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【いま道東がアツい!】「網走」観光の定番やおすすめは?〜周辺地域もご紹介〜

近年、国内の旅行先として「網走」が注目されています。
皆さんご存知でしょうか。
北海道・道東の港町である網走市はグルメや自然など北海道の観光地としての魅力がたくさん!
監獄のイメージが強いと思いますが、それだけではありません。
今回は、網走に住んでいたことがあり、実際に網走の観光スポットを巡った筆者が、網走の魅力を徹底的に紹介します。
周辺地域の観光スポットもご紹介していますので、旅行先として北海道を検討している方、道東に興味をお持ちの方必見です!

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目次

「網走(あばしり)」ってどんなところ?

 

「網走市」の地名は、アイヌ語で「我らが見つけた土地」という意味の「ア・パ・シリ」が由来となっていて、オホーツク総合振興局のある街です。

また、網走は知床・阿寒・大雪山の3つの国立公園に囲まれた地域。

そのため、市内を宛てもなくドライブしていても雄大な自然に出会うことができます。

世界遺産に登録された「知床」も有名ですね。

国立公園以外にも網走湖・能取湖などの湖や天都山など、北海道らしい自然を満喫できるスポットが点在しています。

さらには、日本で最も過酷で脱獄が難しいとされていた「網走刑務所」もあり、観光に訪れたなら時間を持て余すことなく過ごすことができるでしょう。

 

網走の定番観光スポット

 

さて、網走の定番観光スポットをご紹介していきたいと思います。

たくさんの観光スポットがある網走。今回は厳選してご紹介しますので、ご旅行の際にぜひ参考にしてみてください。

 

博物館網走監獄

言わずと知れた網走の目玉スポット「網走監獄」。

かつて日本で最も脱獄が難しいと言われた網走刑務所の当時の様子を忠実に再現した博物館です。

明治時代から1986年まで実際に刑務所として使われていた施設を移築して博物館として公開しています。

文化財としても登録されている網走監獄では、食堂・浴場・労働など、当時の囚人の過酷な生活を改めて知ることができるでしょう。

監獄にちなんだお土産もたくさん用意されているためこちらもおすすめ。

網走駅から「博物館 網走監獄」へ向かう際、間違えて現在使われている本物の網走刑務所に行ってしまう方がたくさんいます。

観光スポットの方は「網走監獄」と看板に表記されていますので見落とさないようご注意ください。

 

施設情報

施設名:博物館 網走監獄

開館時間:5月~98:3018:00 / 10月~49:0017:00

休館日:無休

住所:北海道網走市字呼人1-1

アクセス:JR網走駅から車で約7分、バスで約10

公式HPhttps://www.kangoku.jp/

 

北方民族博物館

北方民族博物館は網走駅から車で10分、天都山の上にあります。

アイヌ民族のみならず、エスキモーなど外国の民族についても資料・展示も多数。歴史や文化を存分に学ぶことのできるスポット。

常駐している解説員による展示の解説も受けることができるほか、5か国語に対応した音声ガイドも用意されています。

解説員による展示解説は、電話予約が必要ですので希望される方は、事前に連絡しておきましょう。

常設展示に加え、様々な特別展示も行われています。特別展示の内容は公式ホームページ内で事前に確認可能です。

博物館は山の上にあり道中はカーブの多い山道ですので、車で訪れる際はお気を付けください。

 

施設情報

施設名:北海道立北方民族博物館

開館時間:7899:0017:00 / 10月~69:3016:30

休館日:月曜日(祝祭日は火曜日) / 2789月は無休

住所:北海道網走市字潮見309-1

アクセス:女満別空港から車で約30 / 網走駅から車で約15分(観光バス利用可)

公式HPhttp://hoppohm.org/

 

網走湖

網走湖は網走市と大空町女満別にまたがって存在する海跡湖。

春は湖畔に花が咲き、夏は緑が生い茂り、秋は紅葉が観られ、冬は水面が凍結するため、季節ごとの顔を観ることができます。

冬は凍結した湖の上でワカサギ釣りをして、釣れたワカサギはその場で食べることが可能。

湖畔では無料でテントを張ってキャンプをすることもできるので、ライダーの方にもおすすめです。

 

