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【北海道】絶景に絶品グルメ!「道南」観光の定番と穴場をご紹介!

北海道の中でも、人気の観光地が多く集まる道南エリア。本州からは新幹線で行くこともできるので、比較的気軽にアクセスできるエリアでもあります。
今回は、そんな道南エリアについてまとめました。道南エリアを小樽・ニセコ・積丹・函館の4つのエリアに分けて、それぞれ厳選の観光スポットを3つずつ紹介します。
いまさら聞けない「道南ってどこのこと?」「どんなところなの?」という疑問も解消!これであなたも道南マスター!?

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目次

「道南」ってどこをさす?

北海道のエリア分けで使われる「道南」「道北」などのワード。実はこのエリア分け、明確な定義があるわけではないんです。

では「道南」って、どのあたりのことなのでしょうか。道南とは主に、本州に向かって伸びる渡島・檜山地方を指します。北の玄関口として栄えたことから、多くの文化遺産や歴史を感じられる観光地が多いエリアです。

道南は水産業も盛んで、新鮮な魚介類を味わうのもおすすめ。グルメ好きにも欠かせないエリアです。今回は、道南の中で代表的な観光地である「小樽」「ニセコ」「積丹」「函館」の4つの地域のおすすめスポットを紹介します。

 

北海道観光の定番!運河が有名な「小樽(おたる)」地域

小樽といえば、レトロな雰囲気の運河や倉庫街を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。北海道でも屈指の商業都市である小樽はかつて港や鉄道、ニシン漁で栄えてきました。古い街並みが残るスポットでは、散策や運河のクルーズで当時の面影を楽しみましょう。

また、小樽は坂が多い事でも有名。船見坂や外人坂など、小高い場所から見る小樽の景色も味わってみてください。小樽のシンボルでもある天狗山は、ウィンタースポーツや夜景が楽しめるスポットとしても人気です。

 

小樽運河

小樽の観光なら、運河周辺の散策は外せません。小樽は、大正時代からの建物や倉庫が多く残る地域。オリンピックや人口の増加で近代的に変化した札幌とは、対照的な雰囲気です。レンガ造りの倉庫やゆったりと流れる運河は、見ているだけでゆったりとした気分になれます。

1年を通して、色々な表情を見られるのも小樽の魅力で夏は音楽フェスや「おぼん万灯会」、冬はローソクの柔らかな光が幻想的な「雪あかりの路」など、イベントが盛りだくさん。お目当ての催しに合わせて遊びに行くのもおすすめの楽しみ方ですね。小樽運河周辺はグルメも豊富。迷ったら、小樽のソウルフード「なるとの若鶏半身唐揚げ」は必食です。

 

スポット情報

住所:北海道小樽市港町4-3 

電話番号:0134-33-2510(小樽観光協会)

アクセス:【電車】JR函館本線「小樽」駅から徒歩10分

【車】札幌自動車道「小樽」ICから10分

駐車場の有無:近隣にコインパーキング多数/小樽第3埠頭に観光駐車場あり(1回600円)

 

北一硝子

ガラス工芸が盛んな事でも知られる小樽で明治から続くガラス文化にも触れてみましょう。北一硝子は、100年以上の歴史があるガラス製品の製造会社。石油ランプや漁業用の浮き玉の製造から始まり、今では幅広い製品を販売しています。グラスやアクセサリーは、お土産にしたら喜ばれること間違いなしです!

北一硝子を訪れるなら、朝早い時間がおすすめです。3号館にある喫茶店(北一ホール)では、8時45分の開店と同時に石油ランプの店頭作業が行われます。

店内にある石油ランプは、なんと167個。ひとつひとつ丁寧に灯されていく姿は、とても神秘的です。喫茶店ではアルコールや軽食の提供もあるので、ゆっくりとくつろぐにはぴったり。幻想的な雰囲気の中、お昼から贅沢にお酒を楽しむ…という過ごし方はいかがでしょうか。

 

スポット情報

住所:北海道小樽市堺町6-146

営業時間:8:45~18:00

休業日:年中無休

電話番号:0134-33-1993

アクセス:【電車】JR函館本線「小樽」駅から徒歩20分

【車】札幌自動車道「小樽」ICから10分

※専用駐車場あり

 

