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【2023年最新版!】”地球岬”で大自然を体感!「室蘭」観光で外せない見所を厳選7つ!

北海道の迫力のある自然や景観を堪能するのに最適な「室蘭」を観光するのに外せない見所7選をご紹介します。「地球岬」や「工場夜景」をはじめとした室蘭観光のポイントは、自然の魅力あふれる場所がたくさんあり、見る場所や訪れる時間を変えて観光してみると、また違った一面を楽しめます。

また、地上だけではなく海からの室蘭観光も外せません。今回はそんな室蘭観光のおすすめな見方やスポットについてご紹介していきたいと思います。

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目次

「室蘭(むろらん)」ってどんなところ?

北海道の先住民であるアイヌの方々から「モ・ルエラニ」もしくは「モ・ルエラン」の呼称で呼ばれていた室蘭。その意味は「小さな・下り路」を表しており「室蘭」という地名はこのアイヌ語を語源としています。

そこでまずは、室蘭へのアクセス方法や室蘭という場所についてをご紹介していきたいと思います。

ぜひ室蘭観光のおともにご覧ください。 

「室蘭」ってこんなところ!

室蘭といえば「工場夜景」が美しいと話題になっている場所で、夜景スポットとしては道外からも人気の高い場所になっています。この他、「北海道の自然100選」では第一位にも選ばれている「地球岬」も室蘭の定番観光スポットとなっています。

もともと室蘭は、アイヌの人々と交易するために海上屋が置かれていた場所で、これまでにも本州と北海道を結ぶ海陸交通の要衝として発展してきた場所です。そんな室蘭ですが、自然や夜景だけでなく、近年では「室蘭焼鳥」や「室蘭カレーラーメン」など、室蘭ならではのソウルフードも話題に上がっています。

「室蘭」へのアクセスは?

室蘭へアクセスするには、札幌からは車で約2時間、函館市からは約3時間15分、釧路市からは約6時間となっています。また飛行機で北海道に来た場合には新千歳空港からもアクセスしやすく、車では約1時間半ほどで向かうことができます。

JRで室蘭まで向かう際には、札幌駅から東室蘭までが約1時間半、南千歳駅からは約1時間となっており、函館駅からは約2時間の所要時間となっています。

この他、高速バスでの異動では札幌駅前ターミナルから出ている「高速白鳥号」に乗車し、東町バスターミナルで下車するまでは約2時間、新千歳空港から出ている「高速はやぶさ号」では約1時間半の所要時間となります。

絶対外さない!室蘭の定番観光スポットを厳選!おすすめ7つ

室蘭を観光するのであれば、工場夜景や地球岬など必ず訪れておくべき観光スポットがいくつかあります。ここからは、室蘭観光で絶対に外さないおすすめの定番観光スポット7選をご紹介していきたいと思います。室蘭の魅力を心ゆくまで満喫してください。

工場夜景

室蘭の工場夜景は「日本六大工場夜景」の一つにも数えられる工場夜景のベストスポットで、ナイトクルージングも行われているほどの人気ぶりです。

室蘭の工場夜景は鉄鋼業や造船業、化学工場などの大きな工場による明かりによって彩られており、高低差のある地形と湾上の地形が工場の夜景をより引き立てています。夜景を見る場所によっても異なる景色が見られ、中でも「測量山」や「白鳥大橋」が人気のスポットとなんですよ。

スポット情報(測量山)

住所:北海道室蘭市清水町1丁目
駐車場の有無:有り
アクセス:JR室蘭駅より車で10分

地球岬

前述ではアイヌを語源として室蘭という地名がつけられていると説明しましたが、「地球岬」もまた、アイヌ語を語源とした場所です。

地球岬は100メートル前後の断崖絶壁が連なる景勝地として知られていますが、アイヌ語では「ポロ・チケプ(親である・断崖)」と呼ばれており、この語源が徐々に崩れていったことで「チキウ岬」と呼ばれるようになりました。

快晴の日には展望台から太平洋を一望することのできる絶景が見られ、日の出も綺麗に見られるということもあり、年越しのタイミングでは初日の出を参拝しにくる方も少なくありません。 

