【北海道】子供と一緒に行くならここ！おすすめ観光エリア6選【厳選】

①旭川・富良野エリア

大雪山を頂く、旭川と富良野は北海道のほぼ中央に位置しています。緯度はロシアのウラジオストクよりも北のため冬は厳しい寒さに覆われます。

しかし、夏は最上の避暑地。家族連れやカップルでにぎわいを見せる観光スポットです。

 

【旭川】子供は大好き！「旭山動物園」

全国的にも有名な北海道を代表する動物園がこちら。最大の見所は「かば館」で本来は夜行性のカバを間近で観察できるとあって観光客が絶えません。位置を変えれば、カバが泳ぐ姿を真下から覗くことができる壮大な展示場を存分に楽しんでください。

さらに「もぐもぐタイム」に至っては、動物たちが餌をもぐもぐする風景を見られます。フィードタイムは、当日の朝に決定するのでどうしても見たい方は動物園の掲示板を入園時にチェックしておきましょう。

 

施設情報

住所：旭川市東旭川町倉沼

電話番号：0166-36-1104

営業時間：4～10月 9:30～17:15、10～11月 9:30～16:30、お盆期間 9:30～21:00、11～4月 10:30～15:30

休業日：2019年 11月4日～11月10日、12月30日～翌年1月1日

2020年 4月8日～28日、11月4日～11月10日、12月30日～翌年1月1日

アクセス：旭川北I.C.から車で約25分

 

【旭川】思いっきり遊ぶなら「もりもりパーク」

森の中の冒険をテーマにした体験ができる無料の屋内施設。いわば、大きな幼稚園のようなものです。地域のシンボルをモチーフとした遊び心溢れるウッド製の遊具は子供の遊び心をくすぐることでしょう。

対象年齢ごとに3つのパークを設置しているので安心して子供を遊ばせることができる観光スポットです。親御さんに嬉しいのは飲食スペースやベビーカー置き場があるところ。授乳室やおむつ替えのスペースも用意されています。

 

施設情報

住所：北海道旭川市一条通8-108 フィール旭川6階

電話番号：0166-56-0760（10:00～18:30）

営業時間：10:00～18:30

休業日：1月1日

アクセス：JR「旭川駅」から徒歩3分

 

【富良野】富良野のイメージを確立「ファーム富田」

「富良野 = ラベンダー」という方程式を日本中にインプットさせた観光スポット。見ごろの7月にはファームに広がる一面のラベンダーを眺めることができるのでお花好きのお子さんは喜ぶこと間違いなしですね。

園内には、お土産販売コーナーにカフェ、レストランも完備しており、お店では、富良野特有の「ラベンダーソフト」や「ラベンダーラムネ」が販売されています。気になるお味は実際に訪れて確認してみてください！

 

施設情報

営業時間：8:30～18:00

休業日：11月～4月

入園料：無料

住所：北海道空知郡中富良野町基線北15号

アクセス：JR富良野線｢ラベンダー畑駅」から徒歩7分（臨時列車のみ停車）

 

【富良野】親子で体験！「ふらのジャム園」

こちらの施設は評判の「ふらのジャム」など38種類のジャムが味わえる農園です。自慢はジャム作りの工程を順に体験できること。実際に親子でジャムづくりを体験するだけでなく、オリジナルラベルの作成までできるので、北海道旅行の記念にもなりますね。料理に興味の湧いた子供と一緒に行くとより楽しめるでしょう。

なお、子供に大人気のアンパンマンをテーマにしたショップも併設。ケースによってアンパンマン目的で訪問するのもいいアイディアです。

 

施設情報

施設名：ふらのジャム園

営業時間：9:00～17:30

休業日：不定休

住所：北海道富良野市東麓郷3

アクセス：富良野市街から車で約24分

 

②札幌・小樽・余市エリア

石狩湾に近い札幌、小樽、余市は北海道でも雪の少ない地域。

雪まつりで知られる札幌は東西に函館本線が走り、碁盤の目のような街並み。その規模は京都を凌ぐほどです。

札幌と小樽間は札樽自動車道が通りアクセスしやすいエリアなのでまとめて観光すると効率が図れるでしょう。

 

