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【北海道】スキーだけじゃない!「苫小牧」の楽しみ方〜観光スポットをご紹介!〜

北海道の玄関口としても知られる「苫小牧」は、空路からも海路からも移動できる、非常にアクセスのしやすい場所です。しかし、苫小牧の観光スポットはそれぞれの場所が離れていますので、事前に行きたい観光スポットの場所をリサーチしておくことが重要です。

今回はウトナイ湖やノーザンホースパークなど、苫小牧観光に外せないスポットのご紹介と、苫小牧観光の楽しみ方についてご紹介していきたいと思います。

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目次

 「苫小牧(とまこまい)」ってどんなところ?

 

苫小牧は北海道の中央部、太平洋を臨む場所に位置する地域で、札幌や新千歳空港からもアクセスしやすいことから、訪れる観光客も多い街です。

そんな苫小牧には国際拠点港湾である「苫小牧港」と、空の玄関口である「新千歳空港」の2つの玄関口を有する街で、様々なアクセスにも恵まれた場所となっています。

 

「苫小牧」ってこんなところ!

これまでにも苫小牧は北海道の経済発展に欠かせない場所であり、多くの発展に寄与してきた地域と言っても過言ではありません。

 

また、苫小牧にはラムサール条約に指定されている、日本を代表する渡り鳥の中継地であったり、世界的にも珍しい地形の火山があるなど、数多くの豊かな自然にも恵まれている地域です。

 

食に関しても恵まれている場所で、中でも「ホッキ貝」の漁獲量は日本一で知られています。

苫小牧市内ではホッキ貝を活かしたコロッケやカレーなど、様々な形でホッキ貝を堪能できる飲食店も多く、苫小牧を観光する一つの楽しみとなっています。

 

「苫小牧」へのアクセスは?

苫小牧へのアクセスは前述した通り、数多くの交通網が存在しています。

 

新千歳空港からは車で約30分程度となっており、フェリーでは苫小牧港と八戸間が約8時間、仙台間が約15時間、名古屋間が39時間、敦賀間が21時間で繋がっています。

 

札幌からのアクセスは、道央自動車道を利用して約60分のアクセスとなっており、札幌から苫小牧を繋ぐ国道36号線も整備されているので、比較的アクセスしやすい地域と言えます。

 

電車での移動では札幌駅から苫小牧駅までの区間で約45分、函館駅から苫小牧駅では「スーパー北斗」に乗車して約3時間のアクセスとなっています。

 

「苫小牧」のおすすめ観光スポット!厳選7つ

 

自然やグルメ、アクティビティも揃っている苫小牧は、観光スポットも多く、事前にしっかりと観光スポットのリサーチが必要になります。

 

そこでここからは、苫小牧でおすすめの観光スポットを厳選して7つご紹介していきたいと思います。

 

樽前山

苫小牧の観光スポットで、まずおすすめしたいのが世界的にも珍しいとされている、三重式活火山の「樽前山」です。

 

三重式活火山とは噴火によって発生したカルデラ内に、さらに新たな噴火が発生してカルデラが出現、さらにその中で噴火が発生したという稀な活火山のことで、日本でも数える程度しか存在しません。

 

そんな樽前山は登山も可能となっており、山頂からは羊蹄山や苫小牧市街を一望できる絶景のビュースポットとなっています。

登山初心者の方でも、気軽に山登りを楽しめるスポットとしても知られており、地元の方や観光客にも親しまれている山です。

 

スポット情報

住所:北海道苫小牧市(千歳市・白老市)

駐車場の有無:あり

アクセス:苫小牧市内から七合目まで車で40分

 

樽前ガロー・錦大沼公園

樽前山麓の林間にある「錦大沼公園」は、周囲約3.5kmの「錦大沼」と、周囲約1.6kmの「錦小沼」を有する自然豊かな公園で、散策路やキャンプサイトも整備された場所です。

 

「樽前ガロー」も樽前山麓の林間にある場所で、切り立った岩が特異な景観を見せ、苔が織りなす緑の空間が美しい場所です。

水の音と豊かな自然に癒やされる、苫小牧でも屈指のヒーリングスポットとなっています。

 

スポット情報

住所:北海道苫小牧市字錦岡

駐車場の有無:有り

アクセス:苫小牧駅から車で25分

 

ウトナイ湖

苫小牧を代表する観光スポットのひとつが「ウトナイ湖」です。

ウトナイ湖は約270種類以上の鳥類が確認される湿地帯で、ラムサール条約にも指定される渡り鳥たちの楽園であり、国が指定する鳥獣保護区でもあります。

 

植物の宝庫でもあり、四季を通じて自然とのふれあいを楽しむことのできる観光スポットで、近隣には2019年3月にオープンした「道の駅 ウトナイ湖・ウトナイ湖展望台」もあるので、休憩スポットとしてもおすすめ。

 

自然や野生の雰囲気を堪能するのに最適な観光スポットですので、ぜひ一度は訪れてみてはいかがでしょうか。

 

スポット情報

住所:北海道苫小牧市植苗156-30 道の駅ウトナイ湖横

駐車場の有無:有り

アクセス:新千歳空港から車で約10分

 

ノーザンホースパーク

競馬好きな方なら苫小牧が、競走馬の里である事をご存知であると思いますが、「ノーザンホースパーク」は「馬と大地と、人との絆」をテーマに1989年に誕生した自然公園で、競走馬たちの暮らしも見学することができる場所です。

 