スポット情報

住所:北海道網走市呼人823-2

アクセス方法:JR網走駅から車で約15

 

濤沸湖

海水と川の水が入り混じる汽水湖である濤沸湖(とうふつこ)はオオワシ・タンチョウ・オオハクチョウなどが訪れ、ラムサール条約登録湿地となっています。

季節によって異なる花を観ることもできる場所で、素晴らしい景色も見ることができるでしょう。

さらに数頭の馬が湿原を散歩していたり、屋根に芝生が茂った小屋があったりと一風変わった風景が広がります。

濤沸湖の知床・浜小清水寄りの区域には橋が架かっており、夕方にそこから北西の方角を見ると、鏡のような水面に反射する夕陽。

地元の人の間ではよく知られたスポットですが、観光雑誌などにはあまり掲載されないので、幻想的な夕陽を独り占めできるかもしれません。

 

スポット情報

住所:北海道網走市

アクセス方法:JR原生花園から徒歩約3/ JR網走駅から車で約20

 

能取湖(のとろこ)

能取湖は秋に真っ赤に染まる湖。

その原因は「アッケシソウ」です。アッケシソウは「サンゴ草」と呼ばれおなじみですね。

網走市や近隣在住のお年寄りの中には「のとりこ」と読む方がいますが、正しくは「のとろこ」のようです。

数年前、能取湖のアッケシソウは減少し、一時は見ることができなくなりました。

しかし、網走市にオホーツクキャンパスをおく「東京農業大学」の取り組みにより復活。

オホーツク海と空の青、アッケシソウの赤の美しいコントラストが戻ってきました。

しかし、年によってアッケシソウの色づき方に好調・不調がありますので、訪れる際には下調べが必要かもしれません。

 

スポット情報

住所:北海道網走市卯原内60-3

アクセス方法:網走駅から車で約15

 

流氷硝子館

流氷硝子館は網走の道の駅の程近くにある、ガラス製品の工房です。

使い終わった蛍光灯を再利用した材料「エコピリカ」を使用し、グラスやお皿などのガラス製品を制作・販売しています。

また、2月頃にオホーツク海に流れ着く流氷をイメージした「幻氷シリーズ」のグラスはお土産にもおすすめ。

硝子細工の制作体験も行っていますので、お子様連れの方もいかがでしょうか。

 

施設情報

施設名:流氷硝子館

開館時間:10:0017:00

休館日:水曜日(売り場のみ営業の場合あり)

住所:北海道網走市南4条東6丁目2-1

アクセス:JR網走駅より車で約5/ 道の駅「流氷街道網走」より徒歩約2

公式HPhttp://www.ryuhyo-glass.com/

 

オホーツク流氷館

北方民族博物館のすぐ隣にあるオホーツク流氷館は、オホーツク海にいる生き物をテーマにした施設。

流氷の天使「クリオネ」や「フウセンウオ」などオホーツク海の水生生物の飼育展示が観られます。

「流氷体感テラス」では、マイナス15℃の世界で本物の流氷に触れ、北海道・オホーツクの寒さを実感。

ライトアップによりオーロラを再現しているところも目玉の一つです。

展望台としての一面もあり、3階の展望テラスからはオホーツク海や知床連山などの網走近辺の風景を一望することができます。

 

施設情報

施設名:オホーツク流氷館

開館時間:5月~108:3018:00 / 11月~49:0016:30 / 1229日~1510:0015:00

休館日:無休

住所:北海道網走市天都山244-3

アクセス:JR網走駅から車で約10 / 女満別空港から車で約20

公式HPhttps://www.ryuhyokan.com/

 

あばしりオホーツク流氷まつり

「あばしりオホーツク流氷まつり」は1966年から、開催されているお祭りで多くの人が網走市内、北海道内、道外から集まります。

オホーツクの自然や文化・歴史をモチーフにした大迫力の氷像・雪像は毎年お祭りの見所です。

お祭りと言えば出店も楽しみの一つ。流氷まつりでは海鮮をはじめ、「網走ちゃんぽん」「鮭ザンギ丼」「揚げかまぼこ」など、網走名物を楽しむこともできます。特産品のお土産も充実です。