【札幌】「白い恋人パーク」でおかし作り体験！

2019年7月にリニューアルした札幌にあるお菓子のテーマパーク。あの有名な「白い恋人」を作っている工場を見学できます。

他にもお菓子作り体験にチョコレートの歴史など、多方面から白い恋人を学ぶことができる観光スポット。

館内のレストラン梟巣（おうるず）もおすすめ。「親子セットランチ」を代表に子供向けのメニューも提供しているので、親子でランチを楽しむことができます。運が良ければJリーグチームの練習が見えるかもしれませんね。

 

施設情報

営業時間：9:00～19:00

休業日：年中無休

住所：北海道札幌市西区宮の沢2-2-11-36

電話番号：011-666-1481（9：00～18：00）

アクセス：東西線「宮の沢駅」より徒歩9分

 

【札幌】「円山動物園」でナイトサファリを楽しむ！

札幌市街から車でわずか20分という好立地の動物園には、およそ170種類、900頭に及ぶ動物が暮らしているためお子さんに大人気のスポットでもあります。

2017年からは動物園の職員さんと一緒に回れる「ナイトサファリ」を実施しており、普段目にすることのできない夜の動物園の方が楽しめます。また、動物の魅力や生態について解説してくれる「プレミアムツアー」も開催されているので要チェック！

 

施設情報

開館時間：3～10月 9:30～16:30、11～2月 9:30～16:00

休館日：不定休

住所：札幌市中央区宮ヶ丘3-1

電話番号：011-621-1426

アクセス：東西線「円山公園駅」から徒歩15分

 

【小樽】本格乗馬が楽しめる！？「春香ホースランチ」

「中間種」と呼ばれる乗馬専用の馬に乗れるホーストレッキング。初心者プラン、ファミリー向けプランをラインナップし、本格的なホーストレッキングを体感できます。

また小さな子供でも乗馬体験ができるので、ファミリーでの来訪も歓迎されることでしょう。自動車に飽きたら、乗馬でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

 

スポット情報

住所：北海道小樽市春香町397

電話番号：0134-62-4635

営業時間：10:00～17:00

休業日：木曜

アクセス：銭函I.C.から車で約10分

 

【余市】子供も楽しめる！余市蒸留所（ニッカウィスキー工場）

NHKの連続テレビ小説「マッサン」のロケ地になった蒸留所。所内では、スコッチウイスキーの製造方法やその工程を学ぶことができます。スコッチウイスキーの歴史を感じることができるミュージアムや竹鶴と妻・リタが暮らした私邸の一部も見学可能。

ベビーカーも持ち込みOKで見学は無料です。ちなみに子供にはノンアルコールの「りんごジュース」を提供してくれるのでご安心ください。

 

スポット情報

住所：北海道余市郡余市町黒川町7-6

営業時間：9:00～17:00

休業日：年末年始

電話番号：0135-23-3131

アクセス：JR余市駅より徒歩3分

公式サイトはこちら

 

③室蘭・登別・苫小牧エリア

北海道南部の内浦湾から太平洋にかけての沿岸。木彫りのくまが名高い場所で地元では一帯を胆振地方（いぶりちほう）と呼んでいます。千歳空港からも近くアクセスしやすいので、気軽に立ち寄れるエリアです！

 

【室蘭】室蘭の工場夜景を満喫！「ナイトクルーズ」

「日本六大工場夜景」の1つに数えられる室蘭の工場夜景。港の周りを見渡せば、鉄鋼業や造船業に化学工場など大型の工場が鎮座しています。「ものづくりのまち」室蘭ならではの夜景が楽しめると近年評判のスポットです。

例年4月から11月にかけて運航されるナイトクルージングから眺める景色は圧巻。

この他にも海の野生生物イルカやクジラを鑑賞でる「むろらんクルージング」など多彩なメニューを準備しているのでお子さんと船旅にでてみるのもいいかもしれませんね。

 

お問い合わせ（スターマリン株式会社）

電話番号：0143-27-2870（9:00～18:00）

 

【登別】珍しい！「のぼりべつクマ牧場」

ガラス越しにヒグマを目の前で見ることができる観光スポット。それが「のぼりべつクマ牧場」です。

山頂に設置された牧場には常時100頭ものヒグマが放牧されています。ヒグマが一斉に立ち上がる姿はとてもキュートで一度見たら愛くるしいその姿に目が離せないでしょう。

唯一無二の「ヒグマ博物館」も併設され、子供もわくわくしながらクマの生態について学べます。

 

