福島で一人旅！観光おすすめスポット・グルメ・ホテル総まとめ20選！

福島に来たらゼッタイ行きたい！王道観光スポット4選！

まずは磐梯山や五色沼湖などの大自然溢れるネイチャースポットや、鶴ヶ城、大内宿、七日町通りなど、江戸や昭和の情緒たっぷりの人気歴史スポットなどの王道の福島観光スポットを6つご紹介します。

 

五色沼湖沼群

毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などの数多くの湖沼の総称です。

2016年には、ミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定されました。

沼によって、エメラルドグリーン、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドブルー、パステルブルーとまったく湖面の色が異なることから、「神秘の湖沼」と呼ばれています。

とくにエメラルドグリーンやコバルトブルーといった色に変化する青沼は、湖水が強酸性で魚が住めません。 

ケイ素・アルミニュウムなどの成分を含んでおり、風で葉が水にぬれると脱色され白くなるほどです。 

五色沼の周辺を巡る自然探勝路は、全長約3.6kmで片道約1時間10分から1時間30分程度。

比較的平坦なハイキングコースなので、アクティブな一人旅の際にも楽しめますよ。

 

施設情報

住所：福島県耶麻郡北塩原村大字檜原

電話番号：0241-32-2850

アクセス：五色沼入口バス停下車、毘沙門沼まで徒歩5分

 

あぶくま洞

ちょっとした探検気分が味わえる洞窟はいかが？

福島県田村市滝根町にある鍾乳洞ですが、探検気分といっても普通に歩いて行け、ライトアップされた洞内は幻想的な雰囲気です。

もっとアクティビティを楽しみたいなら、一般コースのあとに探検コースを追加することもできます。

 

施設情報

住所：福島県田村市滝根町菅谷東釜山1

電話番号：0247-78-2125

アクセス：小野ICより車で15分

 

東山温泉

竹久夢路や与謝野晶子も愛したという温泉街で、風情を心行くまで味わうのも一人旅にはピッタリ！

会津若松の東に位置する山あいのいで湯で、渓流沿いの露天風呂が人気の和風旅館などが情緒たっぷりに立ち並んでいます。

近隣には白虎隊縁の地である飯盛山や、鶴ヶ城など会津に来たら見逃せないスポットもあり、観光の拠点としても便利です。

地方の温泉街にありがちなきらびやかなネオン街もなく、城下町の奥座敷にふさわしい、しっとりとした佇まいを残していますよ。

 

施設情報

住所：福島県会津若松市東山町

 

一人旅なら穴場でのんびり観光！福島穴場スポット6選！

あの1,000円札のモデルや、中世英国にタイムスリップしたようなリゾート・ホテル、きらびやかな世界のガラス展示など、一人でも楽しめる、福島の穴場スポットを6つご紹介。

 

野口英世記念館

1,000円札の肖像画でおなじみの野口英世は、磐梯山の麓、猪苗代湖畔の自然豊かな三ツ和村(現猪苗代町)で生まれました。

ノーベル賞の候補に3回も名前が挙がった細菌科学者・野口英世の生涯と業績をわかりやすく展示しているのが、こちらの記念館です。

体験型の展示では、ゲーム感覚で遊びながら野口英世が挑んだ細菌の世界を楽しく学ぶことができます。

文化に触れる一人旅にもピッタリですよね。

 

施設情報

住所：福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81

電話番号：0242-85-7867

アクセス：野口英世記念館前バス停下車、徒歩1分

 

ブリティッシュヒルズ

「パスポートのいらない英国」のコンセプトそのままの、とことん中世の英国文化にこだわったホテル＆リゾートです。

7万3000坪の広大な敷地に、マナーハウス（荘園領主の館）を中心にティールーム、パブ、12～18世紀の建物が点在し、中世英国の街並みが広がっている施設なので、敷地すべてが『映え』ること間違いなし。

