え方
前方エリア(A~Cブロック付近)
アリーナ席の前方エリアはステージ近くに位置し、アーティストの表情や細かなパフォーマンスが間近で観られるのが最大の魅力です。A~Cブロックはステージ正面やや左右に広がっており、花道が設置される場合は花道沿いの席も含まれます。視界は抜群で、音響も良好です。
ただし、前方ゆえに演出用の機材や大型スクリーンが視界の一部を遮ることが稀にあります。また、混雑が激しく立ち見や動きが多くなるため、落ち着いて鑑賞したい方は少し列を下げるのがおすすめです。全体的にライブの迫力をダイレクトに体感できる人気のエリアです
中央エリア(D~Fブロック付近)
D~Fブロックはアリーナの中央部分に位置し、前方エリアと比較してステージまでの距離はやや長くなりますが、全体を見渡せるバランスの良い席です。大きな花道やサブステージが設置されるライブでは、メインステージだけでなく周囲の演出も楽しめるのが特徴です。
視界については、スタンド席に比べて低いため背の高い観客で視界が遮られることもあります。厚底の靴や背の高い位置から観る工夫が必要です。また、演出の内容によっては見えづらい角度の席もあるため、事前にステージマップを確認しましょう。
後方エリア(G~Jブロック付近)
アリーナの後方エリアはステージからかなり距離があるため、細かい表情や動きの視認は難しくなります。花道やサブステージがアリーナ中央に伸びているケースが多いため、そこに近い席は比較的見やすいですが、真後ろの席はやや観にくいです。
また、後方は一般的に立ち見や移動の多いエリアとなる場合があります。広い会場のため、音響はややこもりがちになることもあり、双眼鏡やオペラグラスの携帯が推奨されます。ライブの迫力は感じられるものの、視覚的にやや遠い印象が強い席です。
「ヤンマースタジアム長居」スタンド席からの見え方
A、H、B、Gブロック(ステージに近い側面)
これらのスタンド席はステージに比較的近い側面エリアに位置し、ステージ横から近距離で観覧できる特徴があります。特にAとHブロックはステージの側面や花道がよく見え、パフォーマンスの細部まで捉えられることが多いです。
ただし、メインステージ正面とは異なり、正面からの全体像はやや斜めからの視点となるため、ステージ構成によっては見えづらい部分もあります。音響環境は良好で、スタンド席の中では人気のエリアです。近くの通路前後数列は視界を妨げる支柱がないため安心して観覧できます
C、Fブロック(中間エリア)
CとFブロックはスタンド席の中間に位置し、ステージ正面から左右に少し振れた角度の席です。ステージを斜めから広く見渡せるため、演出の全体イメージを把握しやすいのが利点です。
一方で、ステージとの距離はややあるため、細かい表情や細部の演技は見づらくなります。また、これらのブロックの座席は屋根の端に近い場合があり、天候によっては一部雨がかかる可能性があります。事前に天候状況を確認し、必要に応じて雨具を用意しましょう。
D、Eブロック(ステージから最も遠い)
DとEブロックはスタンド席の中でもステージから最も遠いエリアに位置し、視界的にはステージがかなり小さく見えます。距離があるため肉眼では細かい動きは見えにくく、双眼鏡やオペラグラスが必須です。
また、これらのブロックは屋根のかからないエリアが比較的多く、雨天時は雨具やカッパの用意が強く推奨されます。ライブの迫力を全体的に感じたい方向けですが、詳細なパフォーマンスを視認したい場合はやや不向きな席です。
ただし、大型ビジョンやサブスクリーンが設置されたライブでは映像を活用して楽しむことができます。価格帯が比較的抑えられている場合も多いため、予算重視の方にも選ばれやすいゾーンです
「ヤンマースタジアム長居」座席 全体的な特徴
- 全席に段差があるため、比較的視界は確保されている
ヤンマースタジアム長居のスタンド席は、すべての座席に一定の高さの段差が設けられているため、前の列の人の頭や立ち見による視界妨害が軽減されています。
これは観客にとって視認性の確保に大きく寄与しており、通常の平坦なスタジアムよりも演出や細かい表情まで見やすい設計です。ただし、アリーナ席や混雑時の立ち見エリアでは後方から視界が遮られるケースもあるため、段差の恩恵は主に固定のスタンド席でより顕著に感じられます。 - 列数が大きくなるほどステージから遠ざかる
座席の列番号が進むごとに、ステージからの距離が伸びます。ヤンマースタジアム長居のスタンド席は最大で35列以上まであるため、後方の列はステージから相当離れています。
