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【ホテル利用入門】ミニバーって何？どう使えばいいの？
更新日: 2023/12/04
ホテルの部屋には飲食物が入った「ミニバー」と呼ばれるものが設置されていることがあります。ミニバーの中身はホテルによって違いますが、様々な飲み物や食べ物が用意されており、外に買いに出かけなくても飲食ができる便利な設備です。
「ミニバーを使ったことがない」「使ってみたい」という方のために、ミニバーの概要と、ミニバーの精算方法についてご紹介します。ホテルでの滞在をより充実したものにしてくれるミニバーについて知っておきましょう。
ミニバーって何？中に入ってる飲み物は有料？無料？
ミニバーとは、ホテルの客室に備え付けられている小さな冷蔵庫のこと。中でも、内部に飲み物や軽食が入っているものを指します。ホテルによっては冷蔵庫の中が空になっていたり、そもそも冷蔵庫を備えていない場合もあります。中にはサービスでフリードリンクも入れられていることもあるが、基本的には有料です。
料金は、スーパーやコンビニなどで買うよりやや割高であるのが一般的です。ミニバーがあるホテルでも、飲食物の持ち込みは自由としているホテルもあります。持ち込みができるホテルで近くにコンビニなどがあるなら、経済的にはそちらを利用した方が安く上がるかもしれません。
ただ、近くに買いに行く施設がない場合や、すでにホテル内で飲酒してしまって車を出せないなどのケースでは、ミニバーを利用するのが便利ですね。ミニバーでの支払いはチェックアウト時にするのが一般的です。自動精算システムがついたミニバーでは、中のものを出しただけで料金がかかります。出しただけで飲まなくてもセンサーによって動かすだけ、取り出すだけで料金が発生するため注意が必要です。
ミニバーの自動精算機能で料金がかかってしまった場合、後で同じものを入れても無料にはなりません。間違えて取り出してしまった場合、ホテルの人に言えば取り消してもらえることがありますが、基本的には出した段階でお金がかかってしまうと認識しておきましょう。
ミニバーで飲食したものの精算はどうすればいいの？
精算方法は前述の自動精算のものと、フロントで申請するものの2つがあります。もれなくスムーズに支払いを行うために、それぞれの精算方法について解説します。精算が漏れてしまうとホテルとトラブルになってしまう可能性もあるため、支払い方法はしっかり押さえておきたいところですね。
自動精算の場合
ミニバー内のセンサーや、飲食物を取り出す際に押すスイッチによって自動で料金を精算し、チェックアウトの際にまとめて請求されるシステムです。前述のようにうっかり動かしてしまった場合にも料金が発生するので注意が必要でしょう。
よくあるパターンとして、持ち込んだ飲み物などを冷やそうとして中に入っている飲み物をずらしてしまって精算されるケースがあります。冷蔵庫をあけたときは、その冷蔵庫が自動精算式のミニバーでないかよく確認をしましょう。
センサー式の自動精算のため、何を飲んだか覚えておかなくてもよいのはうれしいところ。ただし、自分で持ち込むよりは割高なので、あとで料金を見て驚かないよう、何がいくらかをよく見て飲食物を出すようにしましょう。
フロントで申請する場合
飲食した分をチェックアウトする際に自分で申告するシステムです。何をどれだけ飲んだのか、チェックアウト時に申告すればOKです。万が一申告漏れ、忘れがあると後日、請求されてしまうこともあるので注意しましょう。
チェックアウトの際、きちんと申告されているか利用確認されるのが一般的です。自己申告だからといって意図的に申告漏れをするのは絶対にやめましょう。宿泊したホテルの出入りが禁止になるだけでなく、系列のホテルなどに情報が共有され、今後の宿泊に影響する場合もあります。
ホテルによっては、客側の申告漏れがないか、ホテルマンが一度客室に行ってチェックする場合もあります。同行者がいる場合は、自分の利用分だけでなく、部屋を利用した人全員の利用分についてしっかり申告するように注意が必要です。
まとめ
ホテルから外に買い物に出ることなく、飲食物が利用できるミニバーは便利ですよね。ホテル独自の飲み物を入れている場合もあり、ホテルによって品ぞろえを楽しめる面もあります。
うまく利用して充実した時間にしたいものです。利用する際には価格帯を十分確認し、チェックアウト時に支払いもれがないように記録をしながら利用しましょう。間違って出してしまった場合やセンサーが誤動作してしまったときは、フロントに逐一連絡をしてトラブルを防ぎましょう。
全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。
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