出張に行きたくない方必見！出張のメリットって何？｜解決策もご紹介！

なぜ出張が嫌なのか考えてみよう

まずは、なぜ出張に対してマイナスイメージを持つのか思案してみます。

初代iPhoneを開発するときスティーブ・ジョブスは、どれだけ電話が嫌いかについて討論したとのことです。出張も同じように嫌いな点を挙げていけば、その解決方法につながることでしょう。

 

移動時間

普段は自宅から会社までの往復は決まった時間にいつもの電車やバスに乗ります。慣れたルート、慣れた乗車口、慣れた駅なので不安や迷いは少しもありません。

しかし、出張はいつもと違った交通機関を利用します。普段、利用しない飛行機や特急に乗ることもあるでしょう。

そうなると移動時間も長くなる傾向にあり、ストレスに感じてしまうことがあります。

 

金銭面

次は単純にお金の問題です。知らない土地なので、通い慣れた店のおばちゃんが調理したヒレカツ定食を食べることはありません。いつものカフェで割引クーポンを使うこともできないでしょう。

また、出張先が観光地だと必然的に食事代がかさみ、痛い出費となります。交通費や宿泊代は請求できますが、食費まで請求できるかは会社によるでしょう。

また、請求できたとしてもは立て替えが多いので、手持ちが少ない場合は次の給料日まで懐が寒くなります。これもストレスに感じる原因ですね。

 

荷物

海外出張では宿泊することが一般的です。そうなると、準備をするだけでプライベートな時間が削られ、負担となります。大きな荷物を持って、満員電車に乗るのも大変でしょう。

さらに、宿泊に慣れていないと何を持っていって、何がいらないのか判断に迷う場合があります。出張先が外国なら余計に不安に駆られるはず。

出張時に準備する荷物ほどナーバスになる時間はありません。

 

心が休まらない

国内出張であれ、海外出張であれ、自宅以外の場所で寝るのが出張。いつも使っている抱き枕やふわふわの羽毛布団は手の届かないところにあります。

また、出張先で知らない人と仕事をするのも不安という読者もいるはず。

相手が外国人となれば、よりコミュニケーションに不都合を感じ、リラックスできる時間は少なくなってしまうでしょう。

 

他の仕事への影響

国内出張、例えば近距離の日帰り出張の場合、たいてい帰社後に報告書を作成します。

しかし、自分がいない間も普段の仕事は進行していきますから、まるまる残ってしまうのです。つまり、出張して精神的に疲れている上に、いつもの仕事は全く片付いていないという状況に直面します。

それは例えるなら、一日で二日分の仕事を押し付けられたようなものです。出張したおかげ仕事がたまり、一見するとメリットは皆無のように感じますね。

 

土日休みが無くなる

一般的な会社は土日休みの週休二日制が定着しています。休みと言えば、二連休なのです。

しかし、出張が土日と重なると平日に「振り替え休日」をとる形になります。

せっかく約束していたデートや家族サービスも平日だと都合が合わないということも。しかも、一日だけの休みでは、やろうと思ったことができず中途半端に終わるケースも多々あります。

合計の休暇日数は同じでも、実現できる内容が変わってくるのです。

 

出張のメリットとは？

出張のマイナス面についてはほぼ語ったので、次は出張した場合のプラス面に迫ります。出張では新しい出会いがあり、違う環境でリフレッシュできることも。人脈が広がり、時には次の仕事につながるケースもあります

それでは、出張のメリットについて見ていきましょう。

 

人脈が広がる

出張してまで会いに行くということは、それだけあなたの業務に会社が力を入れていることを意味します。ビデオ通話やインターネットが発達しているのに対面してまで仕事をしようという意気込み。それはあなたに期待をかけている証拠でもあります。

出張では地脈と人脈を得て、ビジネスを広げることに出張の大義があるのです。現地にまで足を運んで初めて実感することも多いでしょう。そして交渉次第では新たなビジネスチャンスが掴めるかもしれません。

人と人が直接会うというのは、それなりに意味があるのです。

 

評価に繋がる

出張で何らかの成果を上げれば、「あいつは信用できる」と評価され次も出張の代表に選ばれるでしょう。

上司は自分が信頼できる部下に出張を命じます。例えば、部下や同僚を想像してみてください。自分の仕事を助けてもらう場合に大嫌いな相手にお願いするでしょうか。きっと少しでも仲のいい相手を選ぶはずです。

それは上司も同じで気心の知れた部下に出張を命じるのです。従って、出張の代表に選ばれた時点であなたは会社から評価されているのです。

 

出張を楽しむ為の4つのポイント

では、具体的に何をすれば、つまらない出張がエンジョイできるかについて解説していきます。

メリットがあるよと言われても、どう行動すればいいか分からなければ本末転倒です。出張を楽しむコツをマスターして快適な出張ライフを送りましょう。

 

オフの時間を大切にする

出張はいわば旅です。仕事という名目で知らない町へ行けるのです。見方によってはタダで旅行しているようなもの。見たことのない美しい風景にうっとりすることもあるでしょう。

仕事が終われば、あとはフリーです。オフの時間はホテルの周りを散歩したり、受付の人と世間話をしたりして交流を深めましょう。もし、気にいったカフェやお店があったら、どんどん入る、それが出張の醍醐味です。

 

居心地のいい宿泊先を選ぶ

その土地の印象が決まるとも言われているほど宿泊先は大切です。許される限り居心地の良いホテルや旅館をチョイスしましょう。温泉があれば、ゆったりとした時間を過ごせますよ。

自宅のお風呂とは違い、広々とした空間で出張の疲れを癒すことができるのです。

 

ご当地のご飯を食べる

出張先での楽しみと言えば、郷土料理ですよね。国内出張であっても現地の風土や文化は自宅周辺と異なるはず。

その土地に行って初めて知った味や歴史、習慣もあるでしょう。

そうした新しい発見ができるのも出張の魅力のひとつです。後悔しないように事前にグルメスポットを検索しておくのがベストです。備えあれば憂いなし、出張の「楽しみ」もリサーチしておきましょう。

 

成長の糧だと考える

ただ上司に言われて出張しているように思われますが、何事も経験です。出張先で失敗することもあるでしょう。しかし、時が過ぎれば笑い話となって後輩ができたときのネタにもなります。

また、次の出張時に何を持っていった方がいいのかも自然と分かってくるはず。

会社命令で出張しているという感覚を捨て、自分の明るい未来へとつながると信じて仕事に励めば、給料も必然と上がってきます。不平を言わず、人よりも同じ時間で多くの仕事をこなすようにするのです。

きっと評価してくれるでしょう。

 

まとめ

出張のデメリットに始まり、メリットと快適に過ごすポイントを紹介しました。

知らない土地で仕事をするのは、一見苦痛にも見えます。しかしながら、新たな出会いや新鮮な環境で仕事をすると気分も一新されるはず。また、出張先で出会った相手から新たな刺激を受けることもあるでしょう。

マイナス面が多いように思える出張ですが、結果的にメリットも発生します。そうでなければ、どうして出張するのでしょうか。社内では見えなかったことを発見できるのも出張のメリット。慣れない環境を苦痛と捉えるか、新鮮と感じるかはあなたの気の持ち方次第なのです。

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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