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「隈研吾設計のデザイン美学と国内最大級17,000人収容！名古屋『IGアリーナ』の座席構成を徹底解説

公開日: 2025/02/05
更新日: 2025/02/06

名古屋市の名城公園内に位置する「IGアリーナ」は、自然と調和したデザインと最新技術を融合させた最新鋭エンターテインメント施設。建築家・隈研吾氏が手掛けた革新的なデザインで注目されています。そんな「IGアリーナ」の特徴や座席構成などをいち早く紹介します。

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「IGアリーナ」設計・デザインの特徴

「樹形アーチ」をモチーフにした外観

IGアリーナの外観には、名城公園の木々との調和を意識した「樹形アーチ」が採用されています。このデザインは、木漏れ日の下に人々が集う風景をイメージしており、公園とアリーナの一体感を創出しています。

隈研吾氏による設計

新国立競技場を手掛けた世界的建築家・隈研吾氏がIGアリーナの外観デザインと内装の一部を手掛けています。名城公園の自然環境と調和する温かみのあるデザインが特徴で、地域との共生を目指しています。

視覚的・体験的な一体感

歴史ある名城公園の緑や、伝統的な木組み構造をコンセプトに取り入れ、公園と建築が響き合う空間を実現しています。この設計は、訪れる人々に非日常感やワクワクする体験を提供することを目的としています。

スマートアリーナ機能

ストレスフリーなキャッシュレス決済やモバイルオーダーなど、最新技術を活用した利便性の高い施設設計も特徴です。

「IGアリーナ」のキャパシティ

IGアリーナの最大収容人数は約17,000人（立ち見を含む、着席時は約15,000人）で、国内アリーナ施設の中でも最大級の規模を誇ります。他の主要アリーナ施設と比較すると以下のようになります。

さいたまスーパーアリーナ	37,000人（メインモード）	国内最大規模。可変式レイアウトで多様なイベントに対応。
Kアリーナ横浜	20,033人	音楽専用アリーナで、音響設備が最適化されている。
横浜アリーナ	17,000人	新横浜駅近くに位置し、多目的利用が可能。
IGアリーナ	17,000人（立ち見含む）	名古屋城を臨むロケーションで、最新のスマート機能を備えた多目的アリーナ。
大阪城ホール	16,000人	大阪城近くに位置し、多くのコンサートやスポーツイベントが開催される。
有明アリーナ	15,000人	東京オリンピックの会場として建設され、現在は多目的施設として利用

IGアリーナのキャパシティは横浜アリーナと同じで、国内トップクラスの規模です。ただし、さいたまスーパーアリーナやKアリーナ横浜には若干劣ります。

「IGアリーナ」の座席配置

「IGアリーナ」の座席配置は、4つの階層に分けられていて、観客がどの位置からでも快適にイベントを楽しめる設計が施されています。以下に階層別の座席構成を詳しく紹介します。

1階：可動席

イベントの種類に応じて自由にレイアウトを変更できる可動席が設置されています。これにより、スポーツ競技や音楽ライブなど、多様な用途に対応可能です。

2階：固定席とプレミアムシート

「固定席」は約9,000席が設置されており、どの位置からもステージや競技エリアが見やすいよう傾斜角度が工夫されています。

「プレミアムシート・ラウンジ」は特別な観戦体験を提供するエリアで、ラウンジ付きの座席も用意されています。専用エントランスや高品質なサービスが利用可能です。

3階：スイートルーム

全40室のスイートルームが設けられており、約1,000席分の観客スペースがあります。愛知県産の木材を使用した内装で、高級感と快適さを兼ね備えています。

4階：スタンド席

上層部には急な傾斜角度が採用されており、高い位置からでも視界が遮られない設計です。これにより、大規模イベントでも全体を見渡せる臨場感を味わえます。

「IGアリーナ」座席レイアウトの工夫

「IGアリーナ」では楕円形（オーバル型）と馬蹄型を融合させた「ハイブリッドオーバル型」を採用。スポーツ観戦や音楽ライブなど多様なイベントに最適化された革新的な設計です。

オーバル型は視認性を重視し、競技場全体を見渡しやすい設計。一方、馬蹄型は音響効果を高め、ライブイベントでの臨場感を向上させます。

どの座席からもステージや競技エリアが見やすいよう、傾斜角度が工夫されています。コートやステージとの距離が近くなるよう設計されていて、特にスポーツモードでは360度囲むような配置が可能です。

馬蹄型部分の採用により、音響が均一に広がる設計となっており、音楽ライブやコンサートで高品質な鑑賞体験を提供します。

充実した飲食区画

「IGアリーナ」には、約20店舗の飲食店と約10区画のワゴン店舗が設置され、国内アリーナでは類を見ない多店舗展開が特徴。これにより、訪れる観客は多様なグルメを楽しむことができます。また、キャッシュレス決済やモバイルオーダーなどのスマートアリーナ機能を活用し、混雑を避けてスムーズに飲食を利用できる仕組みが整っています。

「IGアリーナ」のホスピタリティエリア

IGアリーナのホスピタリティエリアは、1,900人を収容可能なスイートルームやラウンジを備えた特別な空間です。専用エントランスを利用することで混雑を避けられ、食材にこだわった食事や特別なサービスを提供します。

これにより、観客はスポーツやライブ観戦だけでなく、特別感のあるプレミアムな体験を楽しむことができます。

「IGアリーナ」へのアクセス

名古屋市営地下鉄名城線「名城公園」駅：徒歩0分（駅直結）
名古屋市営地下鉄名城線「名古屋城」駅：徒歩11分
名古屋市営地下鉄鶴舞線「浄心」駅：徒歩18分

「IGアリーナ」には専用駐車場がないので、公共交通機関の利用がおすすめです。

ライブ・コンサート遠征の宿泊予約は「minute（ミニッツ）」で

名古屋市の新たなランドマークとして注目されている「IGアリーナ」について詳しく紹介しました。

大きなライブやコンサートがある時は、会場周辺のホテルは埋まるのも早いので、早めに部屋を押さえることが安心です。また当日は物販などで何かとお金もかかってしまうので頭の痛い所。

「minute（ミニッツ）」は、最短2分の審査で後払いが可能なホテル予約サービス。宿泊代金の支払い期限を最大2カ月後まで延ばすことができます。クレジットカード不要なので、クレジットカードがない学生も安心。

「IGアリーナ」のコンサート・ライブに行く時の参考になると幸いです。

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。