から1泊

「ゼビオアリーナ仙台 」ライブ参戦ガイド|キャパ・座席構成・見え方・アクセス完全ナビ!

ゼビオアリーナ仙台は、仙台市太白区にある多目的アリーナで、最大約7,000人を収容可能な中規模施設です。ライブやスポーツイベントに適した充実の設備とアクセスの良さが魅力です。この記事では、キャパシティや座席構成、アクセス情報など、遠征前に知っておきたいポイントを詳しく解説します。

目次を開く▼
目次

ゼビオアリーナ仙台とは?

基本情報と施設概要

ゼビオアリーナ仙台は、宮城県仙台市太白区あすと長町にある多目的アリーナ施設で、2012年10月に供用開始されました。敷地面積約7,930㎡、延床面積11,000㎡(アリーナ部分床面積約2,170㎡)、天井高約20メートルの広々とした空間を持ちます。総座席数は約4,660席、イベントによっては最大約6,000人(スタンディング時は7,000人超)まで収容可能です。

施設はJR東北本線や地下鉄南北線の長町駅から徒歩5分とアクセスも良好。1階は可動式ロールバックチェアを採用し、多様なイベントへの対応力を持っています。さらに常設された6面のセンタービジョンや360度にわたるLEDリボンビジョン、最新鋭の音響システムが特徴で、快適で迫力あるエンターテインメント空間を提供しています。

ビーチバレーや土俵、アイススケートリンクなど多彩な用途へフロアアレンジが可能で、VIPルーム10室やケータリングサービスも充実。地域連携も盛んで、イベント時には周辺商店街が出店を出すなど地域の賑わい創出にも貢献しています。

ライブ会場としての魅力と特徴

ゼビオアリーナ仙台の最大の魅力は、観客と演者の距離が近く設計されたコンパクトな空間です。すり鉢状の客席角度により、どの座席からもステージや競技場が見やすく、臨場感あふれるライブ体験を演出します。

360度LEDリボンビジョンや大型センターマルチディスプレイは演出の幅を広げ、音響はBOSE社製の設備でライブ音の質を高めています。また、黒を基調とした内装は光や映像がより映える空間設計となっており、音楽ライブだけでなくスポーツ、各種パフォーマンスにも適しています。

仙台駅や仙台空港からもアクセスしやすい立地により、東北地方の大型イベント会場としての存在感を発揮。地域と連携した充実したホスピタリティもライブ開催の際の大きな特徴です。

キャパシティ(収容人数)と会場規模感

最大収容人数とイベント形態による違い

ゼビオアリーナ仙台の最大収容人数は約6,000~7,200人です。通常は座席数が4,009席(可動席1,428席、スタンド席約3,232席を含む)ですが、スタンディングや仮設席を設けることで最大約7,200人まで収容可能です。スポーツイベントやコンサート形態によって座席配置が調整され、収容人数は変動します。

コンパクトな設計のため、少人数から中規模のライブやイベントに適しています。小規模すぎず大規模すぎないキャパシティは、演者と観客の一体感を生みやすいのが特徴です。

スタンド・アリーナの内訳と会場の一体感

スタンド席は3階まであり、1階は可動席1,428席、2階は2,629席(車いす席・立見席含む)、3階には499席のスタンド席と104席のロイヤルボックス席があります。アリーナ部分の床面積は約2,170㎡で、多用途に対応可能。

会場はすり鉢状の設計で、全ての座席からステージが見やすく、観客と演者の距離が近いことから一体感が非常に高いのが特徴です。LEDリボンディスプレイや360度センタービジョンも、どの席からもパフォーマンスを楽しめる演出をサポートしています。

他の会場との比較

ゼビオアリーナ仙台は最大収容人数の面で最大約6,000人と中規模規模であり、コンパクトさと設備の充実度でライブ開催向きです。

全国の他のアリーナと比較すると、埼玉スーパーアリーナやさいたまアリーナ(約37,000人〜20,000人)よりは小さいものの、地方都市で中規模ライブやスポーツイベントを行うには十分なキャパと先進設備を有しています。

近隣の北海道「北海きたえーる」と比べると、北海きたえーるが約10,000人収容でやや大きいですが、ゼビオアリーナ仙台の方が観客との距離感を重視した親密な空間設計となっています。

ゼビオアリーナ仙台のアクセス情報

最寄り駅(長町駅・長町一丁目駅)からのルート

ゼビオアリーナ仙台の最寄り駅はJR東北本線・常磐線の「長町駅」と、仙台市営地下鉄南北線の「長町駅」です。いずれの駅からも徒歩約5分とアクセスが良好です。JR長町駅東口から出てまっすぐ進み、広々とした歩道を通るルートで、歩きやすく迷いにくいです。地下鉄長町駅北1出口または南2出口からも直近の歩道を通って到着します。

