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【完全保存版】札幌ドーム(プレミストドーム)ライブ・コンサートの「座席見え方」と「最大キャパ」徹底解説

北海道での大規模コンサートやイベントの開催が増える中、札幌ドーム(大和ハウスプレミストドーム)は遠征組にとって最も重要な会場の一つです。

このガイドでは、「キャパシティ」「座席の見え方」「アクセス」といった、ライブ参戦者が最も気になる情報を徹底的に解説します。座席の不安を解消し、快適な遠征計画を立てるためにお役立てください。

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目次

【必須】ライブ・イベント時の最大キャパシティと収容人数

札幌ドームは多目的ドームのため、ステージの構成によって収容人数(キャパシティ)が大きく変動します。ライブ・コンサート時の具体的な人数感を詳細に解説します。

ライブ・コンサート開催時の収容人数は「3パターン」で変動

札幌ドームの施設全体の最大収容人数は53,820人ですが、ライブではステージを設営するため、この人数がフルで使われることはありません。一般的に、ライブのステージ構成によって以下の3パターンに収容人数が変動します。

ステージパターン 収容人数目安 特徴と注意点
エンドステージ 35,000人〜40,000人 最も一般的な配置。野球でいうホームベース側(バックネット裏)にステージを設営し、外野席やアリーナ席の一部を使用。
センターステージ 45,000人〜50,000人 ドーム中央にステージを設営。全方向のスタンド席を利用可能で、最もキャパシティが大きい
花道・可動式ステージ 30,000人〜35,000人 特殊な構成の場合、アリーナスペースが広く使われる代わりにスタンド席の一部が潰れる場合がある。

用途別比較と「プレミストドーム」名称の補足

  • 施設名変更によるキャパ変動はなし:
    札幌ドーム(大和ハウスプレミストドーム)への名称変更は、命名権によるものであり、座席数や構造、収容人数に一切の変更はありません。「プレミストドーム キャパ」を検索している方もご安心ください。
用途 収容人数
野球開催時 42,274人
サッカー開催時 42,065人
施設全体の最大収容 53,820人

構造から理解する座席の見え方への影響

札幌ドームの最大の特徴は、一般的なドーム球場とは異なる一層式の「シングルスロープ型スタンド」です。このスタンド構造は、他のドーム(二層、三層構造)と比べてステージとの距離が近く感じられ、座席の見え方に大きな影響を与えます。

アリーナ席徹底解説:ブロック構成と「埋もれ」対策

札幌ドームの最大の特徴は、一般的なドーム球場とは異なる一層式のシングルスロープ型スタンドです。この構造が、座席の見え方に大きな影響を与えます。

アリーナ席は、ステージに最も近いエリアであり、熱気と臨場感を体感できますが、対策を怠ると「見えにくい」という事態に陥りやすい席でもあります。

アリーナ席の一般的な構造

  • フラット構造: フィールド上に仮設されるため、座席に段差がありません。
  • ブロックの呼び方: 構成により異なりますが、ステージから順に「Aブロック」「Bブロック」「Cブロック」や、「1ブロック」「2ブロック」といった名称で分けられます。
  • 見え方の変化:
    【A・1ブロック(前方)】: メンバーを間近で見られる神席。
    【C・3ブロック以降(後方)】: 周囲の観客の身長や頭に視界が遮られやすい「埋もれ」のリスクが高まります。

埋もれ対策と必須の持ち物

  • 高倍率の双眼鏡(10倍以上): 最も有効な対策です。埋もれても表情やパフォーマンスの細部を追うことができます。
  • オペラグラス: ステージ全体や花道で動き回るメンバーを広範囲で追いかけるのに適しています。
  • 携帯用クッション(座布団): わずか数cmの段差でも視界が改善されることがあるため、持ち込み可能な場合は有効です。

 スタンド席(天井席/上段)の見え方と神席の選び方

 固定客席であるスタンド席は、下段・中段・上段の3つのエリアに明確に分かれています。座席の選び方次第で、アリーナ席後方よりも快適に鑑賞できる可能性があります。

スタンド席(一層式)のメリット

札幌ドームは一層式のスタンドであるため、多層式ドーム(例:東京ドーム)の2階・3階スタンド席と比べ、ステージからの距離が物理的に近く感じられるというメリットがあります。

エリア別ガイド

エリア名称 列番号目安 見え方とメリット
下段 1列~18列 アリーナ後方より段差で見やすい。メインステージに近いサイドが準・神席となることが多い。
中段 19列~43列 ドーム全体の演出や照明をバランス良く楽しめる。視界を遮るものが少なく、安定して鑑賞可能。
上段(天井席) 44列~76列 ステージからの距離は最も遠いが、会場全体を俯瞰し、フォーメーションや世界観を楽しむのに最適。

天井席(上段)を最大限楽しむための視点

  • 天井席(44列以降)は、双眼鏡を使ってもメンバーの細かい表情までは追いにくい場合があります。
  • この席の最大の価値は、「演出全体を楽しむこと」です。ペンライトが織りなす壮大な景色や、ドーム全体のライティング、セットリストの構成など、アーティストが創り上げた空間全体を堪能しましょう。
  • 12倍以上の高倍率望遠鏡があれば、メンバーの動きを追うことは可能です。

座席選びのコツ:アリーナ後方よりもスタンド前方を選ぶ理由

ライブ初心者や、身長が低く「埋もれ」を避けたい方は、敢えてスタンド席の下段前方(特にステージに近いサイドブロック)を選ぶことをおすすめします。段差のおかげで視界が確保され、アリーナ後方でストレスを感じるよりも、快適にパフォーマンスを鑑賞できます。

