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【2023年版】根室の定番観光スポットから周辺地域の穴場スポット

根室は人間が手をつけていない大自然を満喫できるスポットが多数存在しているのが魅力で、北方領土も望むこともできます。そこで今回は、根室の定番スポットはもちろん、周辺の 浜中(はまなか)、厚岸(あっけし)の観光スポットもあわせてご紹介します。ぜひ、北海道旅行の参考にしてみて下さいね!

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目次

まずは定番!行く価値のある根室のおすすめ観光スポット6選

北方領土を望む日本の東の果てから、五色に色を変える神秘の湖、なぞの球状岩体から夕陽の絶景スポットまで、根室の定番観光スポットを6つご紹介します。

納沙布岬(のさっぷみさき)

根室半島の先端にある岬で、晴れていると北方領土を遠くに見ることができます。根室の日の出は、6月だとなんと午前3時30分過ぎ!日本一早い日の出です。2人でドライブをしているなら是非とも寄りたい根室の定番スポットですが、霧が多く見れないこともあるので天気を要チェック!

ラッコやクジラが現れることもあるので、観れたらラッキーですね。エゾシカの生息域でもあるので、エゾシカとの交通事故にはくれぐれも注意が必要です。

アクセス情報

住所:北海道根室市納沙布
アクセス方法:釧路駅から車で約2時間半

温根沼(おんねとう)オンネトー

阿寒国立公園の中にある湖。北海道三大秘湖の1つに数えられており、見る時間や季節によって湖面の色が変化する「五色沼」です。湖の辺りからは、雌阿寒岳と阿寒富士を眺めることができます。

車では途中までしか入れないので、天気がいい春から秋にかけては散策するのがおすすめ。とくに紅葉の時期にみられる水面鏡は幻想的で必見です。オンネトー近くには、秘湯として知られる「野中温泉」もあります。

スポット情報

住所:北海道足寄郡足寄町東部
アクセス:旧足寄駅から車で60分
駐車場の有無:展望台など周辺に数箇所

根室車石(ねむろくるまいし)

根室半島花咲岬付近一帯に分布する球状岩体です。国の指定天然記念物にも登録されており、抜群の迫力!

アクセス情報

住所:北海道根室市花咲港
アクセス方法:根室駅から車で10分

春国岱(しゅんくにたい)

春国岱は、風蓮湖と根室湾を分ける砂州で形成された原生林です。ほとんど人の手が入っておらず、様々な植物をはじめ、野鳥の観察ができるスポットとして愛されています。木道も整備されているので散歩も可能で、ここから水平線に落ちていく夕陽は圧巻。

アクセス情報

住所:根室市東梅103
アクセス:ネイチャーセンター前より徒歩10分

根室半島チャシ跡群

「チャシ」はアイヌ語で「柵囲い」を意味し、砦や祭祀の場など様々な用途で使われていたものです。根室では、約30ヶ所のチャシ跡の存在が確認されていますが、一番保存状態が良いとされているのがこちらのチャシ跡群です。

アクセス情報

住所:北海道根室市温根元59
アクセス方法:納沙布岬バス停から徒歩20分

根室の定番グルメが食べたい!おすすめスポット5選

根室発のB級グルメ”エスカロップ”から、根室花咲の名前が付いた花咲蟹まで、根室でぜひとも食べてほしい定番グルメを厳選して5つご紹介します。 

根室発祥のB級グルメ”エスカロップ”はここ「食事と喫茶どりあん」

エスカロップは、ポークカツレツをバターライスの上にのせ、デミグラスソースをたっぷりとかけた料理で、現在B級グルメ界に殴りこみをかけている人気急上昇メニューです。

こちらのお店のこだわりのデミグラスソースの深みにハマること間違いなしの絶品です。レンガで囲まれた店内は、レトロな雰囲気を楽しむこともできます。 

店舗情報

店舗名:食事と喫茶どりあん
営業時間:10:00~21:00(L.O.20:40)
休業日:火曜日
住所:北海道根室市常磐町2-9
アクセス:根室駅から徒歩7分
公式サイト:https://www.nemuro-kankou.com/gourmet/t010/