また、地下鉄「長町一丁目駅」からは徒歩約9分ほどかかりますが、周辺地域を散策しながらアクセスすることも可能です。駅から会場までは案内表示も充実しており、多くのイベント客で賑わう際も迷いにくいルートです。

仙台駅・空港からのアクセス方法

仙台駅からはJR東北本線や常磐線で長町駅まで約5分、料金は約240円です。仙台駅から地下鉄南北線で長町駅までは約10分ほどかかります。長町駅から徒歩5分でゼビオアリーナ仙台に到着します。

仙台空港からは仙台空港アクセス線で仙台駅に向かい、そこからJRや地下鉄で長町駅へ乗り換える方法が一般的です。空港から仙台駅までは約25分、仙台駅から長町駅まではさらに5分程度でアクセスできます。タクシーを利用すると空港から会場まで約40分で料金は約5,000円前後です。

車での来場と駐車場情報・注意点

ゼビオアリーナ仙台には専用駐車場がありません。そのため、自家用車やタクシーでの来場は複数の近隣有料駐車場を利用する形になります。長町駅周辺のコインパーキングは充実していますが、イベント開催時は満車になることが多いため早めの到着が推奨されます。

最寄りのインターチェンジは仙台南部道路の長町インターチェンジで、アクセス自体は便利ですが駐車場不足のため公共交通機関の利用が望ましいです。バイクや自転車用の駐輪場は会場周辺にもありますが、混雑時は利用しづらい場合もあるため注意が必要です。

ステージ構成のパターンと演出傾向

メインステージのみの基本形

ゼビオアリーナ仙台では、最もスタンダードで多く用いられるのが「メインステージのみ」の形態です。ステージは通常、会場の一端に設置され、観客はステージ正面を向いて座ります。この構成はライブやスポーツイベントで一般的で、約4,000席の通常キャパが確保できます。

1階のアリーナ席はA~Cの複数ブロックに分かれていることが多く、横列は50番台まで席が割り振られています。後方席は平坦なため見えにくさを感じることもあるため、厚底靴や双眼鏡の持参が推奨されます。

花道・センターステージの設置事例

花道やセンターステージを設置する場合もあります。花道はメインステージから会場内に伸び、アーティストが客席に近づくことができる動線を作ります。センターステージはアリーナ中央に設置され、360度客席に囲まれるため観客全方位からパフォーマンスを見ることができます。

このパターンは演出の幅を広げ、観客との距離を縮める効果がありますが、ステージ周辺の座席配置は変則的になり、裏側席ができることもあります。

円形/360度ステージの使用実績は?

ゼビオアリーナ仙台での360度ステージや完全な円形ステージの実績は限定的です。センターステージは360度観客に囲まれる形態を取ることがありますが、完全な円形ステージは設備や座席配置の制約から稀です。

360度ステージはパフォーマンスの自由度が高く、臨場感を増す反面、設営や安全面での配慮が必要なため、主に人気アーティストのツアーなど特別な演出で限定的に使われる傾向があります。

演出セット・ビジョン・照明の傾向とサイズ感

ゼビオアリーナ仙台は、6面の大型センタービジョンや360度LEDリボンビジョンが備わっており、映像演出が充実しています。照明設備はLEDやムービングライトを中心に、多様なカラー・照射パターンに対応可能です。

ステージセットは規模によって異なり、基本のメインステージでは舞台背面に大型スクリーンが設置されるほか、演出に応じて花道やセンターステージ用の特設装置が組まれます。音響はBOSE社製のスピーカーが配置されており、クリアで迫力あるサウンド環境を実現しています。

座席構成の詳細をチェック

アリーナブロックの分け方

ゼビオアリーナ仙台のアリーナ席は、通常A~Cの3つのブロックに分かれています。アリーナ中央にステージや競技エリアが設置され、Aブロックはステージ正面寄りの中心部に配置されることが多いです。B・Cブロックは左右に広がり、客席を囲む形で展開されます。アリーナ席は多くの場合パイプ椅子が並べられ、イベントによっては可動式のロールバック席が使用されることもありますが、ライブ時は通常固定席が選ばれています。

スタンド席のブロック・列番号の配置ルール

スタンド席は1階(二階席に相当)と2階、3階(上層階)に分かれ、方角を表すA~Dの4つのブロックで構成されています。各ブロックの列数は7~9列程度で、座席は通路を挟み左右に分かれています。1階スタンドは可動席と固定席が混在し、2階・3階は固定席中心です。