「北海道の自然100選」では1位に選ばれるほどの景勝地で、圧倒的な大自然の偉大さや美しい景観を感じるには最適な場所となっています。

スポット情報

住所:北海道室蘭市母恋南町4-77
駐車場の有無:有り
アクセス:JR母恋駅より車で10分
公式サイト:http://muro-kanko.com/see/chikyuumisaki.html

白鳥大橋展望台

室蘭の観光スポットとしても人気のある「白鳥大橋」は、1998年に開通した全長1380メートルの大きな吊り橋で、着工から14年もの歳月をかけて作られた東日本最大の吊橋です。

そんな白鳥大橋や工場夜景を臨むのに最適なのが「白鳥大橋展望台」です。白鳥大橋のイルミネーションを目線と同じ高さで眺めることができる唯一のスポットなので恋人と行きたいスポットのひとつ。

祝津公園や測量山にもアクセスしやすいので、合わせて一緒に訪れてみるのもいいかもしれません。

スポット情報

住所:北海道室蘭市祝津町3丁目
駐車場の有無:有り
アクセス:JR室蘭駅より車で10分
公式サイト:http://www.city.muroran.lg.jp/main/org6400/hakucho_index.html

トッカリショ

高さ100メートル前後の断崖が続く「トッカリショ」は、地球岬と同様に大自然の絶景を堪能できる観光スポット。断崖が続く様子や海と空のコントラストが非常に美しい景観で、雄大な北海道の様子を堪能するのに最適なスポット。

「トッカリショ」とは、アイヌ語で「アザラシの岩」を指す「トカル・イショ」が崩れた呼称のことですが、かつてはこの場所にアザラシが多く生息していたと考えられます。トッカリショを観光の際は、非常に海風が強く冷たいので、夏に訪れるのがよいでしょう!

スポット情報

住所:北海道室蘭市母恋南町3丁目
駐車場の有無:有
アクセス:JR母恋駅より車で約10分
公式サイト:http://muro-kanko.com/see/tokkarisyo.html

ボルタ工房

非常に美しい工場地帯を持つ室蘭ですが、「鉄のまち室蘭」とも称される事があります。そんな室蘭にある「ボルタ工房」は、ボルトやナット、ワッシャーなどを半田付けして作ったボルト人形「ボルタ」を手作り体験できる工房です。

自分で手作りしたボルタは持ち帰りも可能で、旅のお土産としても最適。また、併設されている販売コーナーにはお土産にもおすすめな、様々なポーズやシチュエーションを表現したボルタが販売されています。思い出を形に残したい方、必見です。

施設情報

住所:北海道室蘭市輪西町1丁目32-6
営業時間:10:00〜17:00
休業日:(5月~10月)月曜日(11月~4月)日曜日・月曜日
電話番号:0143-47-8233
アクセス:JR輪西駅より徒歩6分
公式サイト:http://www.tetsupro.com/bolta_site/

やきとり 吉田屋

室蘭のソウルフード「室蘭やきとり」を食べるなら、昭和21年創業の老舗「やきとり 吉田屋」に立ち寄るべし。

室蘭やきとりは鶏肉ではなく、豚肉・玉ねぎを柔らかくジューシーに焼き上げ、オリジナルのタレや洋からしにつけて食べるという、一般的な焼鳥とは少し違ったスタイルのご当地グルメです。

室蘭のソウルフードと言われる所以には、人口に対する焼き鳥屋の割合が日本一とも言われる理由があり、中でも老舗焼き鳥店の吉田屋が地域住民にも愛されているのには、吉田屋の秘伝のタレが最大の魅力ポイントであるからです。

店舗情報

住所:北海道室蘭市中央町2丁目3-6
営業時間:17:00~23:00
休業日:日曜日
電話番号:0143-23-2948
アクセス:JR室蘭駅より徒歩2分
公式サイト:http://muro-kanko.com/eat-buy/yoshidaya.html 

