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まるで異世界!冬の北海道観光を楽しむならここ!おすすめ厳選スポット12

観光地として人気の高い北海道。冬だからこそ感じられる北海道の魅力もたくさんあります。「わざわざ寒い所に行かなくても…」なんて思っているあなた、北海道の素晴らしさは、夏の涼しさだけじゃありませんよ!
広大な北海道で、冬に訪れるべき観光スポットを12か所厳選しました。今回は「道北」「道南」「道央」「道東」の4つのエリアに分けて紹介します。
寒さの厳しい北海道で気を付けたいポイント情報もあるので、暖かくして冬の北海道に出かけましょう。

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目次

冬の北海道観光で気をつけるべきことは?

冬の北海道で気を付けるべきことは、主に2つ。それは「防寒」と「移動手段」です。

雪景色が広がる冬の北海道は海の上で流氷観察、山の上から夜景観賞など、ひと際寒さを感じる場所で観光する機会も多いです。しっかり防寒していかないと「寒さしか記憶に残らなかった」なんて悲しい事にもなりかねません。防寒下着、ホッカイロ、マフラー、耳あて、マスクはマストアイテム。靴には暖かい素材の中敷きや足先用のホッカイロを入れておくと、より寒さを防げます。

そのほか、長靴や防水ブーツなど、風を通さない素材のアイテムも防寒対策になるのでおすすめです。アウターは、ダウンやウインドブレーカーなど、風を通さないものを選びましょう。

いくら下着やニットを着込んでいても、風が吹くと体が冷えてしまいます。「とにかく寒いのはイヤ!」という人は、アウトドアやスポーツブランドの、より機能性の高いアイテムを選ぶのも一つの手です。

車での移動が便利な北海道ですが、冬は路面が凍って、運転はとても危険。雪道の運転に慣れていないのなら、運転はおすすめできません。運転する場合には、スピードを出しすぎない、滑っても急ブレーキは踏まないなど、雪道の運転のコツをしっかり調べておきましょう。

運転以外にも、動物の飛び出しにも注意が必要。自然豊かな北海道では、野生動物が急に飛び出してくることも。姿が見えなくても「何か飛び出してくるかもしれない」という意識を忘れずに運転しましょう。夜はハイビームにしておくと、動物の目が光に反射して見つけやすくなりますよ。

厳しい環境で観光するのは何かと注意も必要ですが、それを乗り越えて見る景色は一生の思い出になるでしょう。しっかり対策して、冬の北海道を満喫しましょう。

 

「道央」のおすすめ観光スポット

道央は札幌をはじめ、北海道の主要部を指すエリアです。日本各地からアクセスの良い新千歳空港もあり、まずはここに降り立つという人も多いのではないでしょうか。初めに北海道の中心である道央エリアで、冬に訪れるべきスポットを紹介します。

 

【札幌】さっぽろ雪まつり

北海道の一大イベントといえばさっぽろ雪まつりですよね。大通公園をはじめ、札幌の町に雪と氷の彫刻がずらりと登場したダイナミックな雪像に繊細に施された彫刻は、息をのむ美しさ。

夜にはライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気も味わえます。石像を思う存分眺めたら、アクティビティも楽しみましょう。そう、さっぽろ雪まつりは、見るだけじゃないですよ。大人も楽しめる滑り台や迷路、グルメコーナーも必見です。非日常感あふれるアイスバーは、カップルや友人で盛り上がれること間違いなし。

毎年、国内外から200万人以上が訪れるさっぽろ雪まつりに専用駐車場の設置はなく、近隣のパーキングも混み合うので訪れるなら、交通機関を使うのがおすすめです。

 

お問い合わせ(さっぽろ雪まつり実行委員会)

2020年さっぽろ雪まつり開催期間:大通り・すすきの会場:2月4日~11日・ツドーム会場:1月31日~2月11日

電話番号:011-281-6400

 

【小樽】おたる水族館

すぐそばには国定公園に指定されている海岸線に位置しており、イルカショーやセイウチ、トドなどの海獣のショーをはじめ、アザラシの飼育数日本一を誇るなど、実力派の水族館です。

海に面する海獣公園エリアには、アザラシやペンギンが飼育されています。海を仕切っただけのこのエリアは海藻が生い茂り、ナマコやウニなどの生物も見ることができるなどまさに天然の水槽。

自然に近い環境だから、野生のアザラシやトドがすぐ近くまで来た!というエピソードもあるとか。運がよければ水族館の住民以外の動物にも出会えるかもしれません。

アザラシのエサの販売があり、エサやり体験をすることもできます。冬の期間は、ペンギンが雪の中をお散歩したり、ペリカンの館内ウォークが行われます。こちらも好評なので、必見のイベントです。

