中国地方でゆったり夫婦旅行！県別観光スポット10選

【岡山】日本の歴史ある風情を堪能できるスポット2選

豊かな自然にあふれ、歴史史跡がたくさん残っている岡山県。当時の町並みが保存されています。フルーツでも有名ですが、今回は歴史ある風情を堪能できるスポットに絞って2つのご紹介です。

 

倉敷美観地区

かつて、天領として栄えた倉敷の歴史ロマンあふれる日本の風情を満喫できる街です。白壁と蔵が並ぶ川沿いの道はお散歩にピッタリで、落ち着いた雰囲気を味わえるでしょう。柳並木もあり、浴衣が似合う町です。たくさんのアンティークのお店や、「倉敷帆布」「倉敷デニム」といった倉敷ブランドをご覧になれます。お昼もステキですが、夜もライトアップされていてロマンチックでオススメです。

 

基本情報

アクセス：JRおよび水島臨海鉄道「倉敷駅」徒歩約13分

山陽自動車道「倉敷IC」から約20分

 

勝山町並み保存地区

室町時代に城下町として、江戸時代には宿場町として栄えた勝山町地区。街並みの中央に無料駐車場があり、訪れやすいスポットです。白壁の土蔵や武家屋敷などが並んでいて、日本の昔の街並みを見ることができます。古民家や蔵など、ノスタルジックな建物を活かしたカフェやギャラリーなどのおしゃれスポットも魅力的ですね。それぞれのお店の軒先は、個性的な“のれん”が掛けてあり、町をさらに彩っています。歩くだけでも楽しい、趣のある町です。

 

基本情報

アクセス：JR中国勝山駅から徒歩約5分

米子自動車道久世ICから車で約15分、または、中国自動車道落合ICから車で約20分

住所：岡山県真庭市勝山

電話番号：0867-42-1033（真庭市産業政策課）

 

【広島】自然の神秘を感じることができるスポット2選

広島と言えば世界遺産の安芸の宮島や原爆ドームが確かに有名です。しかし、広島には知る人ぞ知る絶景スポットがあります。自然の神秘を感じ、のんびり観光できるスポットを2つご紹介します。

 

三段峡

切り立った岩と澄み切った水、流れ落ちる滝が織りなす景色はまさに秘境です。ひとたび足を踏み入れれば、山水画の世界に入ったかのよう。さらに人力渡し舟もあり、澄み切った水面の上を船で大自然の中に入っていけます。トレッキングコースもあり、川と山と崖と、自然の音に癒されること間違いなしです。

 

基本情報

アクセス：広電バス「三段峡正面口」すぐ

中国自動車道「戸河内IC」から車で約15分

住所：広島県山県郡安芸太田町大字柴木

電話番号：0826-28-1800

 

帝釈峡

中国山地の中央に位置する全長約18キロメートルの峡谷、帝釈峡。日本百景に選定された国定公園です。中でも、雄橋は世界でも類を見ない石灰岩の天然橋で、「神の橋」とも呼ばれる国の天然記念物になっています。日本の名勝にも指定される景勝地で、雄大な自然を体感することができるでしょう。緑鮮やかな森は秋には紅葉に変わり、1年中楽しめます。

 

基本情報

アクセス：芸備線「東城駅」下車し、備北バスに乗り換え「帝釈」下車

山陽自動車道「福山東IC」

中国自動車道「東城IC」

住所：広島県神石郡神石高原町

電話番号：08477-2-5811

 

【山口】緑豊かな花々を見ることができるスポット2選

何かと歴史スポットで取り上げられがちな山口県。実は豊かな自然があり、ゆったりと観光を楽しめるスポットがあるのです。豊かな緑と、四季折々の花々を見ることができるスポットを2つご紹介します。

 

秋吉台

特別天然記念物に指定されている秋吉台。どこまでも見渡せる自然あふれる場所です。日本最大のカルスト台地で、独特な景観を醸し出しています。自転車で散策できるレンタサイクルはもちろん、トレッキングやランニングも楽しめます。クロスバイキングの貸し出しも行っているので自然の中を駆け抜けるのもいいですね。

 

基本情報

アクセス：JR新山口駅からバスで45分「秋芳洞」下車から徒歩30分

中国自動車道「美祢東JCT」経由小郡萩道路「秋吉台IC」から車で10分

利用時間：9:00～16:30

利用料金：クロスバイク：1日￥1,000 / 台（利用時間内一律）

電動クロスバイク：1日￥2,000/台（利用時間内一律）

電動マウンテンバイク：1日￥2,000/台（利用時間内一律）

住所：山口県美祢市秋芳町秋吉台山

電話番号：0837-62-0115

 

ときわ公園

常盤湖を中心に東京ドーム40個分の広大な園内で、四季折々の緑と花を楽しむことができる公園です。豊かな自然と世界の彫刻が調和した美しい景色を一望できます。

園内にある動物園では生息環境展示を行っており、動物や環境について学ぶことができる体験学習館と合わせて知識を深められるのもいいですね。お昼だけでなく、夜もイルミネーションや観覧車などが見られる遊園地もあります。