おたる水族館

小樽のレトロな街並みを満喫したら、海の生き物にも会いに行ってみましょう。おたる水族館は、アザラシの飼育数日本一、日本近海に住むアザラシのほとんどの種類を飼育するなど、実力派の水族館として人気を博しています。

トドの豪快なダイブや、愛くるしいアザラシの姿が楽しめるショーは必見。海に面した「海獣公園」には、海を仕切っただけの展示コーナーもあり、海藻が自然に生い茂り、より野生に近い環境を観察することができます。海獣公園がある海岸線は、国定公園にも指定されているエリアなので野生のトドやアザラシも生息しています。そのため、野生のトドが柵を乗り越えてきた!なんていうハプニングもあるのだとか。冬はペンギンの雪中散歩や、ペリカンの館内ウォークも好評です。

 

スポット情報

住所:北海道小樽市祝津3-303

電話番号:0134-33-1400

営業時間:9:00~17:00

休業日:2月中旬~3月中旬/11月下旬~12月中旬

アクセス:【車】札幌自動車道「小樽」ICから20分

【電車+バス】JR函館本線「小樽」駅⇒北海道中央バス [11]祝津線(おたる水族館ゆき)に乗車(30分)⇒「おたる水族館」バス停下車すぐ

 

やっぱりウィンタースポーツなら!「ニセコ」地域

ニセコはアイヌ語で「切り立った崖」という意味で冬には2mもの雪が積もることもある自然豊かなエリアです。ニセコに積もる雪は、世界中からスキーヤーが訪れるほど上質なので、冬になればサラサラのパウダースノーを求めて、たくさんの観光客がウィンタースポーツを楽しみに訪れます。

さらに、グルメを楽しむのもニセコ観光の醍醐味のひとつ。

山に囲まれ、昼夜の寒暖差が激しいニセコ。そんな厳しい環境で育った作物には、旨みと栄養がギュッと詰まっています。美味しいものを求めて、ニセコをめぐってみるもの面白いかもしれません。

 

ニセコ第二有島だちょう牧場

牧場といえば牛や馬がいる風景が定番ですが、こちらはだちょうが有名な牧場です。夏の放牧期間には、悠遊と走るだちょうの姿を楽しむことができますよ!

地球最大の鳥で、恐竜に最も近いと言われるだちょう。ニセコのシンボル羊蹄山と広がる牧草地をバックに眺めれば、ちょっぴり古代の風も感じられるかも!?2018年にオープンしたカフェと工房スペースでは、だちょうの卵を使ったスイーツやお土産を楽しむこともできます。ニセコならではのだちょうグルメ、ぜひご堪能下さい!

 

施設情報

住所:北海道虻田郡ニセコ町豊里239-2

電話番号:090-8273-8324

営業時間:10:00~16:00(5月~11月中旬)※11:00開園の日もあり。ホームぺージにて要確認

休業日:11月中旬~4月※ホームページにて要確認

入場料:無料

アクセス:【車】札幌より110分/小樽から90分

【電車+タクシー】JR函館本線「ニセコ」駅から10分

駐車場の有無:あり(無料)

 

ニセコワイナリー

ニセコワイナリーは高級レストランからも人気の高い「ニセコオーガニックスパークリングワイン」を作るワイナリー。自社管理農園で、無化学農薬、無化学肥料にこだわって作られています。

その味わいは、ぶどうの生命力にあふれすっきりしていると地元の方からも評判です。ワイナリーでは直販を行っていて、希少なワインに出会うこともできます。奥様が絵本作家で、敷地内には絵本ライブラリーもあるのでワイナリーと合わせて、絵本の世界ものぞいてみましょう。

 

施設情報

住所:北海道虻田郡ニセコ町字近藤194-8

電話番号:0136-44-3099

営業時間:12:00~13:30

休業日:なし

 

「いし豆」(蕎麦)

ニセコは蕎麦の栽培もさかんなので、美味しいお蕎麦が食べられるお店がたくさんあります。中でも、行列ができるほど人気なのが「いし豆」。

石臼で挽いた粗びきのそば粉と機械挽きのそば粉を合わせて作る蕎麦は、風味豊かで繊細な味わいで訪れる客を虜にしています。羊蹄の湧き水や地産地消にこだわった食材を使用し、観光客はもちろん、地元の人からも注目されるお店です。

土日は、開店前から行列ができるほどにぎわうこともあります。そばがなくなり次第終了なので、早めに行きましょう!

