【第30回神戸ルミナリエ】デート・観光におすすめ！開催日程と会場情報について

公開日: 2024/12/06
更新日: 2025/01/06

「神戸ルミナリエ」は、1995年から毎年開催されている光の祭典。コロナ禍を経て、昨年度から開催時期を12月から1月に変えて今年度も開催。今回は記念すべき30回目の開催。節目の年の「神戸ルミナリエ」各会場の見どころとおすすめポイントを紹介します。

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「第30回神戸ルミナリエ」開催情報

2025年の神戸ルミナリエは、「30年の光、永遠に輝く希望」をテーマに、例年以上にボリュームのある色とりどりの荘厳な光の作品が展示されます。震災の記憶を語り継ぎながら、神戸の希望を象徴する行事として、より一層感動的な光の祭典となることが期待されています。

開催期間：2025年1月24日(金)〜2月2日(日)
点灯時間: 薄暮から21:30まで
開催会場：
東遊園地: 神戸市役所の南にある主要な会場の一つです。
旧外国人居留地: 三井住友銀行神戸本部ビル前広場を中心に作品が展開されます。
メリケンパーク: 一部有料エリアがあり、特別鑑賞券が必要です。

各会場の見どころを紹介します。

東遊園地

東遊園地はリニューアルされたばかりの美しい都市公園です。ここでは、広い芝生広場や様々な光の作品が展示されます。会場内には歴代の神戸ルミナリエグッズが出てくるカプセルトイが設置されています。

主な作品

光の壁掛け「スッパリエーラ」

芝生広場北側に全長78ｍ最高部の高さ22ｍの光の壁掛けを設置します。また、南側園地では高さ約7.7ｍ、幅約21ｍの光の壁掛けを設置。ロマンチックな雰囲気を醸し出します「スパッリエーラ」のデザインのモチーフは王冠。王冠をモチーフにしたこの壮大な光の構造物は、夜空に鮮やかに浮かび上がり、華やかで崇高な雰囲気を醸し出します。

KOBE ディライト・ファウンテン

全長39m、高さ19mの大型作品が展示されます。神戸・阪神間の代表的な食品・飲料企業11社が参加し、地元の食材を使用した限定商品を販売します。神戸ジャズの演奏や、「フルートのまち神戸」をアピールするコンサートなど、日替わりで様々な音楽プログラムが行われます。

鐘のガゼボ

希望の鐘を包む高さ約8mの作品が設置されており、背景にルミナリエと神戸ポートタワーが一緒に映る記念撮影スポットとして人気です。

旧外国人居留地

三井住友銀行神戸本部ビル前広場を中心に作品が展開されます。旧外国人居留地は、神戸港の開港とともに建設されたエリアで、外国人が住み、働く場所として利用されました。現在も当時の建築物が多く残っており、レトロで洗練された街並みが特徴。

各所に設置される光の看板作品が、旧居留地の魅力を引き立てます。会場の進路の目印となる小型の作品「ロソーネ」（直径約3ｍ）や「ガゼボ」（高さ約8.4ｍ、幅3.5ｍ）が展示され、美しい光景を楽しめます。華やかにライトアップされた歴史的な街並みの散策を楽しめます。

旧外国人居留地エリアや北野エリア等で「神戸ルミナリエ」と連携したライトアップを実施。異人館がある北野地区や海沿いでもライトアップが行われるため、広い範囲にわたって美しい光景を楽しむことができます。

旧居留地には多くのレストランやカフェ、ショップがあるので、イルミネーションの鑑賞前後にゆっくり楽しむことができるのも魅力です。

メリケンパーク

昨年から新しく設けられたメリケンパーク会場。一部エリアは時間帯指定の有料エリア（約5000人/1時間）になります。有料エリア内では、ルミナリエの公式グッズや神戸ブランドの洋菓子などの販売が行われ、キッチンカーも出店します。時間帯指定なので、作品をゆっくり鑑賞することができます。昨年度は有料エリアでAR体験も実施されていましたが今年度は未発表です。（2024年12月6日現在）

無料エリアでもルミナリエの公式グッズや神戸銘産菓子の販売が行われ、キッチンカーも出店、食事や飲み物を楽しむことができます。様々な光の作品やイベントが用意されており、有料エリアに限らず楽しむことができます。

有料エリアの作品

玄関作品「フロントーネ」

幅51m、高さ15mの壮大な玄関作品。メリケンパークの東南の緑地通路の入口に位置し、光の回廊「ガレリア」の入口を飾っています。波をモチーフにしていて、頭上も光の彫刻で覆うアーケード状のデザインが特徴で、立体的に光に包まれる感覚を味わうことができます。震災30年を記念して、30個のロソーネ（直径約3メートルの円形装飾）が配置されています。無料エリアから見る場合、キッチンカーが前に並んでいるため、半分しか見ることができません。

光の回廊「ガレリア」

延長79mの光の回廊が設置されています。作品はメリケンパークの東南の緑地通路に設置されていて、玄関作品「フロントーネ」のすぐ後続きに位置しています。光の回廊はアーチ状のデザインで、訪れる人を光に包み込む構造になっていて、煌びやかな光の彫刻を楽しむことができます。

有料エリア入場料

平日500円 / 土日750円（前売券）平日1,000円 / 土日1,500円（当日券）

北野町広場

イタリア語で“バラ窓”を意味する左右対称の装飾「ロソーネ」は、これまで東遊園地や旧居留地に設置されてきたアーチ型作品「ガレリア」の最終地点に輝くシンボル。今回は3段のツリー型「ロソーネツリー（高さ約４ｍ）」となって北野町広場に登場します。ロソーネツリーと北野異人館の美しい景観が融合し、独特の雰囲気を醸し出します。風見鶏の館をバックに記念撮影がおすすめです。

umieセンターストリート内

例年東遊園地に設置している光の聖堂「カッサアルモニカ」がミニサイズ（高さ約４ｍ）で神戸ハーバーランドumie センターストリートに設置。中に入って写真撮影も可能です。

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著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。