 

イベント情報

開催時期(目安):210日頃

場所:網走商港埠頭

 

網走のおすすめグルメスポット

網走には、地元の食材を使ったグルメを楽しむことのできるお店がたくさんあります。

漁業と農業を両立した、グルメにはたまらない街。

どこのお店に入っても大体美味しい網走ですが、今回は厳選してご紹介します。

 

鮨かっぽう 花のれん

「花のれん」は網走の回らないお寿司屋さん。

網走名物の一つに「鮭ザンギ丼」という料理があります。

こちらは、網走産のオホーツクサーモンを特製のたれに漬け込んで揚げた「網走ザンギ丼」を食べられるお店の一つです。

鮭ザンギ丼は、網走市内の多数の飲食店で提供されていますが、どれもお店の特徴・強みが現れています。

花のれんの鮭ザンギ丼は、ワサビを自分ですりおろし長芋と混ぜて食べるということで、オホーツクの寿司屋の魅力を存分に感じられるでしょう。

また、オホーツク海で一本ずつ釣り上げられた「キンキ」を一本すべて調理するコースや、寿司屋ではありながら網走和牛のすき焼きも人気のメニューとなっています。

 

店舗情報

住所:北海道網走市南5条東2丁目

電話番号:0152-44-7576

営業時間:ランチタイム 11:0014:30L.O. 14:00/ ディナータイム 17:0021:00L.O. 20:30

定休日:不定休

公式HPhttp://www.hananoren.co.jp/tenpo.htm

 

季節の旨いものと酒 さわ

「さわ」は網走市内でも人気のある居酒屋で、網走産の食材を気軽に食べることができるお店です。

網走では「鮭ザンギ丼」の他にも「網走モヨロ鍋」という鍋料理があります。

「モヨロ」とは約1000年前まで北海道に存在した北方民族「モヨロ人」のこと。

モヨロ鍋はオホーツクサーモンなどのオホーツク産の魚介類に加え、網走発祥とされるすり身を使い、モヨロ人をイメージさせるような鍋料理です。

「さわ」ではバター風味の濃厚なスープに和風昆布だしを合わせ、具材にはオホーツクサーモン、道東産の鶏肉や野菜などを使用。

「さわ」は地元では、天ぷらを楽しむことのできるお店としても知られています。

天ぷらのネタには、やはり網走産の食材がたくさん使われていますので、お酒の肴に天ぷらを合わせたい方には本当におすすめ。

 

店舗情報

住所:北海道網走市南3条東1丁目

電話番号:0152-43-2645

営業時間:月~木 17:3024:30L.O. フード23:30 ドリンク 24:00/ 土・日・祝日 17:3025:00L.O. フード 24:00 ドリンク 24:30

定休日:日曜日(祝日の場合は月曜日)

 

監獄食堂

現在の網走刑務所の食事メニューを再現して一般客に提供している監獄食堂。

2017年に改装・リニューアルされているため、店内は綺麗です。

定食はサンマ定食かホッケ定食の2種類。

「刑務所の飯」とは謳っていますが、サンマやホッケは一食に一尾ずつ使い、小鉢や野菜の煮物、お味噌汁、麦飯など充実した定食。

お昼時のみの営業となっていますので、訪れる際は時間にご注意ください。

 

店舗情報

住所:北海道網走市字呼人1-1

電話番号:0152-45-2411

営業時間:11:0015:30(L.O. 14:30)

定休日:無休

公式HPhttps://www.kangoku.jp/

 

五十集屋(いさばや)

磯船がモデルになっている店内では、店主が様々な食材を炭火で焼き上げる炉端焼きスタイルで料理を楽しみます。

炭火を囲んで座るカウンター席は趣たっぷり。

地元の水産会社直営の居酒屋で、品書きには焼きガニやメンメ(キンキ)、こまい、カレイ、イカ、ツブなどたくさんの海産物が並んでいます。

月ごとに旬の食材をおすすめの逸品として展開していますので、こちらも併せてお楽しみください。

港町の雰囲気を味わいながら、食事がしたい方は「五十集屋」へ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

