【夕張】恋人と2人でやりたい6つのこと〜観光スポットを厳選してご紹介〜

「夕張市」ってどんなところ？

かつて、石炭の街として栄えた北海道夕張市は、最盛期には12万人を超える都市でした。

しかし、国のエネルギー政策の変革により多大な打撃を受け、現在では9000人を割っています。

そんな都市としての酸いも甘いも経験している夕張市ですが、鮮やかなオレンジ色の果肉が美味しい"夕張メロン"をはじめ、豊かな自然を生かした観光スポットやスキー場、グルメや温泉など、観光資源が豊富にあるんです。

高速道路が開通したことで、札幌からのアクセスも格段に良くなり、訪れやすくなったので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

「夕張市」で2人でやりたい6つのこと

まずは夕張市に訪れたのなら絶対にやっておきたいことを6つ紹介していきます。

どれも夕張市では有名なものばかりで、夕張を語る上では外せないので、ぜひ参考にしてくださいね。

①炭鉱で栄えた町「夕張」の歴史を体感しに行きたい！「夕張市石炭博物館」

平成31年4月18日に発生した火災で一時閉館していましたが、令和元年6月8日より本館と地下展示を見ることができるようになった「夕張市石炭博物館」。

館内は石炭採掘に関する展示のある本館1階・2階と、かつての作業場の風景を模型で展示する坑道展示、実際の坑道風景が広がり石灰層に直接触れる模擬坑道があります。

夕張市石炭博物館にある模擬坑道は、日本で唯一地下の坑道を歩く体験ができる設備なので、この体験を目当てに訪れる人も多いんですよ。

模擬坑道は2019年6月現在立ち入り禁止となってしまっているので、解禁される日を気長に待ちましょう。

施設情報

住所：〒068-0401 北海道夕張市高松7-1

営業時間：10:00～17:00

入場料：大人700円/子供420円/市民無料

休業日：火曜日

電話番号：0123-52-5500

アクセス：新千歳空港から車で約70分

 

②やっぱりカヌーは欠かせない！「ゆうばり自然体験塾」

豊かな自然を満喫するアクティビティが魅力の「ゆうばり自然体験塾」。

2015年にシューバロダムが完成したことによって出来た人造湖・シューバロ湖をカヌーで優雅に探検する"シューバロダム湖面ツアー"や、夕張川をのんびり川下りできる"夕張川ラフティング"（団体専用）が、一般参加可能なツアーとなっています。

この中でシューバロダム湖面ツアーが最も利用しやすく、カップルにも人気なので、豊かな自然を水上から眺めていってください。

シューバロ湖の下にはかつて2万人が暮らしていた鹿島地区が眠っていることを考えながら利用すると、また違ったものの見方ができるかもしれませんね。

施設情報

住所：〒068-0549 北海道夕張市南部岳見町

電話番号：0123-55-2211

アクセス：道東自動車道「夕張」ICから車で約25分

 

③広大な土地で花を満喫！「ゆにガーデン」

来園者の幸せをテーマとした15か所のテーマガーデンを構える「ゆにガーデン」。

毎年4月下旬から10月下旬頃まで営業しており、オープンと同時に咲き始めるグローリーオブザスノーを皮切りに次々と春の花が咲き乱れます。

6月下旬頃からは紫やピンクのリナリア、7月下旬にはユリとアジサイ、9月からは50万本を超えるコスモスが園内を彩り、どの時期も見応えたっぷり。

園内にはバイキングのレストランやオリジナルブレンドのハーブティーなどを販売するショップもあるので、旅の思い出写真をたくさん撮影した後は、そちらにも立ち寄ってみてくださいね。

スポット情報

住所：〒069-1218 北海道夕張郡由仁町伏見134-2

開場時間：2019年4月20日(土)～10月20日(日) 平日10:00～17:00 / 土日祝9:00～17:00

駐車場の有無：あり

アクセス：「新千歳空港」から車で約35分

 

④雄大な自然に心も身体も癒されたい！「滝の上公園」

アイヌ語で「ポンソウカムイコタン（北方の神々が住むところ）」と呼ばれ、渓谷美が美しいことで知られる「滝の上公園」。

残念ながら冬季は閉園してしまいますが、春の桜、夏の緑、秋の紅葉と四季折々の景観で、人々の目を楽しませてくれます。

公園内は散策路が整備されているので、豊かな自然に溶け込む形での散策が可能です。

雄大な自然の息吹を感じながら過ごせるので、会話をしながらのんびりと散策していきましょう。

もし、紅葉を見に行く際は、北海道の紅葉は日本一早いと言われているので時期に要注意です。

スポット情報

住所：〒068-0756 北海道夕張市滝ノ上5

駐車場の有無：

アクセス：JR「滝の上駅」から徒歩約5分

 