スポット情報

住所：北海道登別市登別温泉町224

営業時間：4～6月 8:30～16:30、7～9月 8:00～17:00、10～1月 8:30～16:30、2～3月 8:30～16:00

休業日：不定休

電話番号：0143-84-2225

 

【苫小牧】世界でここだけ！をみる「苫小牧市科学センター」

旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」の予備機が展示されている無料の観光スポット。ミールが展示されているのは世界でもここだけです。

時期によって子供向けの科学教室やものづくり教室も実施しており楽しみながら科学についての知識を深めることができるのが魅力です。

授乳室もあるので、小さな子供がいても安心して館内見学ができる観光地です。

 

施設情報

住所：北海道苫小牧市旭町3-1-12

営業時間：9:30～17:00

休業日：毎週月曜（祝日はのぞく）

 

④知床・網走エリア

世界自然遺産の知床半島や網走は北海道の東部。北方四島もこの近くに浮かんでいます。

知床半島は船で海から見学するのみで人のいない豊かな自然を楽しむことができます。真冬は極寒となることから刑務所も置かれた地域です。

 

【知床】知床の自然を満喫するならクルーザー観光船！「ドルフィン」

春から秋のシーズンに知床観光するならクルージングがおすすめです。「知床岬クルーズ」や「ルシャ海岸クルーズ」、「カムイワッカの滝クルーズ」など多彩なコースからセレクトできます。電話でもネットでも予約が可能なので気軽に参加してみるといいでしょう。

 

スポット情報

住所：北海道斜里町ウトロ東52

駐車場：あり（無料）

アクセス：JR「知床斜里駅」から斜里バスで「ウトロ温泉」バス停で下車し徒歩5分

電話番号：0152-22-5018

 

【知床】温泉も楽しめる「夕陽台」

知床半島の付け根、ウトロ温泉で著名なウトロにある展望台。オホーツク海にあっという間に沈む夕日を拝むことができる観光スポットです。

すぐそばに「夕陽台の湯」という温泉もあり、露天風呂に浸かりながら夕日を鑑賞することも。

 

スポット情報（夕陽台）

住所：北海道斜里郡斜里町ウトロ香川

駐車場：夕陽台の駐車場を利用（無料）

アクセス：斜里町市街から車で約40分

問い合わせ（知床斜里町観光協会）：0152-22-2125

 

施設情報（夕陽台の湯）

住所：北海道斜里郡斜里町ウトロ東429

駐車場：あり（無料）

アクセス：斜里町市街から車で約40分

電話番号：01522-4-2811

入浴料：大人500円・子供250円、町内在住の大人300円・子供150円

 

【網走】ちょっと刺激が強いかも？「博物館網走監獄」

日本で最も脱獄しづらいと噂の「網走刑務所」。明治初期から1986年まで実際に使われていた施設を移築して公開されています。

当時の囚人たちの状況や監獄の苛烈さを感じることができる展示も多数。やや刺激が強いものの、一見の価値がある観光スポットと言えるでしょう。

 

施設情報

施設名：博物館網走監獄

開館時間：5～9月 8:00～18:00、10～4月 9:00～17:00

休館日：年中無休

住所：北海道網走市呼人1-1

アクセス：JR「網走駅」から車で約7分

 

⑤摩周・弟子屈エリア

霧の摩周湖として知られる釧路支庁。釧路平野と釧路川、そして「根釧台地」が広がり、国立公園で名高い観光スポットです。

昆布や牛の産地として有名で北海道の自然を満喫できる観光地なので度々訪れる観光客も多いのだとか。

 

【摩周】道東観光には欠かせない！「摩周湖」

摩周湖（ましゅうこ）は弟子屈町（てしかがちょう）にある湖。世界ではロシアのバイカル湖に次ぐ透明度を誇ると有名なスポットです。

また、摩周湖の展望台から星空を眺める「摩周湖星紀行ツアー」や「摩周・屈斜路雲海ツアー」も実施しています。

自然を肌で体感したいアクティビティな家族はぜひ一度訪れてみてください。

 

お問い合わせ「ツーリズムてしかが」

住所：北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-2-30 川湯観光ホテル内

電話番号：015-483-2101

 

【清里】神の子池

摩周湖から車で1時間半ほど。道東観光にはかかせない「清里町」にある観光スポットです。

コバルトブルーに輝く池は、まるで神が降臨したかの様な神々しさがあります。訪れるのに時間がかかるスポットですが、施設内には駐車場も完備しているのでぜひ見に行ってみてください。