店舗情報

住所:北海道網走市南5条西1丁目 太陽ビル1

電話番号:0152-43-1011

営業時間:月曜日~土曜日 18:0023:00L.O.22:30/ 日曜日 17:0022:00L.O.21:30

定休日:不定休

公式HPhttp://www.abashiri-isabaya.com/

 

オホーツクバザール 可留茶屋倶楽部

可留茶屋倶楽部は、オホーツク産の海産物を販売し、日本全国への発送も行っているオホーツクバザールの直営レストラン。

もちろん新鮮で良質な魚介を惜しみなく使用したメニューが豊富です。

観光バスがたくさん停まり、夏の間のハイシーズンは混みがち。

ですが、席数が多く団体客向けの席と個人客向けの席に分かれていますので、混雑時でもある程度ゆとりがあります。

魚介類のお土産を購入した後、休憩がてらオホーツクの海の幸を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

店舗情報

住所:北海道網走市大曲1丁目14-19

電話番号:0152-44-3005

営業時間:10:0015:00L.O. 14:30

定休日:無休

公式HPhttps://www.okhotskbazar.co.jp/

 

しば乃家

魚介類のイメージが強いオホーツク地域ですが、実は蕎麦も美味しい地域。

網走市内でもたくさんのお蕎麦屋さんを見かけることでしょう。

しば乃家では、斜里郡清里町で収穫された北海道産のソバの実を使って蕎麦を打っています。

お店の名物は「つぶそば」と「かきそば」。新鮮なカニ、魚、エビなど魚介の天ぷらも美味しいと評判のお店です。

 

店舗情報

住所:北海道網走市つくしが丘4丁目3-10

電話番号:0152-43-2177

営業時間:ランチタイム 11:0014:00 / ディナータイム 17:0020:00

定休日:火曜日

 

網走ビール館

網走ビール館は美味しい焼肉とビールのお店。和モダンでオシャレ・広々とした内装で地元の方にもとても人気があります。

「国産黒毛和牛」の他、「あばしり和牛」や「知床和牛」などの地元産和牛や牛の希少部位も提供。

充実した海鮮メニューに加え羊肉も食べることができるため、北海道を満喫できるでしょう。

また、席に備え付けのタブレットから注文するため、外食時に注文が面倒という方にもおすすめ。

さらに、「網走ビール館」という名の通り、網走の地ビールを全種類各種取り揃えています。地ビール好きの方はぜひ訪れてみてください。

 

店舗情報

住所:北海道網走市南24丁目1-2

電話番号:0152-41-0008

営業時間:月曜日~木曜日 17:0023:00 / 金曜日 17:0024:00 / 土曜日・祝日前 16:0024:00 / 日曜日 16:0023:00

定休日:無休

公式HPhttp://www.takahasi.co.jp/beer/yakiniku/

 

Rimo(旧:リスの森)

国道39号線を通り女満別から網走へ向かうと、「呼人」という地域の入口に小さなログハウス調のお店があります。

Rimoはイタリア・ジェラート国際大会で優勝・特別賞を獲得した店主のお店。

店主が厳選した網走産の牛乳をベースに旬の果物や野菜を使った60種類以上のフレーバーはどれも絶品ですが、季節限定で展開している「流氷ジェラート」が特におすすめです。

 

店舗情報

住所:北海道網走市呼人418番地

電話番号:0152-48-3053

営業時間:夏季 10:0017:15 / 冬季 10:0016:00(在庫状況により変動あり)

定休日:不定休(冬季は水曜日)

公式HPhttp://www.risunomori.com/

 

Cafe GrassRoots

国道238号線から39号線へ入り、網走監獄へ向かう途中にあるカフェ。

おしゃれでありながらアットホームな店内では、パスタやオムレツなど洋風なランチを楽しむことができます。

380円で楽しめる「ふらんすあんぱんバター焼き」はGrassRootsのオリジナルメニューです。

外はパリパリ、中はしっとりしたフランスパンの中に「あんこ」が入っており不思議な触感。

ぜひ一度お試しください。

場所が少々わかりにくいので、訪れたい方はマップを確認しましょう。

 

店舗情報

住所:北海道網走市大曲字46-18

電話番号:0152-43-2992

営業時間:11:0020:00

定休日:水曜日

 

網走でお土産を買うならこれ!個性とインパクト大な物産を厳選!

