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出張手当ってなに?どのくらい貰ってる?税金ってどうなるの?

いきなりですが、みなさんは「出張手当」とは何か知っていますか?
「聞いたことはあるけどよく分からない…」
「言葉の意味は知ってるけど相場とか気になる!」
「いや、そもそも聞いたこともないよ…」
色々な声が聞こえてきそうですが、安心してください。

この記事を読めば「出張手当」とは何なのか?
から相場の話、税金の話まで、まるっと理解できるようになります!
財務などの専門知識が全くない方でも簡単に読み進められるような内容です。
では、さっそく始めましょう!

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目次

出張手当ってそもそも何のこと?

出張

まずは「出張手当」の言葉の意味から学んでいきましょう。
「言葉の意味は知っているよ」という方でも復習だと思って飛ばさず読んでみてください。意外と分かった”つもり”になっているだけかもしれません!
よく混同される言葉の1つ「出張経費」との違いも分かりやすく説明いたします。

出張手当とは

はじめに、、「出張手当」は「出張日当」と呼ばれることもあります。両者に違いは特にありませんので同じことを言ってるんだという認識でOKです。
(この記事では「出張手当」に統一しています。)
 
出張手当とは
「一般的に労働者が勤務地を離れて業務に従事する出張時に、交通費や宿泊費以外に出張に伴う精神・肉体的疲労に対する慰労や諸雑費の補填といった意味合いで支給される事が多い」
 
インターネット上で辞書の役割を果たしている『コトバンク』にはこのような内容で説明されています。これだけでは分かるような、分からないような感じですよね。
『諸雑費の補填』とは、主に出張に行った際に発生する食事代や雑費などに対する支給のことです。ここで、「交通費とか宿泊費は違うの?」と思った方は勘が鋭いですね。その点については次の「出張経費との違い」でご紹介いたしますので少々お持ちください。
 
では、『出張に伴う精神・肉体的疲労に対する慰労』とはなにかというと、簡単に言ってしまえば「出張お疲れ様代」みたいなものです。やっぱり出張は移動時間があったり、いつものオフィスと違う環境だったりと、普段のお仕事より疲れますよね。それに対して会社が補償をしてるということですね。
 
ちなみに、出張の移動時間は労働時間に入るのかに関しては別記事で説明しているのでぜひ参考にしてみてください。

出張経費との違い

似たような言葉で「出張経費」というものがありますが、全く異なる意味をもつ言葉ですので注意が必要です。
「出張経費」とは、出張業務で必要な経費費用のことです。
交通費や宿泊費、駐車料金などがこちらに含まれます。では、なぜ食費は「出張経費」ではないのでしょうか?というのも、食費は出張に行かずしても生きていく上で必然的に発生する費用ですよね。つまり、出張が理由で発生した避けることのできない費用とは異なるということですね。
ただし、細かい判断はそれぞれの会社に任されています。自分の会社がどうなのか気になる方は上司や経理部門の方に直接聞いてみてください。原則、出張を言い渡している会社には出張費規定なるものが策定されていますのでそちらをチェックしておきましょう。また、出張経費については別記事で詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
 
【出張旅費・経費編】出張にまつわるおカネの話|1から分かりやすく解説

出張手当の気になる相場について解説!

出張

ここまでの説明で「出張手当」とは何かが理解できたと思います。ここからは実際の「出張手当」はいくらぐらい支給されているか等の具体的なことについて見ていきましょう。さらに、「出張手当」の理解が深まっていきますよ! 

出張手当は日帰り出張でも出るの?

実は出張手当は法的に義務付けられているものではないので、会社によって様々な違いがみられます。詳しくは自社の出張費規程をご覧ください。
では、どのくらいの会社が出しているのでしょうか?
 
(以下、産労総合研究所が二年ごとに発表している『2017年度 国内・海外出張旅費に関する調査』を参考にしています。)
 
日帰り出張手当を支給する企業は86.8%のようです。日本ではほとんどの企業が日帰り出張に対しても出張手当を支給していることが分かります。
ちなみに、宿泊出張に対しては「支給する」が91.4%となっています。一定数の会社は宿泊出張に対しても支給していないようですね。
 
また、日帰り出張の場合はどこから出張とするかについては
・移動時間
・直線距離
・移動距離 などを基準にそれぞれの会社がルールを作成しているみたいです。

出張手当の相場は?

日帰り出張において、日当を出張の距離・時間・地域等によらず一律にしている企業の平均支給額は,
社長 :4,621円
取締役 :3,079円
部長クラス:2,491円
一般社員 :1,954円となっています。
 
宿泊出張においては、手当を「全員一律同額」としている企業の平均支給額は,
社長 :4,799円
取締役 :3,518円
部長クラス:2,809円
一般社員 :2,222円となるようです。
 
上記の通り、多くの企業では役職によって支給区分があるようです。社長と一般社員ではかなりの差があるようですね。

出張手当って満額受け取れるの?

出張

最後に、出張手当に関わる税金のお話です。
出張手当も給与のように課税対象で「全額は手元に残らないのでは?」と心配している方もいらっしゃるかもしれません。
出張手当と税金の関係はどうなっているのか確認してみましょう!

出張手当は課税対象?

残業手当や休日手当、職務手当など様々な手当がありますよね。
これらの手当は、「給与所得」となります。
原則として、手当は給与所得となるようです。
つまり、所得税の対象である給与と同じく、税金の引かれた金額が手元に残るというわけです。
しかし、例外として従業者が出張に行く際にかかる費用は非課税と定められています。
ただし、個人事業主に対する出張手当は課税対象となるようです。
つまり、多くの方は非課税対象として出張手当を手に入れらるということですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、「出張手当」について1から分かりやすく解説してきました。多くの人がこの記事を読んで「出張手当」についての理解を深められたら幸いです。出張するすべての人に関係するお話なので知っていて損はないですよね。
「出張手当」が支給されることが分かれば、
今まで憂鬱だった出張も少しはマシに思えるかもしれません。
では、今回はこのあたりで終わりにします!次の記事でお会いしましょう!
著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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