 

スポット情報

住所:北海道小樽市祝津3-303

電話番号:0134-33-1400

営業時間:9:00~17:00

休業日:2月中旬~3月中旬/11月下旬~12月中旬

アクセス:【車】札幌自動車道「小樽」ICから20分

【電車+バス】JR函館本線「小樽」駅⇒北海道中央バス [11]祝津線(おたる水族館ゆき)に乗車(30分)⇒「おたる水族館」バス停下車すぐ

 

【登別】登別温泉

登別観光なら、温泉なくしては語れません。冷えきった体に、ぽかぽかの温泉は沁みること間違いなし!登別温泉は「温泉天国」と言われるほど泉質が豊富な温泉でその数は9種類にも及びます。

同じ地域にいながら、色々な効能や湯ざわりの温泉を楽しめるんです。そんな登別温泉では、湯巡りは必須イベントなので銭湯や旅館の温泉を巡って、たくさんのお湯を楽しみましょう。

そのほか「鬼探し」とも言われる温泉街の散策もマスト。登別温泉は、湯気の吹き出す地獄谷の様子が「鬼のすむ地獄のようだ」と言われたことから、鬼が守り神として祀られてきました。そのため、いかめしく大きな鬼から、ちょっと可愛らしい顔つきの鬼まで、様々な鬼が温泉街を見守っています。

思いがけないところからも、鬼が顔を覗かせているかもしれません。あなたは全制覇できる!?鬼の姿を探しながら散策してみましょう。

 

スポット情報

住所:北海道登別市登別温泉町

アクセス:【車】道央自動車道「登別東」ICから10分

【札幌から高速バス】「札幌駅前」バス停から高速おんせん号に乗車(1時間40分)⇒「JCHO登別病院前」バス停下車すぐ

【電車+バス】JR室蘭本線「登別」駅⇒「登別駅前」バス停から道南バス「登別温泉」行きまたは「足湯入口」行き乗車(15分)⇒終点下車すぐ

 

「道北」のおすすめ観光スポット

道北は北海道の北側、日本最北端の地で有名なエリアです。写真映えするポイントも多く女子旅で訪れる方も多くいます。ここでは代表的な宗谷岬のほか、ちょっぴりファンタジックで、非日常的な雰囲気を味わえるスポットも紹介します。

 

【稚内】宗谷岬

宗谷岬は日本最北端の地として有名な観光スポットです。宗谷岬の先端には、北緯45度31分22秒の日本最北端の地を標す記念碑があります。三角の特徴的な記念碑は、テレビなんかで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

冬には、流氷を高台から眺めることができ、晴れた日にははるか向こうには、サハリンの島影を拝めることもあるかも!日本最北端の記念碑の向こうに広がる流氷、異国の大地…飛びきりの冬の思い出になりそうですね。季節によっては、トドやアザラシ、オオワシを見ることもできますよ。

宗谷岬の魅力は、海の眺めだけではありません。最北端を存分に味わったら、宗谷岬の大地にも目を向けてみましょう。

海を背にして坂を上って行くと、なだらかな地形とたくさんの亀裂のある「宗谷丘陵地帯」が広がります。これは氷河期に出来た地形で、地盤が凍ったり溶けたりを繰り返すことでできたもの。

貴重な景勝地として、2004年に北海道遺産に登録された土地でもあります。

せっかくの日本最北端。海に大地に、素晴らしい景色を味わい尽くしましょう。

 

スポット情報

住所:北海道稚内市宗谷岬

駐車場の有無:あり【宗谷岬駐車場】72台/無料

アクセス:【車】深川留萌自動車道「留萌幌糠」ICから3時間40分

【電車+バス】稚内駅⇒「稚内駅前ターミナル」バス停より「浜頓別」行きまたは「音威子府」行き乗車(50分)⇒「宗谷岬」バス停下車

 

【旭川】雪の美術館

こちらのスポットは雪をテーマにした美術館で、白を基調にした建物は、雪の中ではひと際美しく見えます。

建物は繊細な雰囲気ながらも重厚な造りで、まるでお城のよう。中世にヨーロッパで栄えたビザンチン様式で、ドーム型の屋根やモザイク壁画が特徴です。館内は雪をモチーフにした真っ白な空間や、雪にまつわる展示が盛りだくさん。童話の世界に迷い込んだような気分を味わってみてください。