しぶき屋

室蘭やきとりと並び、室蘭のソウルフードと呼ばれ始めているのが「室蘭カレーラーメン」です。

地元民に愛されているご当地グルメ「室蘭カレーラーメン」とは、一般的なラーメンの具材であるチャーシューや野菜に加え、北海道特有の縮れ麺とスパイシーでトロミの付いた濃厚なカレースープが絡み合った、北海道内でも珍しいラーメンです。

実に室蘭にあるラーメン店約50店舗中、約6割の店舗でカレーラーメンを提供しており、中でもイチオシなのが厳選素材の数十種類から作り上げる、栄養満点なスープが魅力。

 

店舗情報

住所:北海道室蘭市高砂町2丁目17-9
営業時間:11:30~21:00
休業日:火曜日(祝日の場合営業)
電話番号:0143-44-2611
アクセス:JR鷲別駅より車で2分
公式サイト:http://muro-kanko.com/eat-buy/shibukiya_02.html

知っておくと便利!室蘭の交通機関情報

室蘭観光に行く際に知っておくと便利なのが、室蘭の交通機関についての情報です。室蘭自体はそこまで大きな町ではありませんが、観光で利用するのに最適な観光バスや観光タクシー、海からの観光に最適な観光船などがあります。

【観光バス】室蘭夜景見学バス

室蘭の工場夜景を満喫するなら、室蘭観光推進連絡会議と道南バスが試験的に運行している室蘭夜景見学バスがおすすめ。2019年は6月1日〜7月14日の期間中に1日1便運行、完全予約制の観光バスとなっています。

むろらん観光ツアーガイドが案内をしてくれて、所要時間は約2時間45分でJR東室蘭駅発着、崎守町まで往復する間に定番の観光スポットを案内してくれます。また、料金は大人1500円、小児(小学生)が500円という低価格設定も嬉しいポイント。予約は早めしておくことをおすすめします。

お問い合わせ(一般社団法人 室蘭観光協会)

電話番号:0143-23-0102
受付時間:(4月~10月)8:00~19:00(11月~3月)8:00~17:00 

【観光タクシー】室蘭個人タクシー協会

室蘭観光の際には、室蘭の経験豊富な地元個人タクシーがガイドを交えながら、室蘭の景勝地や名所、旧跡などを巡る観光タクシーもおすすめです。モデルコースもHPに豊富に掲載されており、旅の目的や好みに合わせてコースをカスタマイズすることも可能です。あらかじめ行きたい場所を決めておき、タクシードライバーに相談しておくのがよいでしょう。

また、駅や空港、ホテルなど指定の場所まで出迎えて案内してくれるので、観光タクシーを利用するのであれば宿泊先の場所も気にする必要も無いので非常に便利です。

お問い合わせ
電話番号:0143-45-2021

 

【観光船】むろらんクルージング

室蘭観光は海上から観光ができる「むろらんクルージング」も外せません。日中は室蘭の海に住む野生生物が見られる「イルカ・クジラウォッチング」、夜は工場夜景を楽しむ「ナイトクルージング」と、室蘭観光も2度楽しむことができます。

季節や時間によっても異なりますが、イルカ・クジラウォッチングの運行期間は6月〜8月の夏季期間限定で所要時間は約150分、1日2便の運行となっており、ナイトクルージングは4月〜11月頃までの期間で1日1便、所要時間60分となっています。

陸での室蘭観光も魅力がたくさんありますが、観光船からの室蘭観光ではまた違った見方ができるので、まずは一度、陸地での観光をしたあとにクルージングするのがいいでしょう。

お問い合わせ(スターマリン株式会社)

電話番号:0143-27-2870

まとめ

室蘭観光の定番スポットや、観光の際に利用すべき観光方法についてご紹介してきました。近年の室蘭は工場夜景が最も注目を集める観光スポットとなっていますが、自然環境も地球岬やトッカリショなど、室蘭ならではの景観が見られるので、室蘭以外の観光地に行ったことがある方にもおすすめの場所です。

札幌からのアクセスも比較的近く、特に夏がおすすめの観光地ですので、今回の記事を参考に旅行計画を立ててみてください!

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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