パーク内では馬車に乗って園内を巡ることができたり、乗馬を気軽に楽しめる「観光引き馬」のほか、本格的な乗馬体験が楽しめる「ホーストレッキング」といったアクティビティも。

 

また、馬とのふれあい以外にもボタニカルガーデンやサイクリングを楽しむことができ、パークゴルフなどもあるので子供から大人まで楽しむことができる場所です。

 

施設情報

住所:北海道苫小牧市美沢114-7

営業時間:(4/15~6/30、9/1~11/5)9:00~17:00、(7/1~8/31)9:00~18:00、(11/6~4/9)10:00~16:00

休業日:4/10〜4/14

電話番号:0144-58-2116

アクセス:新千歳空港より車で15分(新千歳空港より無料シャトルバス運行あり)

 

イコロの森

「イコロの森」は北海道の豊かな自然を育む、多様な植物を基調に11のテーマエリアから構成されるガーデンで、アイヌ語で「宝物」を表す「イコロ」と名付けられた森です。

 

北海道の風土にあった様々なガーデンを楽しめるイコロの森では、カフェレストランも併設。

地元の食材を活かした食事や軽食を楽しめるだけでなく、北海道の作家によるクラフト作品や雑貨を販売している「イコロハウス」も是非チェックしておきたいところです。

 

施設情報

住所:苫小牧市植苗565-1

駐車場の有無:あり

アクセス:苫小牧東ICより車で約15分

 

苫東柏原展望台

苫小牧の原野や工業地帯を一望するなら「苫東柏原展望台」がおすすめ。

ドライブの休憩スポットとしてもおすすめな場所で、360度見渡す限り自然が広がり、北海道らしい景観を望むことができます。

 

元々は巨大な工業地帯を作ろうと開拓された場所ですが、企業誘致が成功せず、現在は原野になっている場所でもあります。

そういう理由もあり、いつかはこの原野も見られなくなる可能性もありますので、今のうちにチェックしておくようにしましょう。

 

施設情報

住所:北海道苫小牧市柏原

駐車場の有無:有り

アクセス:苫小牧東ICから車で15分

 

北星公園

「北星公園」は、苫小牧駒澤大学の東隣に位置する公園で、通路の中央には水路が流れ、噴水のある広場まで続く広大な公園です。

 

また、北星公園の園内には日本庭園や山などがあり、散策路も整備されているので散歩を楽しむのにも最適です。

苫小牧観光としても、北海道の自然を満喫するのにも最適な公園なので、ちょっと寄り道して散策路を巡るのもおすすめです。

 

スポット情報

住所:苫小牧市錦西町3丁目1番地

駐車場の有無:有り

アクセス:JR苫小牧駅から車で約25分

 

知っておきたい!苫小牧観光に便利な交通機関情報

苫小牧は一つ一つの観光地が遠いので、ある程度のコースは決めておいたほうが良いです。

苫小牧を観光するなら、事前に行きたい観光スポットを決めておき、交通機関情報を把握しておくとスムーズに移動することができます。

 

ここからは、苫小牧の観光に便利な交通機関情報についてご紹介していきたいと思います。

 

観光バス

苫小牧市内を走る「道南バス」は、苫小牧観光にも欠かせない交通手段で、苫小牧から「札幌」「新千歳空港」「登別温泉」など、苫小牧周辺エリアへ高速バスも運行しているので、旅行の際にはぜひチェックしておきたい交通手段です。

 

また観光バスで苫小牧を観光する際には、樽前山やノーザンホースパークを楽しむのも良いですが、周辺エリアにある「室蘭」や「登別」も一緒に回れるようなツアーを探してみるのがおすすめです。

 

観光タクシー

はじめての苫小牧観光や北海道観光なら、地元で活動している「苫小牧個人タクシー協同組合」や「苫小牧観光ハイヤー」などの観光タクシーを利用するのがおすすめです。

 

北海道観光では本州と異なり、土地も広く、一つ一つの観光スポットを巡るのにも時間がかかってしまったり、距離感や時間的感覚が違っている場合もあります。

そこで利用したいのが観光タクシーで、行きたい観光スポットだけを告げて、あとはドライバーに身を委ねるという方法もよいかもしれません。

 

小さなお子さんがいる場合には貸切タクシーやハイヤーを利用すると、安心して移動することもできるでしょう。

 

お問い合わせ

苫小牧個人タクシー協同組合

電話番号:0144-73-5222

苫小牧観光ハイヤー

電話番号:0144743131

 

レンタサイクル

春から秋頃に苫小牧を観光するのであれば、レンタサイクルで苫小牧を回ってみるのもおすすめ。

レンタサイクルの貸出期間が春から秋頃と限定されていますが、避暑地としても知られる北海道の夏を、自転車で移動するのは非常に気持ちが良いです。

 

料金は1日500円とリーズナブルで、レンタル時間も午前9時から午後6時までとなっているので、十分に時間もあります。

天候にも左右されますが、天気の良い日は本当に気持ちが良いので、レンタサイクルでの観光も検討してみてはいかがでしょうか。

 

お問い合わせ(苫小牧観光案内所)

住所:北海道苫小牧市表町5丁目11-5

電話番号:0144-34-2000

 

まとめ

苫小牧にはたくさんの観光スポットがありますが、それぞれの観光地への距離もありますので、まずは行きたい観光スポットをリサーチしておき、コースを決定していくようにしましょう。

 

交通手段も重要なポイントになりますが、苫小牧観光はコース決めを行わないと行ったり来たりになってしまいますので、本記事で紹介した観光スポットを参考にして、どんな場所に訪れたいのかを検討してみましょう!

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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