漁業のみならず農業も盛んで、文化や地理的な見どころもある網走は、何度訪れてもお土産に困ることがありません。

お土産店では100種類近い網走土産が並び、目移りしている観光客を何度も見かけました。そんなお土産の中でも定番の商品をいくつかご紹介します。

 

丸北北都「帆立ニポポ」

「ニポポ」とは北海道の先住民「アイヌ民族」の木彫りの人形。

土偶のような形をしており、幸運のお守りとして親しまれています。

網走のゆるキャラのモデルとしてもおなじみで、市内ではたくさんの場所でニポポを見かけることができるでしょう。

網走はすり身の発祥の地と言われており、オホーツク海で獲れた新鮮なホタテをかまぼこにしたものです。

網走で地元の人におすすめのお土産を訪ねると、帆立ニポポを挙げる方が本当に多く、市民からも評価の高いお土産の一つ。

 

「丸北北都」

公式HPhttp://www.marukita-hokuto.com/

 

永田製飴株式会社「流氷飴」

流氷を切り取ったような形や色が印象的な流氷飴は、見ているだけでも涼しくなります。

色合いからハッカ味をイメージさせますが、やさしい甘さが口の中に広がります。

価格は300円以下と非常に手が出しやすいので、気になる方はぜひお試しください。

 

「永田製飴株式会社」

公式HPhttp://www.nagata-candy.jp/

 

網走ビール

網走のお土産と言えばやはり「網走ビール」ではないでしょうか。北海道内では、テレビCMが放映されているため、多くの人が知っている地ビール。

網走の冬の風物詩「流氷」を仕込み水に使用しており、オホーツク海のような「オホーツクブルー」の発泡酒「流氷Draft」がおなじみですね。また、深緑色の「知床Draft」、黒ビールの「監極の黒」、赤いチェリービアの「桜桃の滴」などいくつか種類があります。どれも、ただ着色料を変えただけではなく、製法やコンセプトに基づいた色に仕上げたクラフトビールです。

お土産屋さんでは、お好みの網走ビールを詰め合わせセットとして購入することも可能。

 

「網走ビール」

公式HPhttp://www.takahasi.co.jp/beer/

 

水野商店「脱獄犯せんべい」「監獄ポテトチップス」

監獄の街・網走では「脱獄」や「監獄」などのキーワードがよく見られます。網走土産として配るにはインパクトがあっていいですね。

商品名だけに目を奪われがちですが、網走や近隣の地域では、ジャガイモの生産が盛んで、大手菓子メーカーのポテトチップスでもオホーツク産のジャガイモが採用されています。監獄チップスをはじめとするジャガイモを使ったお菓子にもオホーツク産のジャガイモが使われているため、実は網走・オホーツク地域らしさ十分のお土産。

水野商店では、せんべいやポテトチップスの他にも監獄の名を冠した饅頭やミルククーヘンなども展開しています。

 

菓子問屋 水野商店 網走関連商品一覧

リンク:https://mizuno-hokkaido.com/

 

網走で泊まるならここ!おすすめの宿泊スポット厳選5

さて、続いては網走の宿泊スポットのご紹介です。

年間を通して観光客がたくさん訪れる網走では、ホテルにも地元の魅力を味わう工夫がたくさん。

素敵なホテルがたくさんあるのですが、今回は特におすすめしたい宿泊スポットを厳選して5つご紹介します。

 

天然温泉天都の湯ドーミーイン網走

ドーミーイン網走は市街地にあるホテルで唯一天然温泉「天都の湯」があるホテル。

ドライサウナも完備しています。「天都」とは網走市にある山の名前で、北方民族博物館などがある山です。

網走バスターミナルから徒歩2分の好立地で、網走の歓楽街からも近く飲み歩き・食べ歩きが目的の方にも適しています。

 

施設情報

名称:天然温泉 天都の湯 ドーミーイン網走

電話番号:0152-45-5489

住所:北海道網走市南2条西3丁目1-1

アクセス:網走バスターミナルから徒歩約2/ JR網走駅から徒歩約10

 

