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【日田祇園祭 2023】見どころとデート・観光におすすめのホテル
更新日: 2023/06/21
「九州の小京都」「水郷」日田の夏を彩る「日田祇園祭」。豪華絢爛な山鉾が祇園囃子の音色とともに練り歩き、夜は提灯を飾り付けた優雅な晩山の巡行が行われて、カップルで１日楽しめます。そこで「日田祇園山笠」の見どころとデート・観光におすすめのホテルを紹介します。
「日田祇園祭」とは
「日田祇園祭」は約300年の歴史を誇る夏の風物詩。江戸時代の寛文年間（1660年～1672年）頃にはすでに、杉の葉枝などを盛り、幕で飾った曳山があり、太鼓などで囃していたと伝えられています。国指定重要無形民俗文化財に指定されていて、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
「日田祇園祭」の見どころ
囃子（はやし）
篠笛を主旋律に、太鼓、小太鼓、三味線で構成され、当時の俗曲や端唄などをベースにした30数曲目が演奏されます。中でも「役物」と呼ばれる巡行の区切りに演奏される曲はとっても重厚で感動します。
見送り幕・水引き幕
「見送り幕」は山鉾の背面を飾る高さ3ｍ幅1.5ｍ程度の垂れ幕。「水引き幕」は山鉾の周囲を囲む幕。ラシャ地に金や銀を溶かした金糸や銀糸を用い虎や龍などを刺繍されています。
「日田祇園祭」のスケジュール
小屋入り
作業始めとして祭りに参加する全員で御神酒上げを行います。
色あげ作業
解体された山鉾の館やはね出し等の色を塗り直し、金紙を切った欄干の金具を張り替えます。
パイパイ染め
山鉾の高欄の両側に挿すパイパイを天気の良い日に塗料で染めます。
車揚げ
普段は池の水の中に沈められている赤松の丸太を輪切りにした径二尺以上のあかたの部分で作られた山鉾の車輪ウィ山鉾の組立前に池から引き揚げます
山鉾組立（飾り付け）
約2週間前には色揚げされた館や、引き上げられた車を組み立て、パイパイや手作りされた松ノ木、牡丹、あやめ、梅などを飾りつけます。
神輿洗い神事
深夜に三隈川にて白木の神輿を洗い清めます。隈町及び竹田若宮町で祭りの1週間前の土曜日から日曜日にかけて行います。
人形乗せ
祭りの１週間前の日曜日前後から各町内に振り分けられた華題の人形を、人形師の指示の元に山鉾に乗せます。
山番
人形が乗せられた日の夜から、山の前で町内の若者たちが山鉾にいたずらをしないよう見張ります。
流れ曳き
山鉾は3日間続けて曳くものではないとして、祭りの前に行います。山鉾のバランスや車の調子を見るための試運転だとされます。JR日田駅前に市内の山鉾計9基が全て集合する「集団顔見せ」も行われます。
祇園祭当日
絢爛豪華な山鉾が祇園囃子の音色とともに隈・竹田地区、豆田地区の町並みの中を巡行します。夜には、提灯を飾り付けた優雅な晩山の巡行で、祭りは一気にクライマックスを迎えます。
山鉾崩し
祭りの翌日に翌年の当番山（山元）に渡され、解体されて倉庫に納められます。隈・竹田地区の４基と平成山の山鉾は車を替えて新しいパイパイを挿し、繕われて日田祇園山鉾会館に展示されます。そして藪入りと呼ばれる打ち上げが行われて、全ての行事が終了します。
2023年 日田祇園祭 開催概要
日田祇園山鉾集団顔見世
2023年7月16日(日) 18:00～20:30
日田祇園祭
2023年7月22日(土)・23日(日)
あわせて楽しもう！「九州の小京都・日田」レトロで可愛い町並み散歩
江戸時代は徳川幕府の直轄地である天領だった日田。昔ながらの町並みも残されていて、「九州の小京都」とも呼ばれています。
豆田町には往時をしのばせる江戸時代から残る白壁の旧家が建ち並んでいて、とってもノスタルジック。国の重要伝統的建造物保存地区にも指定されています。
