ホテルで隣の部屋の声が聞こえる！？騒音の対処法を詳しく解説！

ホテルの防音性ってどうなの？

ホテルの客室はプライベートな空間ですから、防音性はしっかりしておいてほしいですよね。

しかし実際ところ、ホテルの防音性はホテルごとにさまざま。

特に安いホテルや古いホテルでは防音対策の甘さが目立ちます。

隣の部屋の会話やテレビの音が丸聞こえなんてことも。

トイレやシャワーなどの生活音も夜中に聞こえてくると気になってしまいますし、こちらの音も筒抜けになっているのかと思うとプライバシー面でも心配になってきます。

シティホテルなどは、建物自体が新しかったりプライバシー面を考慮しているところが多いので、防音性は信頼できるでしょう。

また、防音対策がしっかりしていて騒音トラブルが少ないのがラブホテル。

隣の声が聞こえてしまっては営業できないので、どのホテルでも最優先で対策をしています。

一方で、たとえホテルの防音対策がしっかりしていたとしても騒音被害にあうこともあります。

明らかに騒ぎ声が響いてくる場合はホテルの設備よりも宿泊客のマナーの問題ですから、フロントに事情を伝えましょう。

 

騒音被害に実際あった場合はなにができるの？

ホテルに宿泊したら隣の音がうるさくて気になる！実際にそんな状況になってしまったら、どんな対処をすればいいのでしょうか。

 個人で簡単にできる対策

身も蓋もない言い方かもしれませんが、あまり気にしすぎないというのも一つの方法です。

自分の部屋のテレビやステレオを少し大きめにしてみましょう。

それだけで周囲の音はずいぶん気にならなくなるものです。

夜中に静かに過ごしたいときは耳栓やイヤホンを使うのもおすすめ。

よく出張でホテルを利用するビジネスマンは耳栓をいつも持ち歩いているという話も。

 ホテル側の対策

隣の部屋に苦情を入れたい場合は、フロントに連絡して事情を説明しましょう。

ホテル側にとっても迷惑なので、すぐに対応してくれる場合がほとんどです。

自分で直接クレームを入れるのは危険ですので絶対に避け、必ずフロントを通しましょう。

明らかにホテルの防音性の方に問題があると感じた場合は、部屋移動の希望をフロントに伝えてみましょう。

防音対策の不備をホテル側が自覚していれば、すんなりと部屋を移動させてもらえることもあります。

この場合のポイントとして、チェックイン後なるべく早く連絡することをおすすめします。

そのほうが部屋を移動した後の掃除が楽になるので、ホテル側の対応が良くなるからです。

あまりクレームのようなきつい言い方はせず、騒音を理由に部屋移動を希望することだけ端的に伝えるとベストでしょう。

ホテルも宿泊客とのトラブルを避けるために最善策をとってくれます。

ただし客室の移動はコストがかかるため、安いホテルほど要求が通らなくなるので注意しましょう。

ホテルの部屋に空きがない場合も部屋移動はできません。

その場合は他にホテル側にできることはないので、自分で解決するか我慢するしかありません。

 

ホテル選びは気を付けよう

実際に騒音被害にあってからでは遅いですが、騒音トラブルを避けるためには事前のホテル選びも重要なポイントです。

予約サイトでホテルの口コミを確認して、実際に騒音トラブルが起きていないか、トラブルの際にホテル側がどんな対応をとっているかをチェックしてみましょう。

このとき、騒音の問題が無かったというコメントはあまり信用しすぎないように気をつけてください。

たまたま隣の部屋に人がいなかった場合や宿泊客が少ない日に泊まった場合など、実情を反映していない可能性もあります。

また、隣の部屋の音だけでなくホテル外部の騒音にも注意が必要です。

駅の近くや大きな通りに面しているホテルは、外からの音が気になることもあります。

アクセスの良さに惹かれてホテルを選ぶと思わぬ落とし穴が待っていることもあるので、騒音問題は予約の際に気をつけておきたいポイントですね。

 

まとめ

実際にホテルに宿泊してみると、隣の部屋の音や外部の騒音はけっこう気になってしまうものです。

ホテル選びの際は口コミなどで情報をチェックし、念のため耳栓なども準備しておくといいかもしれません。

ホテルに着いてから騒音が気になったときは、すぐにフロントに連絡してホテル側に対応してもらいましょう。

ただし格安ホテルではトラブルの対応は期待できないこともあるので、サービス面を優先するか料金の安さをとるかは慎重に考えたいものです。

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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