スコットランドのハイランド地方に似た風土を持つという海抜1,000ｍの羽鳥湖高原に建てられ、もとは神田外国語大学の語学研修施設としてスタートしたというから納得です。

ホテルでの宿泊や食事はもちろん、外国人講師が教えるブリティッシュクラフトやテーブルマナーのレッスンもありますので、異文化に触れるのもよいかもしれませんね。

施設情報

住所：福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾字芝草1-8

電話番号：0120-131-386

アクセス：新白河駅より送迎バス有り(予約制)

 

世界のガラス館

世界中から集められた美しいガラス製品が展示されている観光施設です。

シャンデリアが美しい館内には、ヴェネチアングラスをはじめとした、多種多様なグラスウェアやクリスタルグラスや、天然石の大きな原石、天然席を使ったアクセサリー、インディアンジュエリーなどが2万5000点も展示されています。

ウィンドウショッピングもいいですが、おすすめは体験工房です。

エッチンググラスに吹きガラス、とんぼ玉と自分の好みにあったガラス製品を手作りすることができるので、旅の思い出を製作してみてはいかがでしょうか。

敷地内には、国際ビール大賞金賞受賞の猪苗代地ビールをお楽しみいただける猪苗代地ビール館や、地元の銘菓やスイーツを集めた猪苗代おかし館も併設されているので、休憩にもピッタリですよね。

 

施設情報

住所：福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字村南85

電話番号：0242-63-0100

アクセス：猪苗代磐梯高原ICより7分

 

強清水(こわしみず)湧水

会津の代表的な民謡「会津磐梯山」の中で「親は諸伯、子は清水」と唄われている会津の名水です。

怠け者の息子が、働き者の父が酒に見立ててこの湧き水を飲む様を見て、自らの親不孝を改心した、という民話発祥の地でもあります。

旧二本松街道の重要な休み処として栄え、福島の名水30選にも選ばれています。

 

施設情報

住所：福島県会津若松市河東町八田下ノ家

アクセス：強清水バス停下車すぐ

 

大和川酒蔵北方風土館

喜多方のふれあい通りから少し入った所にある、寛政2年創業の老舗の酒蔵で、歴史を感じる酒蔵内を無料で見学することができます。

お酒造りの道具などが展示してある北方風土感に隣接して、蔵本の売店があります。

風土感の見学をした後は、売店で日本酒の試飲もできます。

また、店舗内では飯豊連峰の万年雪が伏流水となって湧き出しており、酒の仕込み水となっています。こちらも自由に飲めますよ。

 

施設情報

住所：福島県喜多方市字寺町4761

電話番号：0241-22-2233

アクセス：喜多方駅より徒歩10分

 

会津藩校日進館

明治時代、会津藩士たちは敗軍という身分でありながら、様々な分野で名を残しました。

会津の人々がこういった素晴らしい功績を明治の世の中で残すことができたのは、藩校であった「日進館」の功績が大きかったといえます。

また、白虎隊が学んだことでも有名ですね。

戊辰戦争により会津藩校としての日新館は廃校になりますが、斗南藩となり困窮を極めながらも、『日新館』を創立しました。

町民にまで参加を呼びかけて子どもたちの教育に力を入れた、旧会津藩士の方々の高い志に思いを馳せることができる場でもあります。

 

施設情報

住所：福島県会津若松市河東町南高野高塚山10

電話番号：0242-75-2525

アクセス：東長原駅より徒歩13分

 

一人旅で味わう！福島名物グルメスポット5選！

喜多方ラーメンに、なみえ焼きそば、円盤餃子にラーメンバーガー！

福島に数多あるB級グルメや、福島ならではの海鮮料理など、一人旅でも気軽に立ち寄ることができる福島の名物グルメスポットを5つご紹介します。

食堂 はせ川

喜多方の老麺会に属さず、喜多方の水の良い田園エリアという郊外での実力で勝負している「タクシー運転手が選ぶ喜多方ラーメンの店」としても有名なこちら。

行列必至の人気店ですが、一人なら行列に並んでいても相手の時間を気にする必要がなく、気楽ですね。

丁寧に仕事をして頭やワタをのぞいた、片口鰯のいりこ出汁と丸鶏のダブルスープに、もちもち、ツルツル食感の太めの熟成ちぢれ麺が絡んで、なんともいえないバランスを醸し出しています。

