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【四国観光】県を超えたモデルコース3つ!スポット11選!

香川県、高知県、愛媛県、徳島県の4つの県からなる四国。
4つの県しかないのに意外とすべての県を答えられる人も少ない四国ですが、実は観光資源が豊富にあるんですよ。
今回は四国全体に焦点を当て、自然、歴史、島の観光スポットに項目分けし、モデルコースとしてご紹介!
どのスポットも魅力的で、楽しい思い出が作れるところばかりですので、観光で四国を訪れようとお考えの方はぜひ参考にしてお出かけしてみてくださいね。

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目次

景色抜群!自然を堪能できるコース

まずは数ある観光スポットの中から四国が誇る大自然が堪能できるスポットをご紹介します。

どのスポットも見応え満載で、心がほっこり癒される所ばかりなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

1つ目:遊子水荷浦の段畑

日本農村百景や国の重要文化的景観に選定されている「遊子水荷浦の段畑」。

遊子水荷浦の段畑とは急斜面に石垣を組んで作られた階段状の畑のことで、一般的には段々畑と呼びますが、こちらのエリアでは"だんばた"と呼んでいます。

段畑の誕生は江戸時代末期頃にまで遡りますが、時代の流れと共に徐々に縮小され、最大で約30haほどあった段畑は2ha程まで減少していったそうです。

しかし現在は地元有志が中心となって復旧作業を続けた結果、美しい景勝地として注目されるようになりました。

急な斜面にある段畑と海、空の造り出す風景はとても美しく、段畑を見に訪れた人々の心を魅了します。

基本情報

アクセス:宇和島道路「宇和島南」ICから車で約30分

住所:愛媛県宇和島市遊子2323-3

電話番号:0895-62-0091

 

2つ目:天狗高原

息を呑むような美しい大自然が視界いっぱいに広がる「天狗高原」。

天狗高原は"四国カルスト"と呼ばれることもあり、日本三大カルストの1つに数えられているスポットです。

三大カルストの中では標高が最も高いことでも知られ、春には深緑、夏は空の雲と草原が織りなすコントラスト、秋には紅葉が楽しめます。

山の天気は変わりやすいため、運が絡んできますが、朝には雲海が見られたり、夜にはプラネタリウムのような美しい星空が見られたりするので、街中では体験できない体験をしていきましょう。

基本情報

アクセス:高知自動車道「須崎東」ICから車で約1時間20分

住所:高知県津野町芳生野乙4921-22

電話番号:0889-55-2021(津野町産業課)

 

移動はこれ!:奥祖谷観光周遊モノレール

世界一の最延長、高低差、傾斜度、最高標高地と数々の世界一を誇る観光モノレール「奥祖谷観光周遊モノレール」。

徳島県祖谷地方は秘境と呼ぶにふさわしい山奥にあり、辿り着くのも一苦労な場所にあります。

奥祖谷観光周遊モノレールは1周4600mのコースを約65分かけて進むモノレールで、リラックス効果のある森林浴を楽しみながら自然も満喫できるんです。

土日祝日や大型連休の日には多くの人が訪れ、当日乗車チケットが売り切れてしまうことも珍しくないので、早めに到着することをおすすめします。

基本情報

アクセス:徳島自動車道「井川池田」ICから車で約1時間50分

営業時間:(4~9月)8:30~16:00(10~11月)8:30~15:30

定休日:水曜日 12月~3月(冬期休業)

料金:大人(中学生以上)1,500円/小学生700円/小学生未満無料

住所:徳島県三好市東祖谷菅生

電話番号:090-7781-5828

 

3つ目:寒霞渓 国立公園

約1300万年前の火山活動によって安山岩などの岩石が地殻変動や浸食により、現在の姿となった「寒霞渓 国立公園」。

春のヤマザクラや夏の緑、秋の紅葉と色彩豊かに変化する渓谷は日本三大渓谷美の1つとして数えられ、季節を問わず多くの方が訪れる景勝地として知られています。

寒霞渓にはいくつか登山道が整備されているのでハイキングを楽しむこともできますが、おすすめはロープウェイ!

こちらにあるロープウェイは日本で唯一空、海、山を同時に見られるロープウェイで、珍しさも手伝って気分が大いに盛り上がります。

山頂駅付近には展望書もあり、そこからの眺めも格別なので、ぜひいろいろな角度から景色を眺めてみてください。

基本情報

アクセス:「小豆島各港」から車で約40分

住所:香川県小豆郡小豆

電話番号:0879-82-2171(寒霞渓ロープウェイ山頂駅)

 

四国の歴史を堪能するコース

次に四国の歴史を窺い知れる観光スポットを4つご紹介します。

一言に歴史と言っても民俗や文化などさまざまな歴史があるので、気になる歴史スポットへ足を運んでみてくださいね。

1つ目:愛媛県立歴史文化博物館

愛媛の歴史や民族について学ぶことができる「愛媛県立歴史文化博物館」。

常設展では歴史展示、民俗展示、部門展示、新常設展示、体験展示ゾーンの5つの展示があり、歴史展示ではさまざまな時代の住居や街並みが実物大で展示されているので、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

民俗展示では愛媛県内の祭りの紹介や神輿の展示、四国遍路の紹介、体験展示ゾーンでは懐かしのおもちゃや土器パズルなどを無料で楽しめるので、大人だけでなく子供も一緒になって楽しむことが可能です。

また、常設展以外にも年間を通してさまざまな企画展が行われているので、公式HPをチェックしてからお出かけするのもいいかもしれません。

基本情報

アクセス:松山自動車道「西予宇和」ICから車で約10分

開館時間:9:00~17:30

休館日:月曜日(第1月曜日は開館、翌火曜日が休館。 祝日・振替休日の場合は、次の平日が休館)