北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート

「北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート」は呼人地区の丘の上にあり、網走湖を見下ろすことのできるリゾートホテル。

先住民「オホーツク人」の竪穴式住居をヒントに作りこまれたメインラウンジはとても幻想的です。

オホーツクの魚介や近隣農家で作られた野菜などを使用した食事の他、露天風呂、岩盤浴、スパトリートメントなど、贅沢な時間を過ごす要素が揃っています。

 

施設情報

名称:北天の丘 あばしり湖鶴雅リゾート

電話番号:0152-48-3211

住所:北海道網走市呼人159番地

アクセス:女満別空港から車で約20/ JR網走駅から車で約15

 

旧国鉄保養所 鉄ちゃん&鉄子の宿

鉄道ファンが集う宿「鉄ちゃん&鉄子の宿」は温泉旅館もとよし別館を改装しオープンしました。

館内は随所に電車や鉄道をモチーフとしたデザインが施されているうえ、全室トレインビューとなっており、鉄道に関する資料館も完備。

プラレールもあるので、お子様も楽しむことができます。

24時間利用可能な温泉があるため、周辺を観光してチェックインが遅くなっても安心ですね。

 

施設情報

名称:温泉旅館もとよし別館 鉄ちゃん&鉄子の宿

電話番号:0152-48-2242

住所:北海道網走市呼人820番地

アクセス:女満別空港から車で約25 / JR網走駅から車で約10

 

オーベルジュ 北の暖暖

「あなたの実家でありたい」をコンセプトに、クオリティの高いサービスを提供しているオーベルジュ「北の暖暖」。道内から訪れた方も、本州や遠方からお越しの方もゆっくりとくつろぐことのできる宿です。

どこか懐かしさを感じるような洋風の客室は北海道らしい趣があります。

レストランでは、自家農園で栽培した無農薬野菜を使用したフルコースをご用意。朝昼夜を問わず、どれも厳選した食材を楽しむことができます。

また、露天風呂から眺めることできる網走湖は絶景で、時間を忘れて入浴してしまうことでしょう。

 

施設情報

名称:オーベルジュ 北の暖暖

電話番号:0152-45-5963

住所:北海道網走市大曲39-17

アクセス:JR網走駅から車で約7/ 女満別空港から車で約20

 

Sea Side Stay

オホーツク海・網走港を見渡すことのできる高台に佇む「Sea Side Stay」は、2018年にオープンした綺麗なゲストハウスです。ハウスの前には港に続く階段があり、散歩に出かけることもできます。スウェーデン製の三重窓を使用した、北欧型のハイブリッド居住空間なので、冬の間も利用可能。

一棟貸しとなっていますので、旅の疲れを癒すプライベートな空間を確保することができます。ハウス内には宿泊に必要な備品がおおよそ完備されていますので、気になる方はホームページや電話ご確認ください。

 

施設情報

名称:Sea Side Stay

電話番号:090-7511-5314

住所:北海道網走市台町2丁目4-1

アクセス:JR網走駅から車で約10

 

網走を観光するなら使うと便利!交通情報をお届け

観光には移動が付き物ですよね。網走には観光客に優しいバスやタクシーなどがあります。

事前に調べておくことで、時間やお金、気持ちに余裕をもって観光を楽しむことができるでしょう。

 

網走バス株式会社

網走バス株式会社では、網走の主要観光スポットを巡る定期観光バスを運行。

夏季と冬季でコースが異なるため、公式HPでしっかり確認しましょう。

冬季であれば「道の駅~網走駅~刑務所前~博物館網走監獄~北方民族博物館」などのコースを巡ります。

一つ一つの観光スポットが離れている網走を観光バスで各地を巡ることができるため非常に便利ですね。

また、「あばしりフリーパス」を利用すれば、各人気スポットを巡るコースも乗り放題。

様々な特典も利用できるため、ぜひ公式HPで詳細をチェックしてみてください。

 

網走バス株式会社

電話番号:0152-43-4101

公式HPhttp://www.abashiribus.com/

 