ふるさと納税でも話題の!”花咲蟹”を食すなら「ねむろ大八食堂」

全国に花咲カニを発送してもいる花咲漁港の大八根室でとれたての花咲カニを食べられるとのことで人気のお店花咲に加えて、番屋形態のお店や、ジビエも楽しむことができる 

店舗情報

店舗名:大八食堂
営業時間:夏場8:00~17:00/冬場9:00〜16:00
休業日:不定休
住所:北海道根室市花咲港68
アクセス:西和田駅から車で7分
公式サイト:http://www.daihachi-shokudo.com

根室の”寿司”はクオリティが高い!「花まる」

やはり北海道なら海鮮を食べなきゃ損!家族連れに嬉しいコスパ最高の回転寿司店、根室花まるです。根室は三方を海に囲まれているので海の幸が豊富で、回転寿司のイメージをはるかに凌駕するクオリティを保っています。チェーン展開している花まるですが、根室が本店で、本店でしか味わえないメニューもあるので要チェックです。

店舗情報

店舗名:回転寿司 根室 花まる
営業時間:11:00~22:00
休業日:無休
住所:北海道根室市花園町9丁目35
アクセス:手稲駅より車で7分
公式サイト:https://www.sushi-hanamaru.com

根室でラーメンなら「扇や」

2017年の「ミシュランガイド」にも掲載された名店で、以前は札幌にあったお店が移転しています。一番人気の「つけめん」が看板メニューで、濃厚な魚介系のこってりスープと絡む中細麺が絶品!とくに味噌つけ麺は珍しくて美味しいと評判です。

店舗情報

店舗名:つけめん扇や
営業時間:平日11:00 ~ 14:00、17:30 ~ 19:30/土・日・祝日11:00 ~ 14:00
休業日:月曜日 と 木曜日
住所:北海道根室市大正町2-32
アクセス:根室駅から徒歩2分
公式サイト:https://www.ougiya.co

絶品ソフトクリームとチーズ「chikapu」

国道44号線沿いにある2013年にオープンした根室のチーズ工房です。少し外れたところにあるので、知る人ぞ知る感が強いものの、1つ1つのパッケージが可愛いチーズが美味しいのはもちろん、ここで食べられるチーズ入りのソフトクリームが絶品と口コミで評判を呼んでいます。ちなみに”チカプ”とは、アイヌ語で”鳥”のことでおしゃれな外観や店内も女子受け必至です。

店舗情報

店舗名:チーズ工房チカプ
営業時間:10:00~17:00
休業日:火曜日・水曜日
住所:北海道根室市川口54-3
アクセス:別当賀駅から車で9分
公式サイト:https://www.chikap.jp

 

根室の道の駅「スワン44ねむろ」の見所は?おすすめのお土産は?

根室の地場グルメや特産品が集まる道の駅、「スワン44ねむろ」の名前の由来はズバリ白鳥のバードウォッチングから。おすすめの根室土産もあわせてご紹介します。

道の駅「スワン44ねむろ」

白鳥やタンチョウ、オオワシなどの野鳥観察もできる国道44号線沿いのある道の駅です。春国岱・風蓮湖の幻想的な風景を眺めながら根室グルメが堪能できるレストランがあります。なかでもエゾジカをエスカロップにした、エゾシカエスカや花咲かに釜飯など、根室の海と山の幸が人気。また、売店もあり、お土産を購入することが可能です。

店舗情報

店舗名:道の駅 スワン44ねむろ
営業時間:9:00~17:00
休業日:月曜日
住所:北海道根室市酪陽1番地
アクセス:白鳥台バス停すぐ
公式サイト:https://www.swan44nemuro.com

根室のおすすめのお土産

匂いの少ないにんにくや、名物花咲がにが入ったラーメン、なぜかオランダの名前がついたせんべいなど、スワン44ねむろで購入できる根室のおすすめお土産を厳選して3つご紹介します。

乙女にんにく

「OTOME ninniku farm M&R」が販売している乙女にんにくは、にんにくのいやーな匂いが残らないのでパクパクいけちゃう嬉しい名産品。調理方法は様々、シンプルにオリーブオイルで焼いて塩胡椒でも十分に美味しい!地方発送も行なっているので、気になる方はスワン44ねむろまで。

花咲がにラーメン

根室の特産品「花咲がに」がしっかり入ったラーメンです。インスタントでありながら、根室の食材を堪能できます。小麦は道産にこだわり、ノンフライというヘルシーさも売りです。