住所:愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2

電話番号:0894-62-6222

 

2つ目:丸亀城

現存十二天守の1つで、日本一の高さを誇る石垣があることで有名な「丸亀城」。

築城から400年以上の歴史を持つ丸亀城は日本100名城の1つに数えられているお城なので、100名城巡りをしている方には外せないスポットです。

現存している天守も見ものですが、丸亀城の最大の見どころはやはり石垣で、切り込みハギや打ち込みハギ、野面積みや算木積みなど、さまざまな石垣の組み方を見ることができます。

ただ眺めているだけでも楽しめるスポットですが、専用アプリをダウンロード・インストールすれば、丸亀城復元VRを見られたり、丸亀城に関する人物との記念撮影ができたりするので、ぜひ試してみてくださいね。

基本情報

アクセス:

観覧時間:天守9:00~16:30/大手一の門9:30~16:00

休城日:天守 なし/大手一の門 雨天時

住所:香川県丸亀市一番丁

電話番号:0877-22-0331

 

3つ目:阿波おどり会館

毎年8月に行われる阿波おどりの歴史や文化、実演を毎日見られる「阿波おどり会館」。

館内には阿波おどりの実演が行われるホールや歴史・文化が展示されているミニ博物館、ワークショップや体験型イベントが行われるコミュニティスペースがあります。

阿波おどりの実演は、毎日昼の部(4回、会館専属連)、夜の部(1回、有名連)が行われており、昼と夜とでは実演する団体が異なるのが特徴です。

8月に行われる阿波おどりのイベントには参加できないけど、阿波おどりを間近で見てみたいという方はこちらを訪れればいつでも見られるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

基本情報

アクセス:JR「徳島駅」から徒歩約10分

開館時間:9:00~17:00

入館料:大人300円/中学生以下無料

住所:徳島県徳島市新町橋2丁目20番地

電話番号:088-611-1611

 

4つ目:高知県立高知城歴史博物館

2017年3月に高知城の麓に開館した「高知県立高知城歴史博物館」。

館内には国宝や重要文化財、土佐藩や高知県ゆかりの歴史資料、大名道具など約6万7千点もの展示があります。

日曜料理教室や鎧や刀などに関する日本文化体験など体験コーナーも充実しているので、展示物を見る以外の楽しみ方もできるんですよ。

また、館内にはミュージアムショップや喫茶室があり、限定グッズが購入出来たり、高知城を眺めながら食事ができたりもします。

基本情報

アクセス:高知自動車道「高知」ICから車で約15分

開館時間:9:00?18:00(日曜日は8:00~18:00)

休館日:2019年は12月26日(木)?12月31日(火)

住所:高知県高知市追手筋2-7-5

電話番号:088-871-1600

 

島と美しい自然をめぐるコース

最後は四国地方にある自然スポット中でも開放感が段違いな島を3つご紹介します。

どの島もそれぞれで魅力や特徴が異なるので、気になる島を見つけたらお出かけしてみてください。

1つ目:柏島

車で行くことができ、エメラルドグリーンの海がとても綺麗と評判の「柏島」。

水の透明度がとても高く、停泊している漁船がまるで宙に浮いているようにも見えるんですよ。

海の中には約1000種の魚やサンゴの群生を見ることができるので、ダイビングスポットとしても人気があります。

栢島自体がフォトジェニックなスポットですが、大堂海岸から柏島へいく道中に大堂山展望台からの景色もとても美しいので、ぜひいろいろな場所を寄り道しながら訪れてみてください。

基本情報

アクセス:土佐くろしお鉄道「宿毛駅」から「ふれあいパーク大月」・「清水プラザパル前」行きに乗り「ふれあいパーク大月」バス停で下車、

「柏島」行きに乗り換え終点で下車

電話番号:0880-73-1181(大月町役場)

 

2つ目:二神島

アメリカの高校の世界地理の教科書にも掲載されている「二神島」。

時代の流れと共に近代化されていくスポットが多い中、二神島は近代化されておらず、日本の古き良き美しさが残っています。

二神島には海と集落全体を見渡せるスポットや神社、個人宅になりますが樹齢130年と言われる大サボテンなどの見どころがあり、島全体にのどかな時間が流れているので、のんびりと過ごしたい時におすすめです。

基本情報

アクセス:「高浜港」から高速船で約1時間16分

住所:愛媛県松山市二神

電話番号:089-997-1221(中島汽船株式会社)

 

3つ目:沙弥島

かつては沖合に浮かぶ島でしたが、現在は埋め立てにより陸続きとなった「沙弥島」。

こちらの島には旧石器時代や縄文時代の土器などの資料が多数出土しており、遺跡や古墳、文学碑など史跡の宝庫として知られています。

歴史スポットだけでなく、海水浴場や展望タワー、瀬戸大橋を真正面に捉えたスポットなど、さまざまな観光スポットがあるので、自然と人工美の景色にも注目して見てくださいね。

基本情報

アクセス:瀬戸中央道「坂出北」ICから車で約15分

住所:香川県坂出市沙弥島

電話番号:0877-44-5015 (坂出市にぎわい室)

 

まとめ

四国観光におすすめな観光スポットを11か所ご紹介しました。

どのスポットもそれぞれで魅力があって、どこを訪れたとしても楽しい思い出が作れることでしょう。

今回は、四国全体という広い範囲での紹介となりましたが、観光の目的別に項目分けしたので、四国観光のプランを練る際の参考にして、ぜひお出かけしてみてくださいね。

 

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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