福住駅徒歩10分!札幌ドームへのアクセス完全ガイド

札幌ドームは比較的アクセスが良い会場ですが、遠征組や冬季の参戦には注意が必要です。 地下鉄東豊線「福住駅」からの徒歩ルートと冬季の注意点は次の通りです。

  • 最寄駅: 地下鉄東豊線「福住駅」(H14)から徒歩約10分。
  • 徒歩ルート: 3番出口を出るとすぐにドームへと続く道がありますが、イベント時は混雑します。
  • 冬季の注意点: 札幌の冬は、徒歩10分といえども寒さや吹雪で非常に厳しく感じられます。路面が凍結している場合もあるため、滑りにくい靴を履き、時間に余裕を持って移動してください。

大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)ゲート情報

ライブ・コンサート参戦時に利用する主要なゲートの特徴と、待ち合わせに便利なスポットを解説します。

各ゲートの位置と特徴

大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)には主に北ゲートと南ゲート、そして一部で西ゲートが利用されます。東ゲートはステージ裏となるため、通常ライブでは使われません。

ゲート名 位置と特徴
北ゲート ドームの3塁側に位置。駅(福住駅)からドームに近づくと最初に見えるメインの入口であり、長い階段を上がってアクセスする構造です。
南ゲート ドームの1塁側に位置。駅からドームの反対側に回る形で到達します。周辺にはバス停やタクシー乗り場が多く、イベント後の移動に便利です。
西ゲート イベントによっては利用される補助的なゲート。
東ゲート 通常はステージ裏となるため、ライブでの利用はありません。

【重要】入場ゲートと座席の連動について

  • 北ゲートと南ゲートは、どちらからもアリーナ席・スタンド席へ入場可能です。入場ゲートが北側だからといって、必ずしも座席が北側にあるとは限りません。
  • チケットに記載されたゲートを確認し、どのゲートからでも落ち着いて場内の案内表示に従いましょう。どのゲートも案内表示が充実しており、スムーズな移動ができるよう配慮されています。

待ち合わせのおすすめスポット

大人数での待ち合わせや、遠征組の合流には以下のスポットがおすすめです。

  • 福住駅 改札前
    駅構内は広いですが、改札を出たところは目印が多く、最もわかりやすく便利な場所です。特に遠征で土地勘がない場合は、改札前での待ち合わせがトラブル防止におすすめです。
  • ドーム正面 北ゲート前の広場
    開放感があり、多くのグループでの待ち合わせに適しています。ドームの全景がバックになるため、記念撮影にも向いています。
  • 南ゲート側周辺(バス停・飲食店)
    バス停やタクシー乗り場、軽食を取れる飲食店が複数あるため、時間調整やイベント後の待機にも向いています。

イベント終了後の混雑対策:シャトルバスとタクシー乗り場

  • イベント終了後は、福住駅行きの地下鉄、およびシャトルバス乗り場が大変混雑します。
  • シャトルバス: 札幌駅、平岸駅、新さっぽろ駅などからシャトルバスが運行される場合がありますが、近年は人手不足により運行が減少傾向にあります。運行情報はイベント主催者・公式サイトで必ず確認してください。
  • 混雑対策: 終演時間を考慮し、混雑が始まる前の早めの行動、または逆に時間をずらしての行動(ドーム内の売店などで時間を潰すなど)を計画することが重要です。

(車でお越しの方へ)駐車場利用の注意点と周辺情報

  • 専用駐車場: 1,434台の駐車スペースがあります。
  • 注意点: ライブ・イベント開催時は事前に予約が必要な場合や、駐車台数が制限される場合があります。また、周辺道路はイベント前後は非常に混雑します。自家用車を利用する場合は、公式サイトで駐車場の最新情報を確認し、非常に早めの到着を心がけてください

札幌ドームの独自特徴:「ホヴァリングステージ」の仕組み

札幌ドームが「多目的スタジアム」として機能する鍵が、世界初の技術である「ホヴァリングステージ」です。 

ホヴァリングステージの移動でどう変わる?

  • 仕組み: 天然芝のサッカーフィールドを、空気圧を利用して浮かせ、屋外からドーム内へ移動させるシステムです。
  • ライブ参戦者への影響:
    このシステムにより、芝の養生とアリーナ席設営を効率よく切り替えられるため、様々なイベントの開催が可能となり、結果として大規模ライブの誘致に繋がっています。ライブでは通常、天然芝を移動させた後の人工芝フィールドにアリーナ席が設営されます。

主要ライブ会場とのキャパシティ比較

札幌ドームは、東京ドームや京セラドームとほぼ同等のキャパシティを持ち、北海道内では圧倒的な規模を誇ります。このため、札幌ドームでの公演は、全国ツアーの中でも大規模なイベントや、数年に一度の大型公演となることが特徴です。遠征の際は、ドーム規模に見合った事前の準備を心がけましょう。

下記の表で全国の主要会場や、北海道内の主要なライブ会場と比較することで、札幌ドームの規模感を把握して、遠征の計画にお役立てください。

ドーム名/会場名 最大収容人数(目安) ライブ・コンサート用途
東京ドーム 55,000人 ドームツアーの基準となる会場
京セラドーム大阪 55,000人 西日本エリアのドームツアー会場
札幌ドーム 53,820人 北海道最大のドーム会場
福岡PayPayドーム 52,500人 可動式屋根を持つ多目的ドーム
真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 約10,000人 アリーナツアー
北海きたえーる 約8,000人〜10,000人 アリーナ・ホールツアー

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著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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