列番号はひらがなの「あ」から始まり、座席番号はブロック内で1番から順に割り振られています。ブロックや列により最前列や最後列が異なるので注意が必要です。

列の進み方と通路の位置関係

列はステージに近い「あ」列が最前列で、後方に向かって「い」「う」「え」...とアルファベット順のひらがなが続きます。各ブロックの端や途中に通路が複数設けられており、観客の移動がしやすい設計です。通路の位置は座席番号の端やブロックの境界付近にあたり、近い通路を把握しておくと出入りが楽になります。

通路は1階、2階ともに数か所ずつ存在し、ブロックの分割と合わせて観客動線を分散させる役割もあります。

座席番号の読み方とステージからの距離感

座席番号はブロックごとに1から連番で割り振られており、数字が小さいほどステージの中央寄りかつ通路近くの席であることが多いです。数字が大きくなるとステージから左右や後方へ遠ざかる位置となります。

アリーナ席はステージから数メートルの距離も近いため臨場感がありますが、後方は視線が遮られやすいこともあり、厚底靴や双眼鏡の準備がおすすめです。スタンド席は傾斜があり視界は比較的良好で、3階席でも全体を俯瞰できるのが特徴です。

座席からの見え方徹底ガイド

アリーナ前方・中間・後方からの視界

ゼビオアリーナ仙台のアリーナ席は平坦なフロアに設置されているため、前の人の身長が視界に影響する場合があります。前方ブロックはステージまでの距離が近く、推しの表情や衣装の細部まで楽しめるため「神席」として人気が高いです。ただし、ステージ全体を俯瞰するのは難しいため、首を動かす必要があります。

アリーナ中間~後方は距離が離れる反面、視野全体を見渡しやすくなります。細かな表情は大型スクリーンを頼る形になりますが、ライブの全体感を味わいたい人に適しています。

スタンド1階・2階の角度・高さと見やすさ

スタンド席は設計段階から視界確保が重視され、2階席でも十分な傾斜が付いているため、前の人の頭に遮られにくく快適な観覧が可能です。1階スタンドはステージに近くバランスの良い視角が確保されており、2階席は高さによる俯瞰視点が得られ、演出の全体像が見渡せます。3階席は更に高く広大な会場全体を観るのに適しています。

この高さと角度の差が、観客の好みや観賞スタイルに合わせて選択できるメリットとなっています。

「見切れ席」や「ステージサイド席」の注意点

ステージサイド席や花道の裏側に位置する「見切れ席」は、ステージの一部が視界から外れる可能性があります。音響はほぼ全席で問題ありませんが、視界が制限されるためライブを存分に楽しむためには事前の座席確認が不可欠です。

この会場では大きな「完全見切れ席」は少ないものの、ステージセットの変化によっては視界が部分的に遮られる席が発生することもあります。チケット取得時に公式の座席図や口コミ情報を参照すると安心です。

双眼鏡やオペラグラスが活きる距離感とは?

ゼビオアリーナ仙台はコンパクトながらも、後方のアリーナ席や2階・3階の高い位置からは詳細が見えにくいこともあります。そのため、顔の表情や細かな演出を楽しみたい方は、双眼鏡やオペラグラスの携帯がおすすめです。

特に2階席以上では俯瞰の全景を楽しみつつ、ピンポイントで推しの表情をチェックするのに役立ちます。軽量で持ち運びやすいものを選ぶと、快適な観覧が実現します。

アリーナ周辺のグルメ・立ち寄りスポット

ライブ前後に使えるカフェ・レストラン

ゼビオアリーナ仙台の周辺には、落ち着いた雰囲気のカフェや地元の食材を使ったレストランが点在しています。ライブ前に人気の「Cafe Romanee(カフェ ロマーニ)」は英国風のアフタヌーンティーが楽しめるおしゃれなカフェです。スコーンやシーフードパングラタンが好評で、予約制なので早めの予約がおすすめです。

また、「トレンタ 富沢店」では東北産の食材を使ったスパゲッティが人気で、ゆったりと食事を楽しめるレストランです。イベントの合間や前後にほっと一息つけるスポットが充実しています。

ほかにも「PUBLIC. COFFEE」は、ランチやスイーツ、ビールと一緒に楽しめるダイナー料理が揃い、ゆったり過ごせるカフェとして知られています。

待ち合わせや時間調整に便利な場所(商業施設など)

