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【徹底解説】ホテルのデポジットって何?|支払い方法について詳しくご紹介!

ホテルに泊まるとき、聞きなれない言葉に遭遇したことはありませんか?
頻繁にホテルを利用することのない方にとっては、特にわからないことがたくさんあると思います。
みなさんは「デポジット」という言葉をご存知でしょうか。
海外のホテルでは一般的な仕組みですが、最近では国内でも増えているようです。
今回は、このデポジットを導入しているホテルに宿泊するときに困らないよう、徹底的に解説したいと思います。

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目次

ホテルのデポジットとは何?何の為にある?

「デポジット」とは簡単に言うとホテルでチェックイン時に先払いする「預かり金」のことです。

日本ではあまり馴染みがない制度ですが、海外では一般的です。

ホテルには出入り口がたくさんあり、宿泊中に外出することも可能であるため、宿泊料金を支払わずに踏み倒して逃げてしまう人もまれに存在します。

そのため、ホテルがデポジットを導入することで無銭宿泊を防ぐことができ、犯罪の抑止にもつながっています。

同様の理由で、最近では国内でもデポジットを導入しているホテルが増えているようです。

また、宿泊費だけでなくレストランのお部屋付けやホテル内のバー利用時など、チェックイン後に料金が発生するものに対する保証という目的もあります。 

ホテルのデポジット支払い方法

デポジットを支払う方法はいくつかありますが、クレジットカードや現金での支払いが一般的です。

ここ数年では、プリペイド式のクレジットカードの利用も増えています。それぞれについてご紹介します。

現金の場合

現金でデポジットを支払う場合は、チェックイン時に宿泊料金に少し上乗せしてお金を払う仕組みになっています。

例えば、宿泊料金が16,000円であれば、デポジットを上乗せして20,000円ほど払ったりします。

デポジットを払うと、その証明書として「預かり証」を受け取ります。

チェックアウト時は宿泊費の他にサービスを利用した分の料金があれば、デポジットから差し引いて清算となります。

この時、預かり証を提示することになりますので、ホテル宿泊中は預かり証を絶対に紛失しないようにしてください。

ホテル内のレストランやバーまたはルームサービスなどを部屋付けとして利用した金額や、その他のサービス利用分がデポジットを上回る金額であれば、その超過分を支払うことになります。

クレジットカードの場合

デポジットを導入しているホテルでは、クレジットカードの提示を求められることが多いと思います。

クレジットカードでデポジットを支払う場合は、チェックイン時にフロントなどでクレジットを提示して、ホテル側がカードのコピーを取るかカード番号を控えます。

そして、チェックアウトの際にホテルの宿泊料金やその他のサービス料金に加え、必要であればデポジットを含めた総額を決済します。

クレジットカードを利用する場合は、現金とは異なり「預かり証」は発行されません。 

プリペイド式クレジットカード

最近では、プリペイド式クレジットカードを利用した決済も増えています。

プリペイド式の場合も通常のクレジットカードと同様にチェックイン時にフロントにカードを提示しますが、ホテル側はデポジットの金額分をあらかじめ仮差押え状態にします。

プリペイド式カードの「仮差押え状態」とは、チャージされている金額の一部を保留にしている状態です。

例えば、10万円がチャージされているカードで2万円が仮差押え状態になっている時、このカードでは残りの8万円しか使用できなくなります。

旅行先での買い物などでも同じカードを使いたい場合は、利用可能金額に注意を払う必要があります。

チェックアウト時には利用金額を差し引いてデポジット分はカードに返金されます。

しかし、カードの性質上、デポジットの返金は宿泊の約1か月後となります。

プリペイド式カードのチャージ金額よりホテルの利用金額が上回った場合は、現金か他のクレジットカードで支払うことになります。

また、デポジットの金額はホテルによって異なるため、あらかじめホテルのウェブサイトや予約時の電話で確認しておくと、必要な金額を事前にチャージしておくことができるため安心できるでしょう。 

支払い方法を変更したい場合

「一度クレジットカードでデポジットを払ったが、現金払いに変更したい」

「現金でデポジットを払ったがカード払いに変更したい」など、

旅行先でのお財布事情によっては支払い方法を変更したい場面があると思います。

一度デポジットを払った場合でも、後から支払い方法を変更できるのでしょうか。

 デポジッド:現金、支払い:クレジットカード(プリペイド式含む)

チェックイン時には現金で支払うとしたものの、後から現金が必要になり支払いをクレジットカードに変更したい局面も旅行ではあり得ることと思います。

デポジットを現金で払い、最終的な支払いをクレジットカードに変更したい場合は、チェックアウト時にフロントでその旨を伝えましょう。

現金でデポジットを払った際に受け取った預かり証を渡し、現金は全額返金してもらうことが可能です。

クレジットカードで支払うことを決めても、デポジットを返金してもらうため預かり証は紛失しないことが大切です。 

デポジット:クレジットカード、支払い:現金

クレジットカードでデポジットを払う予定であった場合は、チェックアウト時にフロントで現金で支払うことを伝えるだけで支払い方法を変更することができます。

デポジットをクレジットカードで払う予定だったなら、ホテル側はカードのコピーを取ったり番号を控えただけなので決済の手続きは何もしていないはずなので、宿泊料金とその他のサービス料金の総額を現金で支払ってチェックアウトとなります。

現金ではなく他のクレジットカードを利用して支払いたい場合でも同様に変更が可能です。

 デポジット:プリペイド式クレジットカード、支払い:現金

デポジットをプリペイド式カードで支払うとした場合でも支払い方法を現金に変更できます。

しかし、デポジット分を先に仮差押え状態にしてしまっているため、カードへの返金は約1か月後となります。

ホテルで受け取った請求明細は、デポジット分の金額が確実に返金されるまで確実に保管しておきましょう。

また、チェックアウト後にプリペイド式カードを買い物などで利用する際には、利用可能金額に注意してください。

支払い方法を現金ではなく、クレジットカードへ変更することも可能です。

 

まとめ

デポジットはホテル側にとって、無銭宿泊を防ぐメリットがあります。

現金やクレジットカードまたはプリペイド式クレジットカードでの支払いが可能で、後から決済方法を変更することも可能です。

しかし、プリペイド式カードでは、デポジット分の金額が返金されるタイミングはチェックアウトの1ヶ月後となってしまうため、特に旅行中は利用可能額を把握しておくことが大切です。

海外では一般的な仕組みですが、最近では国内のホテルでもデポジットやチェックイン時に支払いを求めるホテルも増えているようです。

海外・国内を問わず、楽しい旅行の際に慌てずに済むよう、デポジットの理由や仕組みを覚えておきましょう。

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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