歴史ある古い建物をリノベーションしたお洒落なカフェやショップもあって、ショッピングやグルメもカップルで楽しめます。
「日田祇園山笠」でおすすめのホテル
ホテルルートイン日田駅前
JR日田駅前にあるので、日田観光の拠点としてとっても便利。客室ではWOWOWの視聴も可能なのでカップルで映画を楽しんだりすることもできます。男女別のラジウム人工温泉大浴場も完備。dポイント、Pontaポイントも貯めることができます。朝食のバイキングもサラダから煮物、揚げ物、卵料理、蒸し物やデザート等メニュー豊富です。
住所：大分県日田市元町21番14号
アクセス：JR日田駅より徒歩1分
旅籠かやうさぎ
宿のコンセプトは「古き良きものに囲まれて、昔暮らしを愉しむ」。江戸時代から残る古民家をリノベーションして、宿として活用しています。レトロな雰囲気に加えて、館内に配された個性あふれる数々のアンティークも魅力。豊かな自然に囲まれていて、源泉かけ流しの温泉も楽しめます。カップルでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気で日常を離れたひと時を過ごすことができます。
住所：大分県日田市琴平町１５２９－１
アクセス：ＪＲ久大本線日田駅よりタクシー約１０分
日田温泉 亀山亭ホテル
三隈川沿いに建つ創業140余年の老舗ホテル。三隈川の清流を見渡せる眺望の良い大浴場と開放感抜群の露天風呂が自慢。カップルで「水郷・日田」の魅力を感じることができます。5月20日～10月31日までは屋形船での夕食プランもカップルで楽しめます。
住所：大分県日田市隈１－３－１０
アクセス：ＪＲ久大本線日田駅より徒歩約15分
caffel ひなのさと
明治39年(1906)の創業から100年以上続く老舗旅館がリブランドして令和元年(2019)に装い新たにオープン。カフェとホテルがコラボした三隈川沿いに建つ宿です。オリジナルカフェ船で三隈川クルーズをカップルで楽しめたりする遊び心いっぱいの宿。お
洒落なデザインの部屋に三隈川を見渡せる男女別温泉大浴場。カップルで癒しとくつろぎのひと時を過ごすことができます。
住所：大分県日田市隈１－３－８
アクセス：JR久大本線日田駅より徒歩約１０分
ホテル 風早
天領・日田の面影を今も残す豆田町の中心に位置する格調高い和モダンな旅館。数寄屋造りのエントランスとロビーは、上品で落ち着いた和の趣。建築・内装には地元の素材、日田杉や日田の土を使用。レストラン「欧風懐石 秋子想」は築200年の酒蔵をリノベーションしています。カップルで「九州の小京都・日田」の趣を余すところなく感じていただけます。
住所：大分県日田市豆田町８－２５
アクセス：JR日田駅より、車で7分
小京都の湯みくまホテル
三隈川の清流と「小京都・日田」の町並みを眺めることができる展望露天風呂が魅力の宿。客室は全てリバービュー。三隈川の清流を眺めながらカップルで日常を離れた過ごすことができます。入り口に飾られた色とりどりの番傘は和の情緒たっぷり。二人だけで楽しめる貸切風呂もあります。
住所：大分県日田市隈1丁目3-19
アクセス：JR日田駅より徒歩約12分（送迎あり）
まとめ
「日田祇園祭」について紹介しました。昔ながらの町並みを練り歩く豪華絢爛な山鉾はとっても艶やか。ちょっと足を延ばすなら「小鹿田の里」もおすすめ。海外から絶賛された小鹿田焼が作られていて、日本の山村の原風景ともいえるカップルでどこか懐かしさを感じることができる景観がおすすめです。
全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。
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