 

スポット情報

住所：北海道斜里郡清里町羽衣町

アクセス：釧路本線「川湯温泉駅」から車で約40分

駐車場の有無：あり

問い合わせ：0152-25-4111（NPO法人きよさと観光協会）

 

【弟子屈】その絶景に息をのむ「屈斜路湖」

水深125メートルの日本最大のカルデラ湖。それが屈斜路湖（くっしゃろこ）です。

湖畔にはたくさんの温泉が湧出していてその景色は一見の価値あり。露天風呂も点在しています。なお、屈斜路湖から流れる水は釧路川の一部に。

冬には湖が凍結し、「全面結氷」する湖としては日本最大とされています。

 

スポット情報

住所：北海道弟子屈町

アクセス：釧路本線「川湯温泉駅」から車で約25分

駐車場の有無：あり

 

【弟子屈】温泉で旅の疲れをしっかり癒す！「川湯温泉」

川湯温泉は湯量が豊富で川に流れ出してるため硫黄の匂いを街の中でも感じることができるのが特徴。足湯もあり、気軽に温泉を楽しむことができる観光スポットです。

さらに川湯温泉駅前にはオーガニック志向の飲食店が立ち並び、グルメスポットもあるので腹ごしらえしたい方は立ち寄ってみてください。

 

施設情報

住所：北海道弟子屈町川湯温泉街

電話番号：015-483-2670（川湯温泉観光案内所）

営業時間：24時間

休業日：年中無休

アクセス：釧路本線「川湯温泉駅」からバスで「川湯バスターミナル行」に乗車10分

 

⑥阿寒・釧路・浜中エリア

釧路支庁の南側に位置するエリア。太平洋に面した地域を指しますアイヌ民族にフォーカスした観光スポットが多々あるので北海道の歴史を知りたい方はうってつけ。

ほかにも釧路平野や釧路湿原のある場所で北海道の自然を代表するエリアです。

 

【阿寒】幻想的な雰囲気が楽しめる「阿寒湖アイヌコタン」

阿寒湖温泉郷にあるアイヌ文化を感じることができるストリートです。シアターやアイヌ古式舞踏、人形劇を楽しむことができるほか民芸品などのお土産も購入できるので要チェック。

アイヌ料理が楽しめる飲食店もあり、夜はSNS映えするほどファンタジーな景観が目の前に広がります。ほかにも昔のアイヌ民家を再現した「アイヌ生活記念館」もあるので、楽しく学べるスポットをお探しの家族は必見です。

 

施設情報：

住所：北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4-7-84

電話番号：0154-67-2727

アクセス：釧路本線「川湯温泉駅」から車で約60分

 

【釧路】マイ海鮮丼が作れる「和商市場」

「釧路の台所」と呼ばれる和商市場は「函館の朝市」や「札幌の二条市場」と並んで北海道の三大市場と形容されています。釧路周辺のお土産を購入できるのはもちろん、自分で好きな海鮮を選んで丼モノをオーダーできるお店もあるのでお好みの食材を選びましょう。

市場という名称ですが、ランチを兼ねて長くエンジョイできる観光スポットです。

 

施設情報

営業時間：おおむね 8:00～18:00

休業日：日曜日（店舗に寄る）

住所：北海道釧路市黒金町13-25

電話番号：0154-22-3226

アクセス：JR「釧路駅」から徒歩5分

 

【浜中】霧多布（きりたっぷ）の玄関「霧多布湿原センター」

ラムサール条約に登録されている「霧多布湿原」の入り口にある情報センターです。トレッキングツアーやプライベートツアーも実施。

若いスタッフが多く、ツアー中のトークも楽しいのが売り。館内では名産品の「昆布」を販売しています。

 

施設情報

施設名：霧多布湿原センター

開館時間：9:00～17:00

休館日：不定休

住所：北海道浜中町四番沢20

 

まとめ

北海道の観光スポットを家族向けに紹介してきました。子供が楽しめる観光スポットも多いのが北海道の特色です。

主に札幌周辺と道東、中央部に観光スポットがある北海道。一般的な北海道の観光シーズンは春から秋です。

一方で冬はオホーツクの「流氷ツアー」や札幌の「雪まつり」もあり、四季を通じてエンジョイできる北海道。

新しい北海道の観光スポットが見えてきたのではないでしょうか。それでは、愉快な北海道の旅を。

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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