から1泊

検索履歴
人気の検索条件

【徹底解説】そもそも免税店って何?羽田空港の免税店は何がある?

海外旅行に行くと空港で見かける免税店。
一体、日本国内のブランドショップと何が違うのか気になっていた読者もいるでしょう。
免税店が安いからといって海外にまで出かける人もいます。
でも、本当にお得なのでしょうか。
もしかしたら、損をした使い方をしている免税店初心者もいるかもしれません。
そんなことにならないよう、しっかりと知恵を身に付けておきたいですね。
ここでは、羽田空港の免税店を中心に免税店の仕組みについても紹介していきます。

目次を開く▼
目次

そもそも「免税店」ってなに?

ブランド物がずらりと並ぶ羽田空港の免税店。

お酒やタバコを買い求めるお客さんもわんさかいます。

でも、免税店とはどんな形態のお店なのでしょうか。

初心者向けにわかりやすく紹介していきます。

免税店とは

免税とは税金がかからないことを意味します。

日本で何気なく買い物しているときに税別や税込みなどの表示を見かけた読者もいるでしょう。 

それは消費税です。 

また、外国製品は日本に輸入する段階で、すでに輸入関税がかけられています。それは日本製品を保護するためです。

だから、ベンツやBMWといった車には高級なイメージがついているのですね。

対象者は?

基本的に日本へ旅行に来た外国人が対象です。

また、海外に2年以上滞在している日本人も対象となります。

羨ましいですね。

対象商品は?

パソコンや炊飯器などの家電製品からシャンプーまで、様々な商品が対象となっています。

ちなみに、炊飯器は一般物品、シャンプーは消耗品というカテゴリーに分けられているんですよ。

免税店はどこにある?

空港では日本や海外を問わず出国審査後、つまりパスポートを見せてスタンプを押されたあとに免税店があります。

飛行機には搭乗していませんが、すでに外国(保税地)にいることになっているんですよ。 

日本人であれば、羽田空港の出国審査を終えた時点で保税地に降り立ったことになります。

同様に飛行している機内でもCAが免税品を販売していますね。

メリットは?

免税店でも東京の銀座でも同じブランドショップが軒を連ねています。

しかし、関税がかかっていないという理由から銀座のブランドショップより早く新作が手に入ることもあるんですよ。

さらに海外の空港では日本のショップと違うラインナップが展開されており、日本に入荷されていないレア商品を扱っていることもあります。

そういった独自性が免税店の魅力。

単に税金がかからないというだけではなかったんですね。

免税店の種類は? 

ひとえに免税店といっても二種類存在します。 

何が違うのか具体的に見ていきましょう。 

DUTY FREE SHOP 

DUTYとは税金そのものを指し、羽田空港などに店を構えているのがDUTY FREE SHOP です。

日本においてはタバコ税や酒税が大きい割合を占めるので空港の免税店ではタバコやウイスキーなどを買い求めるお客さんで賑わいます。

法律上、出国審査を経ると、そこは日本でも外国でもないエリアです。

いわゆる保税地ですね。

TAX FREE SHOP

TAXとは税金のうちの消費税のみを指します。

国よっては違う名称が使われていますが、物を購入したときに税金がかかるという仕組みは同じです。 

消費税は買った物を国内で消費するという観点で課税されています。

しかし、主に海外で暮らす日本人や外国人は住まいが外国です。

TAX FREE SHOPで買った商品は海外で利用する可能性の方が高いですよね。

だから消費税もかからないのです。

引用元:http://www.mlit.go.jp/kankocho/tax-free/about.html

 

羽田空港の免税店は?