また、バラチャーシューが絶品なので、肉好きな方はチャーシュー麺を選んでみてはいかがでしょうか。

 

施設情報

住所：福島県喜多方市大荒井6

電話番号：0241-24-5180

アクセス：第二中学校南口バス停下車、徒歩15分

 

杉乃家

もとは浪江町の地元で愛されてきた「なみえ焼きそば」ですが、現在は浪江町が福島第一原発事故の帰宅困難区域となっています。

なみえ焼きそばは、通常の中華麺より太い麺が特徴で、具はモヤシと豚肉というシンプルながらコクのあるソースとのバランスが素晴らしい逸品です。

七味にんにくも良いアクセントになっています。

現在は二本松市で営業されているこちら。

営業を再開されたのは震災から4ヶ月と経っていない2011年7月で店内の横断幕には『がんばろう浪江　ありがとう二本松』の文字が。ご亭主の思いにひたすら頭が下がります。

 

施設情報

住所：福島県二本松市本町2-3-1 市民交流センター 1F

アクセス：二本松駅より徒歩2分

 

ふるさと亭 喜多方店

道の駅喜多方の中の食事スペースで、定番のラーメンバーガーが食べられます。

ラーメンバーガーは醤油で味付けされた中華麺を、バンズの形に焼き固めて中にラーメンの具材を挟んだものです。

豚と鶏の2種類があり、豚は麓山高原豚が使用されているチャーシューです。

ほかにメンマとナルトが挟まれており、食べるとなるほど、口内でラーメンが完成する仕組み。

ラーメンバーガーが一番人気ではありますが、ほかにもラーメン丼や会津DEじゃらん定食も人気です。

 

施設情報

住所：福島県喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1

電話番号：0241-24-5500

アクセス：若松ICから車で30分

 

餃子 照井 飯坂本店

福島の隠れたB級グルメ、円盤餃子が名物の、飯坂温泉にある行列店。

こちらは行列必至のお店ですが、記名制なので常連さんたちは先に店に来て記名だけ行い、待っている間に近くの立ち寄り湯でひとっ風呂浴びる、というのが定石です。

揚げ焼きされた小ぶりの餃子はビールとの相性抜群！野菜炒めも鉄板に乗せて提供され、ソースとのからみが絶妙ですよ。

施設情報

住所：福島県福島市飯坂町錦町1-21

電話番号：024-542-4447

アクセス：飯坂温泉駅より、徒歩5分

 

割烹一平

夏は「歩くウニ」、冬は「どぶ汁」(鮟鱇鍋のこと)と、いわきの魚介の旬の魚介類が供される老舗の割烹店です。

「歩くウニ」はムラサキウニの生き造りで、殻の針が動くほど新鮮で、テーブルに置くと雲丹が歩いているように見えることから名づけられました。

100名規模の大宴会場があるので、いつも団体の観光客の予約が入っています。

 

施設情報

住所：福島県いわき市小名浜下町75

電話番号：0246-54-3311

アクセス：泉駅より車で10分

 

宿泊で旅を締めくくる！福島観光おすすめホテル5選！

一人旅に嬉しいお得なプランや、一人旅でも楽しみたい、充実した食事プランのある旅館など、福島まで観光に出かけたらぜひ泊まりたいおすすめのホテルを厳選して5つご紹介します。

 