会場近くの「tekuteながまち」(本館・tekute2)はショッピングやカフェ、多様な店舗が入る大型商業施設で、待ち合わせや時間調整に最適です。館内には飲食店が多数あり、時間を潰しやすく、快適な休憩スペースも豊富に用意されています。

また、近隣にはコンビニエンスストアやファミリーレストランもあり、食事や買い物の利便性が高いエリアです。イベント前後の集合場所や軽食の調達にも便利です

観光も楽しみたい方向け

ゼビオアリーナ仙台周辺は仙台市の中心地からはやや離れていますが、地下鉄やバスで「仙台駅」や「青葉城址公園」など観光名所へスムーズにアクセス可能です。歴史ある伊達政宗ゆかりのスポットや美術館、自然豊かな公園も車で20分圏内にあります。

観光を兼ねて東北の文化や風土を感じたい方は、仙台市街地まで足を伸ばすことをおすすめします。特に仙台駅周辺はショッピング、グルメ、観光が充実する人気スポットです。

遠征組向け|宿泊エリアとおすすめホテル情報

ゼビオアリーナ仙台遠征の宿泊先を探す場合、長町駅付近はホテルが少なく選択肢が限られます。そのため、仙台駅周辺のホテル利用がおすすめです。仙台駅周辺は徒歩圏内に多くの宿泊施設があり、飲食や観光にも便利。アクセスも良好で、遠征の拠点に最適です。

「推し活」応援!仙台で楽しむ!ライブハウスとおすすめホテル完全ガイド

ライブ参加前にチェックしておきたいQ&A

グッズ販売・物販エリアの場所と並び方

ゼビオアリーナ仙台のグッズ販売は、主に会場外の前広場に設置されることが多いです。販売開始時間はイベントによって異なりますが、多くの場合開場前の午前中から開始され、チケットを持っていなくても購入可能なケースがあります。

物販エリアは混雑しやすいため、並ぶ場所の案内がスタッフによって丁寧に行われています。人気商品は早く売り切れることがあるため、狙いの商品がある場合は早めに並ぶことが推奨されます。会場内にも1階ホワイエや2階ホワイエに飲食・物販スペースがあり、短時間での購入を希望する場合に利用可能です。

クローク・ロッカーの有無と使い方

ゼビオアリーナ仙台には地下に駐車場があり、同時にロッカー設備も一部ありますが、数に限りがあるため混雑が予想されます。大きな荷物やコート類は基本的に主催者が設置するクロークを利用することが多く、利用料金は500~1,000円が一般的です。

クロークの利用方法は、会場内の案内表示やスタッフの指示に従い、預け入れと受け取りを行います。混雑回避のため、荷物のまとめや早めの利用がおすすめです。状況によっては事前情報を主催者HP等で確認しておくと安心です。

冬場の寒さ・天候と服装対策

ゼビオアリーナ仙台は駅から徒歩5分とアクセス良好ですが、冬季は東北地方特有の寒さや積雪が予想されます。屋外での待機時間が発生することもあるため、重ね着ができる暖かい服装、防風・防水機能のあるアウター、滑りにくい靴の準備が必要です。

会場内は暖房が効いていますが、移動時や待ち時間の寒さ対策として手袋や帽子、マフラーも用意すると良いでしょう。急な天候変化に備え、折りたたみ傘やレインコートも持参をおすすめします。

防寒対策をしっかり行い、快適なライブ参加を心がけましょう

「推し活」におすすめ!「あと払い」予約サイト「minite(ミニッツ)」

ライブ・コンサートの宿泊予約におすすめなのが「minute(ミニッツ)」。

「minute(ミニッツ)」は、最短2分の審査で後払いが可能なホテル予約サービス。クレジットカード不要で、宿泊代金の支払い期限を最大2カ月後まで延ばすことができます。

「推し活」では物販などで何かとお金もかかってしまうので頭の痛い所。しかし後払いホテル予約サイト「minute(ミニッツ)」なら文字通り宿泊代金は「後払い」で予約可能。チェックアウト後も支払いも可能なのでとっても便利。

「推し活」で遠征の時のホテル選びの参考になると幸いです。

 

 

 

 

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

後払いでホテルを予約するなら

  • 出張の立て替えが面倒。
  • 記念日に素敵な旅館に泊まりたい
  • 急な飲み会で終電に間に合わない

そんな時は「minute(ミニッツ)」がおすすめ。
お支払いは最長翌月末で、財布いらずで簡単予約。
清潔なビジネスホテルから、老舗旅館まで。掲載ホテルは「25,000軒以上」。

関連記事

から1泊