 

基本情報

アクセス：JR常盤駅から徒歩約15分

中国自動車道「小郡IC」から車で約35分

山陽自動車道「山口南IC」から車で約30分

山口宇部道路「宇部南IC」からから車で約5分

開園時間：9:30~17:00

休園日：なし

料金：無料

住所：山口県宇部市則貞3-4-1

電話番号：0836-54-055

 

島根のここでしか見られないアートを見ることができるスポット2選

出雲大社で有名な島根県。国宝や世界遺産、ユネスコ無形文化財なども多く圏内に存在し、非常に文化的な県と言えるのではないでしょうか。そんな島根県の、自然とアートが融合するスポットを2つご紹介します。

 

島根県立美術館

風景と一体化したような優美な建築の様式は、水面と大地をつなぐ「なぎさ」をイメージしたもの。自然環境との見事な調和を見せる名建築です。「日本の夕陽百選」にも選ばれており、館内から望む宍道湖の夕陽を見事に見られます。日本の版画、木を素材とした彫刻などを中心に収集された作品は優れたものばかりです。

 

基本情報

アクセス：JR「松江駅」から徒歩約15分

山陰自動車道「松江西ランプ」から約5分

開館時間：【10月～2月】 10:00～18:30（展示室への入場は18:00まで）

【3月～9月】　10:00～日没後30分（展示室への入場は日没時刻まで）

休館日：毎週火曜日、年末年始（12月28日～1月1日）

観覧料：企画展・コレクションセット1,150円

住所：島根県松江市袖師町1-5

電話番号：0852-55-4700

 

足立美術館

自然と調和した美しい日本庭園や近代日本画などがある美術館です。季節に応じて企画展をされています。駅からの無料シャトルバスがありアクセス良好ですし、車で来る場合も駐車場が無料で停められるので時間を気にせず観覧できますね。

 

基本情報

アクセス：JR「安来駅」より無料シャトルバスで約20分

山陰自動車道「安来IC」より車で約10分

開館時間：4月-9月 9:00-17:30、10月-3月 9:00-17:00

休館日：新館のみ、展示替えのため休館日あり

2019年10月10日~11日、11月4日~5日、2020年1月22日

入館料：大人2,300円

住所：島根県安来市古川町320

電話番号：0854-28-7111

 

鳥取県の建造物と歴史的な芸術を見ることができるスポット2選

中国地方で日本海側の東に位置し、鳥取砂丘で有名な鳥取県。もちろん砂丘以外にも魅力的なスポットがたくさん。その中でも今回は素敵な建造物と歴史的な芸術が見られるスポットを2つご紹介します。

 

仁風閣

国の重要文化財に指定されている、元鳥取藩主の池田家の居城跡に建っている洋風建築です。フレンチ・ルネッサンス様式を基調とした白亜の屋敷で、外部の棟飾りはもちろん、内部の暖炉飾りや螺旋階段にも職人たちの芸術的な技を感じられます。洋風建築と日本的な庭園とのバランスが美しく、感動すること間違いなしです。

 

基本情報

アクセス：鳥取自動車道「鳥取IC」から車で約20分

開館時間：9時～17時（入館は16時30分まで）

休館日：毎週月曜日（ただし祝日の場合は開館）、祝日の翌日、年末年始

観覧料：一般／個人：150円 団体（20人以上）：120円、小中高生：無料

住所：鳥取県鳥取市東町2-121

電話番号：0857-26-3595

 

植田正治写真美術館

世界で最も注目された日本人写真家の一人、植田正治氏の作品を収蔵・展示する美術館です。自然豊かな大山山麓に位置し、水面には逆さ大山が見られます。世界最大規模のカメラレンズが展示されており、その映像展示室そのものがカメラの内部構造となっていて、カメラの基本原理を学べるのもいいですね。美術館自体もコンクリートのモダンな建築で周囲の風景が美しく映えます。山陰の空、地平線、砂丘を背景として被写体をオブジェのように配置した演出写真が有名です。

 

基本情報

アクセス：

開館時間：午前9時から午後5時まで（入館は閉館の30分前まで）

休館日：毎週火曜日(祝日の場合は翌日)　※12/1～2/末日は休館　※展示替期間中は休館

入館料：一般900円

住所：鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3

電話番号：0859-39-8000

 

まとめ

いかがでしたか？雄大な自然が織りなす絶景や歴史ある風流な街並み、自然と調和するアートが楽しめる場所などを中心に、中国地方の観光スポットをご紹介してきました。ご夫婦でのんびりと楽しめるのではないでしょうか。この記事がご旅行のプランニングの助けになれば幸いです。ぜひ、ステキな中国地方での旅行を楽しんでください。

 

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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