 

店舗情報

住所:北海道虻田郡真狩村字社206-8

営業時間:11:30~15:00(ラストオーダー14:45)※蕎麦がなくなり次第終了

休業日:水・木曜日

電話番号:0136-45-3691

アクセス:【車】札幌から120分/小樽から90分

【電車+タクシー】JR函館本線「ニセコ」駅から10分

 

「ソーラン節」の故郷!「積丹(しゃこたん)」地域

北海道の日本海側に位置する積丹半島は「ソーラン節」発祥の地としても知られています。積丹は明治から開拓が始まり、にしん漁が盛んでした。にしん漁で大きな網を引き揚げるときに唄われていたのが、ソーラン節です。

また、積丹半島から見る海は、北海道で唯一海中公園に指定されているほどの美しさ。夏になると透明度が増し、海底の岩肌や砂地が見えそうなほど透き通ります。積丹の海には海藻が少ないため、より透明に見えるのだとか。その青さは「積丹ブルー」と呼ばれ、訪れる人の目を楽しませています。

 

神威岬(かむいみさき)

積丹半島の先端に位置するスポット。細長く伸びた岬と、灯台まで続く遊歩道が印象的です。

かつては神のみが立ち入ったとされる神聖な場所で、遊歩道の入り口には「女人禁制」と書かれた門や看板も。女性だと躊躇してしまいそうですが、今は誰でも通ることができるので安心してくださいね。

夏には、黄色く可憐な「エゾカンゾウ」の花も楽しむことができます。起伏があり風も強いので、動きやすい服装で出かけましょう。

 

スポット情報

住所:北海道積丹郡積丹町神岬町

アクセス:【車】後志自動車道「余市」ICから60分

【バス】北海道中央バス「高速しゃこたん号」乗車⇒「神威岬」バス停下車

※「札幌駅前ターミナル」から3時間15分/「小樽駅前」から2時間10分/「余市駅前」から1時間40分

駐車場の有無:あり(300台)

 

積丹岬・島武意海岸

日本の渚百選にも選ばれた海岸。積丹岬駐車場のそばにあるトンネルを抜けると、透き通った海が一面に広がります。

標高100mの高さから眺める積丹ブルーは絶景です。絶壁に囲まれた海岸に見えますが、海のそばまで降りていく道もあります。ちょっと険しい道ですが、そそりたつ崖を見上げるアングルもまた絶景。吸い込まれそうな積丹ブルーを、近くで感じてみましょう。

 

スポット情報

住所:北海道積丹郡積丹町入舸町

アクセス:【車】後志自動車道「余市」ICから60分

【バス】JR函館本線「余市」駅⇒北海道中央バス「神威岬」行き乗車(1時間15分)⇒「島武意海岸入口」バス停より徒歩15分

駐車場の有無:あり(100台・無料)

 

しゃこたん土産と喰処 カムイ番屋「しゃこたんブルーソフト」

積丹の眺めを楽しんだら、お次はグルメです。神威岬駐車場のそばにあるカムイ番屋では、積丹ブルーにちなんだソフトクリームが話題。その色は、積丹ブルー顔負けの真っ青なソフトクリームなんです。

ほんのりとしたミントの風味が、あっさりしたミルクによく合うソフトクリーム。積丹ブルーの海をバックに写真を撮ってみるのも楽しそうですね。そのほか、ジェラートやアイス、ラムネなど、積丹ブルーを思わせる青いグルメもたくさん。ご当地限定のお土産を探してみましょう。

 

店舗情報

住所:北海道積丹郡積丹町大字神岬町字シマツナイ92

営業時間:5月~9月【レストラン】11:00~17:00

【売店】10:00~17:00

定休日:10月~4月

電話番号:0135-46-5730

アクセス:【車】後志自動車道「余市」ICより60分

【バス】北海道中央バス「高速しゃこたん号」乗車⇒「神威岬」バス停下車

※「札幌駅前ターミナル」から3時間15分/「小樽駅前」から2時間10分/「余市駅前」から1時間40分

駐車場の有無:あり(300台)