距離が遠くなると出演者の表情や細かい動きの視認性が低下し、演出の細部も捉えにくくなるため、ライブ鑑賞の満足度に影響を及ぼすことがあります。そこで双眼鏡の持参が推奨されています。また、列数が増すにつれてステージ全体の見渡しは良くなる反面、迫力や臨場感はやや薄れる傾向があります。 - 最後列(35列以降)からは出演者の姿がほとんど見えない
最も後方の座席、特に35列目以降はステージからの距離が非常に遠いため、出演者の肉眼での視認は困難です。特に細かい表情や動きを捉えることはほぼ不可能で、モニター実況画面を主に見る形になります。
音響はスタジアム全体に届く設計ですが、視界の遠さは注意点となります。このため、ライブの感動を最大限に味わいたい場合は、なるべく前方列を狙うのが理想的です。一方で、後方席は会場全体の雰囲気や一体感を広く感じられるという利点もあります。 - スタンド席A、B、C、F、G、Hブロックの通路より後方には屋根があるが、その他の座席は屋根がない
ヤンマースタジアム長居のスタンド席のうち、A~CおよびF~Hブロックの通路以降の後方座席は巨大な屋根に覆われているため、雨天時の雨除けや直射日光の遮蔽が期待できます。これにより天候に左右されにくく、快適に観覧しやすいエリアです。
一方、その他のブロックや前方座席には屋根がなく、特に南向きの座席では午後からの強い日差しを直接受けるため、暑さや日焼け対策が必須となります。夏季や夕方の公演は西日や夕陽の角度によって照り返しが発生しやすいため、帽子やサングラス、こまめな水分補給も念頭に置く必要があります。 - 座る位置によっては夕陽の影響で暑くなる可能性がある
特に南側のスタンド席では、午後から夕方にかけて西日や夕陽の光が直接観客席に差し込むことがあります。スタジアムの構造上、屋根が届かないエリアが多いので、強い日差しに晒されて暑さを感じたり、視界がまぶしくなるケースがあります。
10月初旬のライブでも日没前後の時間帯はまだ日差しが強いことがあるため、UVカットグッズや冷感アイテムを用意すると快適です。また、夕陽の美しい景色を楽しめる場合もありますが、視界への影響を考慮し、サングラスなどで調整することを推奨します。
「ヤンマースタジアム長居」へのアクセス
ヤンマースタジアム長居へのアクセスは、主に3つの駅から可能です。
- 大阪メトロ御堂筋線「長居駅」3番出口(下りエスカレーター有り)から徒歩約8分
- JR阪和線「鶴ヶ丘駅」より徒歩約6分
- JR阪和線「長居駅」より徒歩約11分
【JR大阪駅からのアクセス】
- JRを利用する場合
JR大阪駅 からJR大阪環状線(内回り)に乗車、天王寺駅で下車、
JR阪和線に乗り換え「長居駅」もしくは「鶴ヶ丘」下車
(所要時間:約34分) - 大阪メトロ(地下鉄)を利用する場合
梅田駅 から大阪メトロ御堂筋線 に乗車、「長居駅」下車
(所要時間:約24分)
「ヤンマースタジアム長居」の特徴
デザインコンセプト
- "未来への飛翔":21世紀に向けて飛び立つ鳥の翼をイメージした屋根形状が特徴的です。
- "メモリアルシンボル":力強い直線の列柱と、スタンドおよび屋根の優しい曲線が対比を成す象徴的なファサードを持っています。
- "ドラマチックスペース":光を透過する膜材と立体トラスで覆われた、明るく躍動感溢れるスポーツ観戦空間を提供しています。
施設・設備概要
- 延床面積:52,300m2
- 構造:RC+S
- 階数:5階建て
- グラウンド:天然芝(105m × 68m)
- 大型映像装置:オーロラビジョンを含む最新の映像システムを導入。
- 照明設備:夜間イベントにも対応する高性能な照明を完備。
ライブ・コンサートの時の注意点
- 天候対策:春や夏のライブが多いため、雨具や日よけ対策を忘れずに。
- 交通手段:公共交通機関の利用を推奨。特にイベント時は周辺が混雑するため、時間に余裕を持って行動しましょう。
- 周辺施設:長居公園内にあるため、イベント前後に公園を散策するのもおすすめです。
- 持ち物:双眼鏡、雨具、防寒具(季節による)、飲み物などを準備しましょう。
- 座席選び:見え方や天候の影響を考慮して、自分に合った座席を選択することが重要です
まとめ
「ヤンマースタジアム長居」は、その大規模な収容力と充実した設備により、トップアーティストのライブやコンサートを楽しむのに最適な会場です。スタジアムの特徴を理解し、適切な準備をすることで、忘れられない音楽体験を得ることができるでしょう。アクセスの良さと周辺環境も相まって、大阪における重要なエンターテインメント拠点として、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。
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