⑤夕張名物を食べに行きたい！老舗の雰囲気が良い「小倉屋ぱんじゅう」

戦前から続くお店で、今や北海道中にファンがいるとも言われている「小倉屋ぱんじゅう」。

ぱんじゅうとはパンのように焼いて作るまんじゅうだからぱんじゅうと呼ばれているそうで、かつては炭鉱で働く人々が好んで食べていたお菓子です。

タコ焼きの型のような銅板に生地を流し込み、その上にあんこをのせ、膨らんできたら鉄板に移して底を焼き上げて作られるぱんじゅうは、素朴ながらもついつい手が伸びてしまう魅力があります。

パンのようでもあり、まんじゅうのようでもあるぱんじゅうをぜひ食べていってくださいね。

店舗情報

住所：〒068-0425 北海道夕張市若菜10

営業時間：10:00～17:00

休業日：不定休

電話番号：0123-56-5752

アクセス：道東自動車道「夕張」ICから約15分

 

⑥冬に北海道に行くなら定番でしょ！「マウントレースイスキー場」

冬の北海道の定番ともいえるスキーが楽しめる「マウントレースイスキー場」。

全18種類のコースの中には、初心者向けのコースから超上級者向けのコースまで幅広く用意されているので、自身の経験やスキルに合わせて楽しむことができます。

スキーをやったことがないから何を揃えたらいいのか分からないという方でも、レンタル品が充実しているので手ぶらでも楽しむことができるんですよ。

新千歳空港から無料シャトルバスが運行しているので、マウントレースイスキー場を利用する予定の方は覚えておきましょう。

施設情報

住所：〒068-0411 北海道夕張市末広2丁目4

営業時間：ハイシーズン/12月15日～3月17日9:00～20:00

休業日：期間中は無休

電話番号：0123-52-5151

アクセス：道東自動車道「夕張」ICから約20分

 

「夕張市」で宿泊するならここ！おすすめ宿泊施設厳選3つ

どこかへ旅行をするなら宿泊施設の利用は欠かせませんよね。

ここからは夕張市にあるおすすめの宿泊施設を3軒ご紹介しますので、今後夕張市を観光する予定がある方はぜひ参考にして利用してみてください。

ゆうばりホテルシューパロ

夕張市から車で約5分の所にあるビジネスホテル「ゆうばりホテルシューパロ」。

客室はシングル、ダブル、ツイン、トリプル、Jrスイート、和室があり、さまざまな場面で利用しやすくなっています。

ビジネスホテルでは珍しく大浴場の設備を備えており、大きなお風呂でしっかりと旅の疲れを癒していくことが可能です。（以前は天然温泉が惹かれていましたが、2019年6月時点では北海道胆振東部地震の影響により天然温泉ではない点にご注意ください）

食事は北海道産の食材を生かしたセットメニュー、またはバイキングで、6月1日～8月10日前後までの間は夕張メロンが食べ放題となっているので、夕張メロンがお好きな方はその時期に利用するのがいいでしょう。

施設情報

住所：〒068-0403 北海道夕張市本町2丁目216

電話番号：0123-52-2400

アクセス：JR「夕張駅」から車で約5分

 

ホテル　マウントレースイ

道東自動車道・夕張ICから車で約30分の所にある「ホテル　マウントレースイ」。

客室はツイン、トリプル、ファミリー、和室などがあり、全室禁煙となっています。

お風呂は全面がほぼガラス張りの開放感ある内湯と夕張の四季を感じながら入浴できる露天風呂があり、どちらも美肌の湯と呼ばれる天然温泉・レースイの湯を使用しているので、体も心も大喜び間違いなし！

食事は朝夕共に北海道の食材を生かしたバイキングで、採算がとれるのか心配になるくらいメニュー豊富でボリューム満点です。

6月から8月上旬までは夕張メロンもラインナップに加わって、さらにパワーアップしますよ。

施設情報

住所：〒068-0411 北海道夕張市末広2丁目4

電話番号：0123-52-2211

アクセス：道東自動車道「夕張IC」から車で約30分

 

夕張フォレストユースホステル

新夕張駅から車で約15分の所にある「夕張フォレストユースホステル」。

客室は天窓付きのお部屋に、広めのお部屋、和室があります。

食事は畑で育った新鮮野菜をふんだんに盛り込んでおり、野菜好きの人には堪りません。

ユースホステルなので、一般的なホテルや旅館のような設備はありませんが、17haの畑の一角に建つログハウスはまるで自然の中に溶け込んだかのような心地よさがあるので、ぜひ1度利用してみてくださいね。

施設情報

住所：〒068-0751 北海道夕張市沼ノ沢554

電話番号：0123-57-2535

アクセス：新夕張駅から車で約15分

まとめ

北海道夕張市のカップルにおすすめな観光スポットを厳選してご紹介しました。

夕張市は夕張メロンの知名度が高すぎて、それ以外のことはあまり知らない方が多いかもしれません。

しかし、1つ1つを細かく見ていくとこんなにも素敵な場所があるんだと認識することができますので、今後北海道へ観光に行かれる方はぜひ夕張市を候補に入れてみてくださいね。

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

関連記事