 

異国情緒溢れる街並みが美しい「函館(はこだて)」地域

夜景や伝統的な街並みが美しい函館は平成26年度には「日本で最も魅力的な都市」にも選ばれ、北海道の中でも人気の観光スポットになっています。

エリアごとに違った雰囲気で観光が楽しめるのも、函館のいいところです。

朝市・大門エリアでは函館朝市の賑やかさを。元町・函館山エリアでは異国情緒あふれるエキゾチックな雰囲気を。ベイエリアでは赤レンガ倉庫でおしゃれにウインドウショッピング。といった具合にお好みのスポットで観光を楽しむことができますよ。さあ、函館のいろいろな表情を探しに行きましょう。

 

函館山ロープウェイ・展望台

函館といえば、函館山からの眺めが代表的。山頂からの眺めは、函館の街並みから津軽海峡まで360℃の大パノラマと圧巻の一言です。

あのくびれた地形と、どこまでも続くような夜景は、函館を訪れたら絶対に味わってほしい景色です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの3つ星を獲得した美しい眺めを堪能してください。

函館山の山頂へは、ロープウェイで行くことができます。日没後は、夜景目当ての観光客でかなり混み合うことも。混雑を避けるなら、比較的空いているお昼の時間帯に足を運んで、津軽海峡や函館港の眺めを楽しむのもおすすめです。

 

施設情報

住所:北海道函館市元町19-7

電話番号:0138-23-3105

アクセス:【車】函館新道「函館」ICから25分

【JR+市電】JR函館本線「函館」駅⇒函館市電「函館駅前」乗車⇒「十字街」から徒歩10分

 

金森赤レンガ倉庫

かつては北の玄関口として栄えた函館のベイエリア。物流を支えた倉庫街は、今では飲食店や雑貨店などの商業施設として利用されています。明治に造られた運河沿いや赤レンガ倉庫はチャペルやカフェなどが建ち並び、おしゃれでどこかノスタルジックな雰囲気。ぶらぶらと散策するだけでも楽しめそうです。

赤レンガ倉庫街には、お土産の購入ができる「金森洋物館」や、明治の面影が残る「函館ヒストリープラザ」など。おしゃれなお店でウィンドウショッピングを楽しむもよし、歴史を感じながら散策や食事を楽しむもよし、ひとつのエリアで様々な楽しみ方ができます。

旅の途中にぜひ立ち寄りたいスポットです。

 

施設情報

営業時間:9:30~19:00

休業日:年中無休

住所:北海道函館市末広町14-12

電話番号:0138-27-5530

アクセス:【車】道央自動車道「大沼公園」ICから45分

【電車】JR函館本線「函館」駅から徒歩15分

 

湯の川温泉

函館市電の湯の川温泉駅と湯の川駅付近にある温泉街です。函館空港から車で5分、新函館北斗駅からも45分と、アクセスも抜群なので気軽に立ち寄れますよ!

日帰りで楽しめる施設やホテルもあるので、函館観光の疲れを癒すのにもぴったり。函館駅からも市電で30分ほどなので、足をのばしてみてはいかがでしょうか。

湯の川温泉がある渡島半島は、昔から漁業が盛んな地域。魚介類の調理技術も高く、高レベルな魚介料理を味わえるスポットとしても知られています。温泉好きにもグルメを求める人にもおすすめのエリアです。

 

スポット情報

住所:北海道函館市湯川町

電話番号:0138-57-8988(函館湯の川温泉旅館協同組合)

アクセス:【市電】函館市電「湯の川」駅または「湯の川温泉」駅周辺

【車】函館新外環状道路「赤川」ICから20分

 

まとめ

北海道の道南エリア(小樽・ニセコ・積丹・函館)の観光スポットを紹介しました。景勝地など自然を楽しむスポットは、天候や季節などによって営業時間や定休日が変わることもあります。事前に観光地の情報を確認して出かけるようにしましょう。

道南エリアには、自然あふれるスポットや歴史を感じられるスポットなど、バラエティに富んだ観光地が盛りだくさん。旅のスタイルに合わせて、訪れる場所を選んでみましょう。

 

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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