アパホテル〈福島駅前〉

福島駅から徒歩1分と、アクセス抜群のこちらのホテルは、福島市内の観光拠点としても最適です。

福島駅前からのアクセスもよく、露天風呂からの眺めの抜群な大浴場が利用できるので1日の観光の疲れをしっかりと癒せますよ。

客室内は落ち着いた環境ながら明るく居心地のよい環境が特徴。ベッドも快眠を追求したものを採用していますので、思いっきり遊んで、ホテルでゆっくりと休めるのが嬉しいですよね。

 

施設情報

住所：福島県福島市太田町8-20

電話番号：024-525-3811

アクセス：福島駅より徒歩1分

 

ホテルアーバングレイスヴィラ　いわき駅前

こちらは『シングルユースプラン』があり、シングルの価格でダブルにランクアップしてくれる、一人旅に嬉しいホテルです。

大きなベッドで広々と寝ることができると、大好評。

無料の朝食ブッフェも、カレーにスクランブルエッグ、ウィンナーに小鉢にサラダと、無料サービスとは思えないほどの充実ぶりです。

朝から元気いっぱいで観光に出かけることができますね。

 

施設情報

住所：福島県いわき市平大工町11-4

電話番号：0246-38-6450

アクセス：いわき駅前より徒歩約３分

 

グランパークホテル パネックスいわき

こちらのホテルで1人旅に人気なのが、「缶ビール＆おつまみセットプラン」です。

缶ビールとおつまみがセットになっているので、自慢の大浴場で旅の疲れを癒したあとは、ホテルで飲みなおしができるのが嬉しいところ。

朝食ブッフェも付いているので、至せり尽くせりですね。

 

施設情報

住所：福島県いわき市平白銀町9-1

電話番号：0246-35-5515

アクセス：いわき駅より徒歩2分

 

旅亭小瀧

いわき市の小名浜は小滝温泉にある海鮮旅亭で、一人でも気軽に宿泊することが可能です。

新鮮な魚介を中心とした割烹料理が自慢で、冬には、あんこう鍋やかに、春には雲丹やあわび、夏から秋にはかつおのしゃぶしゃぶ、秋にはさんまの刺身といった四季折々に工夫を凝らしたメニューが並びます。

なかでも常磐を代表するお魚「めひかり」のから揚げは全国的にも珍しい逸品。

「めひかり」は、水深200～600ｍの海域に生息している深海魚です。

脂が乗った蕩けるような白身は、から揚げにすると外はパリッと、中はふわふわ、骨が柔らかいので骨までいただくことができます。

こちらにお泊りの際は、ぜひご賞味くださいね。

 

施設情報

住所：福島県いわき市小名浜大原小滝山根7

電話番号：0246-53-3101

アクセス：常磐線泉駅より車で10分

 

旅館ひのえまた

南会津の最も奥に位置し、尾瀬の玄関口でもある檜枝岐(ひのえまた)村は、昭和48年に温泉が出て温泉街となりました。

オーナーご家族のアットホームな人柄に、リピートする一人客続出の旅館です。

自慢は大自然と温泉、そして檜枝岐地方に古くから伝わる独特のそば料理と山人(やもうど)料理。

山で働く男の人達が、そば粉・酒・味噌・塩を持って山に上がり、山で採れる食材と合わせたことから”山人料理”と呼ばれるようになったのだとか。

その代表的なものが全く繋ぎを使用しない生そばである「裁ちそば」で、こちらでは大女将が腕をふるったものが供されています。

 

施設情報

住所：福島県南会津郡檜枝岐村字居平705番地

電話番号：0241-75-2324

アクセス：塩原ICより車で120分

 

まとめ

今回は、福島を1人で訪れる方へ向けて、おすすめの観光スポットをご紹介しました。

大自然を満喫できる観光スポットや、グルメ、さらには一人旅に最適なホテルまで、福島の旬のスポットが目白押し！

誰にも邪魔されずに楽しめる一人旅ですから、福島のグルメや文化を思う存分楽しみましょう。

今回ご紹介した情報が、あなたの福島一人旅の参考にしていただければ幸いです。

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

関連記事