網走ハイヤー

網走ハイヤーは、網走市内・近隣地域を幅広くカバーするタクシーで、市民の足として親しまれています。

コンフォート・プリウス・シエンタ・マイクロバスなど、人数や目的に応じて車両を選択可能。

ある程度プライベートな空間で移動しながら観光スポットを巡ることができるのはタクシーならではですね。

モデルコースに関しては、網走市中心部から原生花園、流氷館、監獄などを回るコースや少しマイナーな観光スポットを回るコースなど様々です。

 

網走ハイヤー

電話番号:0152-43-3939 / 0152-44-3939

公式HPhttp://www.abashirihire.jp/

 

あばしりネイチャークルーズ

毎年、春から秋(4月~10月)にかけて運行しているクルーズ船。道の駅「流氷街道あばしり」より出航し、約3時間のクルージングの中でオホーツク海・網走沖に生息するクジラやイルカなどを眺めることが可能です。

午前と午後で一便ずつの運行となっており、毎年たくさんの人が訪れるためかなりの混雑が予想されます。事前の予約が必要ですので、乗船を希望する場合はあらかじめ電話などで予約してください。お問い合わせは網走市観光協会まで。

 

(社)網走市観光協会

電話番号:0152-44-5849

メールアドレス:info@abakanko.jp

公式HPhttps://www.abakanko.jp/

 

せっかく道東に行くならここも行きたい!網走周辺のおすすめ観光スポット

夏の期間も過ごしやすいことから、避暑地としても人気が高まっている道東地域。

せっかく道東へ来られたなら、訪れていただきたい観光スポットがまだまだあります。

道東の観光は空港やフェリーの船着場、JRの駅などからレンタカーで移動する方が比較的多く、年間を通して、「わ」ナンバーを頻繁に見かけます。

車を使わない方は、観光バスを利用しているようです。

今回は車で移動時間が3時間以内の網走周辺地域である「知床」と「弟子屈」、「浜中町」など、時間をかけても訪れる価値のある観光スポットをご紹介します。

 

手付かずの自然と絶景スポット「知床(しれとこ)」

世界自然遺産にも登録され、「北海道のツノ」とも呼ばれる知床は、国内外を問わず毎年たくさんの人が訪れ、リピーターも多い場所です。

道東エリアの端にある2つの半島で、北側が知床半島、南側は根室半島となっています。

古代の火山活動で形成された地形が残る知床では、他では味わうことのできない自然や多様な景観を望むことができます。

 

知床五湖

知床連山に囲まれた5つの神秘的な湖である知床五湖。

春から夏にかけてはヒグマの活動期なので、ガイドツアーで観光するのがおすすめです。

散策のために整備された「高架木道」は湖に近づくことができ、車いすやベビーカーの通行も可能。

往復約1.6km、徒歩40分の道のりは澄み切った空気の中、世界自然遺産を楽しむことができます。

 

スポット情報

住所:北海道斜里郡斜里町遠音別村

駐車場:100台(普通車500円 バイク200円)

アクセス:女満別空港から車で約2時間15/ 釧路空港から車で約3時間30/ JR知床斜里駅から路線バスで約1時間

問い合わせ(知床五湖フィールドハウス):0152-24-3323

 

夕陽台

夕陽台はオホーツク海に沈みゆく夕陽を一望できる展望台。

ロマンチックな眺めはデートスポットとしても人気がありますので、カップルでご旅行の方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

すぐそばには「夕陽台の湯」という温泉もありますので、露天風呂に浸かりながら景色を望むことができます。

 

スポット情報(夕陽台)

住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ香川

駐車場:夕陽台の駐車場を利用(無料)

アクセス:ウトロバスターミナルから徒歩約15

問い合わせ(知床斜里町観光協会):0152-22-2125

施設情報(夕陽台の湯)

住所:北海道斜里郡斜里町ウトロ東429

駐車場:あり(無料)

アクセス:ウトロバスターミナルから徒歩約10

電話番号:0152-24-2811

入浴料:大人500円、高齢者・小人250

 