雪の結晶をモチーフにした雑貨やお菓子の販売も豊富で、お土産にもぴったりです。

純白の世界をより味わいたいなら、ドレスを着て記念撮影ができる「お姫様体験」もおすすめ。約100着のドレスから、お気に入りの一着を見つけましょう。ドレスを着てポーズを決めれば、気分はファンタジー映画のヒロインです。非日常の空間を、思いっきり楽しみましょう。

 

施設情報

住所:北海道旭川市南が丘3-1-1

電話番号:0166-73-7017

営業時間:9:00~17:00(最終入場16:30)

休業日:年末年始

アクセス:【車】道央自動車道「深川」ICから30分

【電車+バス】「旭川」駅⇒駅前バスタッチ8番のりばから[56]留萌線に乗車(15分)⇒「高砂台入口」バス停下車徒歩10分

 

【富良野】ニングルテラス

ニングルテラスは新富良野プリンスホテルに隣接するショッピングエリアです。エリア内の建物は、周囲の木立に溶け込むログハウスなので雪が積もれば、サンタさんが顔を出しそうな雰囲気!

立ち並ぶショップでは、自然の素材を生かしたクラフト雑貨が販売されています。エリア内は遊歩道も整備されているので、散策気分でいろんなショップをのぞいてみましょう。

キャンドル作りや、木製の人形作りが体験できる工房もあります。木のぬくもりと、可愛らしい工芸品に囲まれて、ほっこりした時間を過ごしてみませんか?

 

施設情報

施設名:ニングルテラス

営業時間:12:00~20:45

休業日:年中無休※11月に休業あり

住所:北海道富良野市字中御料

アクセス:【車】道央自動車道「滝川」ICより60分

【電車+バス】JR根室本線「富良野」駅⇒富良野ラベンダー号乗車(20分)⇒「新富良野プリンスホテル」下車徒歩2分

 

「道東」のおすすめ観光スポット

道東は北海道の東側で釧路湿原や知床半島など、北海道ならではの自然があふれるエリアです。北海道の冬の風物詩、流氷を間近で見られるのもこのエリアの特徴。寒さが厳しいからこそ見られる絶景を求めて、お出かけしてみましょう!

 

【知床】知床ネイチャークルーズ

冬に北海道に行くなら、流氷は見ておきたいところですよね。ど迫力の流氷が見られるスポットとして知られる「知床ネイチャークルーズ」は、世界遺産の知床半島の自然も感じながら流氷を見られるクルーズ。

流氷が現れる季節には、天然記念物のオジロワシやオオワシの姿も見ることができるかも!現地ガイドの説明に耳を傾けながら、流氷を訪れる動物たちの姿も楽しんでみてください。冬のクルージングでは、スケソウダラ漁を間近に見ることもできます。雄大な自然だけでなく、羅臼に生きる人々の暮らしも垣間見ることができ、興味深い体験になること間違いなしです。

 

お問い合わせ(有限会社 知床ネイチャークルーズ)

住所:北海道北海道目梨郡羅臼町本町27−1

電話番号:0153-87-4001

FAX:0153-87-4002

 

【網走】博物館網走監獄

日本一脱獄が難しいと言われ、明治から昭和61年まで実際に使われていた刑務所です。その過酷さは、悪名を馳せ、脱獄を繰り返した受刑者も模範囚になってしまうほどだったとか。

施設内では、受刑者の置かれていた状況を知ることができる展示もあり、人形を使って再現しているので、当時の空気感もリアルに感じることができます。展示のほか、監獄で実際に出されていた食事をランチとしていただくことも可能。

シンプルながらバランスが取れたメニューで「意外に美味しい!」との口コミもあります。ちょっと勇気がいりそうですが、監獄の雰囲気をより味わうべく、食べてみるのも面白いかもしれません。

 

施設情報

施設名:博物館網走監獄

開館時間:【5月~9月】8:30~18:00(最終入館17:00)【10月~4月】9:00~17:00(最終入館16:00)

休館日:年中無休

住所:北海道網走市字呼人1-1 

アクセス:【車】旭川紋別自動車道「遠軽瀬戸瀬」ICから1時間30分

【電車+バス】JR石北本線「網走」駅⇒網走バスターミナルから「観光施設めぐり」乗車(15分)⇒「博物館網走監獄」下車

 

【阿寒】阿寒湖アイヌコタン

阿寒湖アイヌコタンは阿寒湖温泉郷にある、アイヌ文化を感じることができる施設です。アイヌの建築様式を再現した建物や生活用具、衣服の展示があり、アイヌの人々の暮らしを垣間見ることができます。展示や街並みを見て回ったら、アイヌの古式舞踏や人形劇を観に行ってみましょう。