ここまでくると日本に居住する日本人は免税店の利用価値が低いのでは、と考える読者もいるでしょう。

しかし、値引きやポイント制度があるんです。

羽田空港にある免税店の店舗形態もあわせて見ていきましょう。

TIAT DUTY FREE SHOP

日本空港ビルディング株式会社が運営しています。

よく見かける看板で、ここに多種多様な免税店が入っています。

JAL DUTY FREE

大手航空会社のJALが経営しています。 

JAL DUTY FREEという看板はないので、TIAT DUTY FREE SHOP NORTHやTIAT DUTY FREE SHOP SOUTHという名前を探すといいでしょう。

また、JALのカード割引が使えます。

ANA DUTY FREE

青でお馴染みの航空会社・ANAが経営している免税店です。

JALと同じように羽田空港では、TIAT DUTY FREE SHOP内に店舗があります。

一見すると普通の免税店ですが、中は細分化されているのです。注意して観察してみましょう。

ここではANAのカード割引があります。 

なお、営業時間は6時から24時。

羽田空港は成田空港と違い、飛行機が休みなく入ってくるので営業時間も長いのが特徴ですよ。

 

羽田空港の免税店の活用方法は?

 では、どういった商品がお得にショッピングできるのでしょうか。

日本人でも使える利用方法があったら、気になりますよね。ポイントを絞って免税店の活用手段を紹介していきます。

安い価格で買う

免税店は免税にも関わらず、さらにセールを実施していることもあります。

免税店でも売り上げは重要なのです。

ティファニーやシャネルなどのブランド物では、羽田空港の免税店は街中のショップより一割から二割ほど安くなります。

5万円の財布は4万5千円以下で購入できるんですよ。 

商品によっては40パーセント近く値が下がっているものもあります。

つまり、関税がかけられているために商品の価値以上の金額を通常では払っているのです。

 その関税はすべて日本政府へと流れます。 

国内店よりも早く新作商品を買う

ちょっとマカオやソウルへ行くというときは羽田空港の免税店を利用しましょう。

アジア諸国は羽田空港の発着便が多く、利用する機会も多くなります。 

そこでは国内ショップには出回っていない新作を安い値段で購入できるんですよ。 

同じ物を買うなら早くて安い方がリッチ感が増します。

海外免税店を利用する時に考えないといけないことは?

旅行先(海外)の免税店では注意点がいくつかあります。

なぜ、免税店のブランド物が安いのかという理由をしっかりと理解していないと損をすることがあります。

ショッピングモールのセールとは安くなっている理由が違うので注意が必要です。

ここでは事例を挙げて紹介していきます。 

円高なのか、円安なのか

海外の免税店、例えばフランスならばユーロで支払いをします。

ヨーロッパの都市はフランスかドイツを経由して各都市に行くことが多いので、パリのシャルルドゴール空港を利用する読者も多いでしょう。

そのときは商品を日本円に換算して、購入を考えます。 

チョコレートならばいいですが、バッグやヒールなどは高価なのでユーロを日本円に当てはめ、円高のときに買うとお得。

なぜなら、円安の時期に買うと日本円で買う方が安いケースがあるからです。

日本の定価と海外の定価は一緒なのか 

免税店は税金が引かれているだけで定価そのものが安いというわけではありません。 

メーカーによっては国ごとに同じ商品でも中身を現地向けに変えて販売しているケースがあるからです。

しかし、海外ブランドのバッグやヒールなどは、定価そのものが安いこともあるので、リーズナブルに手にすることができるでしょう。

まとめ

免税店の紹介に始まり、羽田空港の免税店活用術を執筆しました。少しでも免税店のシステムについて理解が深まれば幸いです。

そして、海外に行く機会の多い読者は免税店も視野に入れて旅行を楽しむことも大切。

せっかくの海外ですから、しっかりとチャンスをつかまえて賢いショッピングをしましょう。 

ここで得た知恵を実践して、豊かな生活が送れるといいですね。

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

後払いでホテルを予約するなら

  • 出張の立て替えが面倒。
  • 記念日に素敵な旅館に泊まりたい
  • 急な飲み会で終電に間に合わない

そんな時は「minute(ミニッツ)」がおすすめ。
お支払いは最長翌月末で、財布いらずで簡単予約。
清潔なビジネスホテルから、老舗旅館まで。掲載ホテルは「25,000軒以上」。

関連記事

から1泊