美しい湖と温泉が楽しめる「弟子屈(てしかが)」

絶景スポットが多数存在することで有名な弟子屈町。

「摩周湖」や「屈斜路湖」が有名です。

人口が7400人ほど町には農地が広がり、ドライブでは田園風景を楽しむことができます。

「摩周そば」などが特産品で、美味しいお蕎麦屋さんも多い地域。

川湯温泉もあるため、温泉に入ることができ、家族での観光にも一人旅にもピッタリです。

 

摩周湖

摩周湖はアイヌ語で「カムイトー」、「神の湖」という意味の神秘的な場所です。

湖の青い色は「摩周ブルー」とも呼ばれ、世界で2番目に高い透明度を誇る湖。

「霧の摩周湖」とも呼ばれる摩周湖は、年間で100日近く霧が立ち込めているほか、展望台は3つあるため、何度訪れても異なる表情を観ることができます。

駐車場は第一展望台のみ有料です。

 

スポット情報

住所:北海道川上郡弟子屈町

アクセス:JR摩周駅から車で約15/ 女満別空港から車で約80

 

硫黄山

弟子屈町に行ったらぜひ寄ってほしい観光スポット「硫黄山」。

車で移動していても硫黄の匂いが漂ってくるので、硫黄山に近づいていることに気づくでしょう。

今では観光地としておなじみの硫黄山ですが、かつては硫黄の採掘が行われ、周辺地域の発展に貢献していました。

現在でも地面に硫黄の結晶があったり、噴気が上がったりする様子は圧巻で、地球が生きていることを実感します。

また、噴気孔の間近まで行くことができるので、迫力満点の大自然を体験してみてください。

 

スポット情報

住所:北海道川上郡弟子屈町川湯

アクセス:JR川湯温泉駅から車で約5

 

知る人ぞ知る、道東一の秘境の地「浜中町」

浜中町は、弟子屈町から車で1時間半ほど走ったところにある、人口6000人ほどの町です。

ルパン三世でおなじみの「モンキーパンチ」の故郷でもあり、町内ではルパン三世のキャラクターをよく見かけます。

道東では少し知名度が低いですが、酪農や漁業などが盛んであるためご当地グルメを楽しみたい方には非常におすすめ。

また、ラムサール条約にも登録された「花の湿原」として知られている、「霧多布湿原」があり、一年を通して海外からも多くの観光客が足を運んでいます。

 

霧多布(きりたっぷ)の玄関「霧多布湿原センター」

ラムサール条約に登録されている「霧多布湿原」の入口にある情報センターです。館内にはお土産コーナーや軽食を頼むことのできるカフェが併設されています。名産品である昆布をはじめとしたお土産や、浜中産の北寄貝を使ったカレーライスは特に評判です。

トレッキングツアーも行っており、スタッフによるガイドを受けることも可能。

 

施設情報

施設名:霧多布湿原センター

開館時間:9:0017:00

休館日:5月~9月 無休 / 10月~4月 火曜日

住所:北海道厚岸郡浜中町四番沢20

公式HPhttp://www.kiritappu.or.jp/center/

アクセス:JR茶内駅から車で15

 

湿原の中の静寂なコテージ「霧多布湿原の家六番沢」

霧多布湿原の中にあるゲストハウスで、約20年前に営業を開始しました。都会の一角にあっても違和感がないようなおしゃれな外観で、内装もきれいに保たれています。

周辺にはタンチョウやエゾシカが生息しており、部屋の中からでも見ることができるため、非日常的な体験ができるかもしれません。

2人部屋が2つあるので、複数人で宿泊することも可能です。

 

施設情報

住所:北海道厚岸郡浜中町六番沢129

電話番号:090-9821-8653 / 090-3907-9983

アクセス:JR茶内駅から車で20

 

まとめ

今回は網走に住んでいた筆者が、網走観光の見所を徹底解説いたしました。いかがでしたでしょうか。

港町で漁業のイメージの強い網走ですが、実は農業も盛んな地域です。街の飲食店やお土産にも地元産の食材がたくさん使われています。

また、網走の地理的な魅力を存分に生かした観光スポットや宿泊施設は、どこを訪れても満足できることでしょう。

網走にはグルメや自然・景観、文化など見所が満載。北海道への旅行を考えている方は、ぜひ網走へお越しください。

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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