アイヌシアター「イコロ」では、ロストカムイという演目が行われています。アイヌで敬われている神様(カムイ)をテーマに、注目のクリエイターたちが演出を行っています。ダンスやデジタルアートなど、新しい技術で紡がれるアイヌの神話を堪能してください。

アイヌコタンは、夜は建物やアイヌの装飾が光に照らされて、幻想的な雰囲気になります。訪れるなら、夜に散策するのもおすすめです。

 

施設情報:

住所:北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4₋7-19

電話番号:0154-67-2727

アクセス:【車】道東自動車道「足寄」ICから60分

【電車+バス】JR根室本線「釧路」駅⇒JR釧路駅前バスターミナルから「まりも急行釧路号」乗車(2時間)⇒「阿寒湖バスセンター」バス停下車徒歩2分

 

【浜中町】霧多布湿原の家六番沢

ラムサール条約に登録されている「霧多布湿原」にあるゲストハウスです。築20年ほど経つにもかかわらず、おしゃれで清潔感のある建物は、都会にも馴染みそうなたたずまい。ゲストハウスの目の前には湿原が広がり、部屋の中からタンチョウやエゾシカといった野生の動物を至近距離で眺めるという、貴重な体験もできてしまうかもしれません。お風呂場の窓から鹿に覗かれた!なんていうプチハプニングもあるそうですよ。

宿泊は一組だけで、一軒を贅沢に使うことができるのでワンランク上の一夜を過ごしたい方にうってつけです。

 

施設情報

住所:北海道厚岸郡浜中町六番沢129

アクセス:JR茶内駅から車で20分

 

「道南」のおすすめ観光スポット

道南は北海道の南部エリアです。函館の夜景はあまりにも有名ですね。

そんな道南エリアでは、街歩きやグルメを楽しんじゃいましょう。歴史を感じながらゆったり過ごせるスポットと、北海道ならではのグルメが堪能できるスポットを紹介します。

 

【函館】金森赤レンガ倉庫

函館ベイエリアのランドマークでもある赤レンガ倉庫は明治に誕生した歴史ある観光スポットです。青函トンネルの開通に合わせ、ショッピングモールとして生まれ変わりました。

赤レンガ倉庫は4つの施設があり、ショッピングやグルメをはじめ、函館の景色を楽しみながらゆったり過ごせるスポットが集まっています。

お土産を買うなら「函館ヒストリープラザ」へ。函館にゆかりのあるビールや、お土産を選ぶことができます。冬にはイルミネーションのイベントが行われ、幻想的で異国の雰囲気が漂う空間に。運河沿いのエリアにはチャペルやカフェ、雑貨店が軒を連ねているので、ゆったり歩きながらウインドウショッピングなんていかがでしょうか。

 

施設情報

住所:北海道函館市末広町14₋12

営業時間:9:30~19:00

休業日:年中無休

電話番号:0138-27-5530

アクセス:【車】道央自動車道「大沼公園」ICから45分

【電車】JR函館本線「函館」駅から徒歩15分

 

【函館】ひかりの屋台 大門横丁

かつては遊郭があった繁華街ですが、今は北海道の新鮮な海の幸やグルメが楽しめる屋台街としてにぎわうスポットです。

コンパクトなお店がひしめく横丁は、はしご酒にぴったり。

中の様子が分かるお店が多く、一人でもふらりと入れそうな雰囲気です。冬の北海道の魚介にジンギスカン、ラーメン…お酒がすすむグルメが揃う横丁で、函館の夜を楽しみましょう。

 

スポット情報

住所:北海道函館市松風町7-5

駐車場の有無:専用の駐車場はなし。近隣にコインパーキングあり。

アクセス:【車】道央自動車道「大沼公園」ICから45分

【電車】JR函館本線「函館」駅から徒歩7分

 

まとめ

冬の北海道で訪れたい観光スポットを、エリアごとに12か所紹介しました。北海道でしか見られない風景や貴重な自然がたくさんあることが分かりましたね。

冬の北海道では、防寒対策と安全運転もお忘れなく。雪と氷におおわれる北海道は、観光で訪れる私たちにとってはまさに異世界。

非日常を探しに、冬の北海道へ足を運んでみませんか?

著者紹介
マイまい|ミニッツマガジンライター

マイまい|ミニッツマガジンライター
(東京都生まれ、軽井沢に在住)

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上!ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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