オランダせんべい

JR根室駅から車で約5分ほどのところの「端谷菓子店」が製造している「オランダせんべい」。名前の由来は、外国船が出入りしていた長崎県平戸市につたわる「オランダ煎餅」がルーツで、それが漁師が船で食べられるおやつとして根付き、根室の港にも広まっていったのではないかとされています。

「おせんべい」という名前ですが、本来のバリバリではなくしっとりとした食感で、地元の方々の要望で変わってきたものなんだとか。

根室周辺地域のおすすめ観光スポット

道東の観光は、空港からレンタカーで移動する人がほとんどです。根室にアクセスするなら、釧路空港か、中標津空港がおすすめで、便数が多いのは釧路空港になります。

釧路空港から根室方面に、シーサイドを通って行くなら、通るのが昆布森(こんぶもり)や厚岸(あっけし)、浜中町(はまなかちょう)、厚床(あっとこ)という地域。

今回は、その中でおすすめスポットである浜中町と厚岸の観光スポットをご紹介します。

①浜中町

浜中町は、根室から車で1時間、釧路から車で1時間半ほどでつく人口約6000人規模の地域です。酪農、林業、漁業が盛んで、タカナシ乳業の唯一の北海道工場があります。

昆布漁、ほっき漁が盛んで、うには日本でもトップレベルの高級品質を保ち続けている海鮮の宝庫です。

また、ラムサール条約にも登録された「花の湿原」としても知られている「霧多布湿原」があり、一年を通じて、海外からも多くの観光客が足を運んでいます。

【霧多布(きりたっぷ)の玄関】霧多布湿原センター

ラムサール条約にも登録されている「霧多布湿原」の入り口にある情報センター。トレッキングのツアーなども行なっており、若いスタッフが多く、ツアー中のトークも楽しいので一度は利用したところ。館内では浜中町の名産品「昆布」をはじめとしたお土産の購入も可能です。

施設情報

施設名:霧多布湿原センター
開館時間:9:00~17:00
休館日:[休館日]5月~9月無休 / 10月~4月火曜[冬季休館]1/2~1/31
住所:北海道厚岸郡浜中町四番沢20
公式HPはこちら
アクセス:JR茶内駅から車で15分

【本格イタリアン】ベニーレベニーレ

浜中町の食材「飯高商店の秋刀魚」や「岩松ファームの鹿肉」を使った本格イタリアンが楽しめるレストランで、デートに使うカップルも多い名店。

シェフの実家がもともと浜中町でスーパーを経営しており、そのスーパーでシェフが作っていたスイーツが地元民からも大評判だったとい逸話も残るほどです。

そのスイーツもバージョンアップしてベニーレベニーレで堪能することができます。 

店舗情報

店舗名:ベニーレベニーレ (Venire venire)
営業時間:[火・水・木・日] 11:30~15:00 [金・土] 11:30~14:00 17:30~21:00 (L.O.20:00)
休業日:月曜日・第2日曜日・第4日曜日
住所:北海道厚岸郡浜中町浜中基線56
アクセス:JR茶内駅から車で20分
公式サイト:なし

【湿原を一望】琵琶瀬展望台

霧多布湿原を見渡すなら琵琶瀬展望台がおすすめ。琵琶瀬展望台は24時間開放しています。近くにある定食屋「湿原ユートピア」では霧多布湿原の景色を楽しみながら浜中産の牡蠣を使った定食を食べることができます。

店舗情報

店舗名:湿原ユートピア
営業時間:10:00~20:00
休業日:火曜日
住所:北海道厚岸郡浜中町琵琶瀬
アクセス:琵琶瀬展望台から徒歩で1分、茶内駅から車で20分
公式サイト:なし

【チーズ作り体験も可】グレートフルファーム

愛知県出身の松岡さんご夫妻が経営されている牧場です。ランチの時間に合わせて、予約制でチーズづくり体験を行なっており、作ったチーズでピザを焼いてくれる嬉しいサービスも。ご夫妻のユーモア溢れるトークも魅力ポイント。ハイセンスな手作りのこだわり雑貨や、シールなども販売しています。 

店舗情報

店舗名:GratefulFarm/松岡牧場
営業時間:10:30~17:00
休業日:水曜日
住所:浜中町姉別緑栄205
アクセス:JR姉別駅から車で10分
公式サイト:https://www.grateful-farm.com

②厚岸(あっけし)

厚岸は、根室から車で2時間、釧路から車で1時間程度走らせたところにある地域で、人口は1万人弱のエリアです。地名はアイヌ語の「アッケシイ(牡蠣がいるところ)」に由来しているとされています。

最近では、厚岸でブランド化に成功した「牡蠣」に合うとされている「厚岸ウイスキー」の開発で一時期話題にもなった地域です。道の駅の「コンキリエ」では、そうした厚岸のグルメや牡蠣を使ったお土産を購入することができると、観光バスが寄るスポットにもなっています。

【厚岸の道の駅】厚岸グルメパーク・コンキリエ

国道44号線沿いにある厚岸の道の駅「コンキリエ」。厚岸の牡蠣が楽しめるレストランも2階に数店舗あります。厚岸で有名な牡蠣に関係するお土産がずらりと並んでいるので、話題になった「厚岸ウイスキー」も購入できるかもしれません。

施設情報

施設名:厚岸グルメパーク・コンキリエ
開館時間:9:00~21:00(4月~10月)、10:00~19:00(11月~12月)、10:00~18:00(1月~3月)
休館日:月曜日
住所:厚岸郡厚岸町住の江2丁目2番地
アクセス:厚岸駅から徒歩5分
公式サイト:https://www.conchiglie.net

【ソフトクリームが美味い】森高牧場

厚岸から釧路に向かう途中にある牧場の直営店です。チーズが美味しいのはもちろん、ここで購入できるソフトクリームが美味しいと話題です。ドライブの休憩がてら寄るのはいかが?

店舗情報

店舗名:森高牧場
営業時間:10:00~17:30
休業日:無休
住所:北海道厚岸郡厚岸町宮園1丁目375
アクセス:厚岸駅から車で5分
公式サイト:なし

車を使わないならこの手段!「のさっぷ号」「JR花咲線」

根室と周辺を周遊する際に車以外の手段としておすすめなのが、根室半島をぐるーっと周遊してくれる遊覧バス「のさっぷ号」と、JR釧路駅から根室駅までの路線「花咲線」です。

根室半島をぐるーっと「のさっぷ号」

根室半島の遊覧バス「のさっぷ号」。コースは「のさっぷ岬コース」と「車石・風蓮湖・白鳥台コース」の2種類です。

大人1000円、子供500円で、所要時間は2時間55分。2つのコースを両方回る「AB一周コース」は、大人料金2200円、子供料金1100円で所要時間は5時間10分になります。根室半島を観光するなら、このバスに乗ると楽に定番スポットを制覇できます。

根室市観光協会公式HPはこちら

「道東」に遊びに行くなら是非乗りたい「JR花咲線」

北海道の根室本線のなかでも、釧路駅〜根室駅の間は「花咲線」という名前が付いています。花咲線の有人駅は「釧路駅」「厚岸駅」「根室駅」で、ほかは無人駅です。

受け渡し駅が決まっているものの、ご当地弁当を注文して、電車内でゆっくり景色を楽しみながら食事することもできます。お弁当は、「焼きさんま寿司」「やきとり弁当」「かきめし」が選べ、それぞれ600円〜1000円程度です。

地元民は、通学のために使っている電車ですが、実は観光列車としても価値があると今話題になっている鉄路です。一時は2016年11月にJR北海道に「単独では維持することが困難な線区」とされてしまい、運行が危ぶまれました。

しかし、花咲線を愛するファンたちがクラウドファンディングで維持費を集め、現在では「地球探索鉄道 花咲線」として、無事現在も運営されています。

車窓からの眺めは「幻想的でおとぎ話の世界」とも例えられ、初めて乗った時の感動は忘れられないほどの絶景が楽しめます。また、エゾシカやタンチョウ鶴など驚きの出会いが待っていることも。

根室を観光する際には是非一度は乗って欲しい路線です。

まとめ

今回は、根室の定番スポットはもちろん、周辺の 浜中(はまなか)、厚岸(あっけし)の観光スポットもあわせてご紹介しました。あなたの根室観光のプランにお役立てくださいね。

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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