【北海道】日本最北の地「稚内」で観光デート！2人でやりたい6つのこと

「稚内」ってどんなところ？

日本最北端にある街として知られる「稚内」は、漁業や酪農、水産加工業が盛んな町で、40㎞ほど先にはロシアとの国境があります。

稚内は街をオホーツク海、日本海に囲まれた立地にあるので、他ではなかなか体験できない海の景色やグルメができるエリアとして観光地としても人気が高いです。

海だけでなく、北海道らしい壮大に広がる大地もあり、手つかずの自然も多く残っているので、自然に囲まれた所でのんびり過ごしたい時にピッタリ。

また、アイヌの頃より続く歴史スポットも多く点在しているので、歴史散策も楽しめるエリアです。

「稚内」デートでやりたい6つのこと

まずは日本最北端の街・稚内をデートで訪れるなら絶対にやっておきたい6つのことをご紹介します。

どこも稚内を代表する所ばかりですので、そちらまで足を運んで楽しい思い出作りをしていきましょう。

①北海道遺産「稚内港防波堤ドーム」を観に行って記念撮影！

昭和6年から11年まで5年の歳月をかけて作られ、2001年には頬街道遺産に登録された「稚内港防波堤ドーム」。

稚内から樺太大泊間の道路や鉄道に波飛沫がかかるのを防ぐ目的で造られた防波堤で、ローマの建築物を彷彿とさせる大きな円柱となだらかな曲線が美しい建築物です。

このドームは歴史的遺産として現存しているだけでなく、現在も防波堤の役割を果たしています。

ドームの中に入って歩くこともできるので、ぜひ歩いてみましょう。

また、ドーム周辺は公園になっており、先端部には稚泊航路記念碑もあるので、のんびりと散策していろいろな場所で記念撮影していってくださいね。

スポット情報

住所：〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目

駐車場の有無：あり

アクセス：JR「稚内駅」から徒歩約5分

 

②日本最北の地「宗谷岬」で愛を叫ぶ！

一般の方が訪れられる中で日本最北端に位置している「宗谷岬」。

宗谷岬には日本最北端を示す記念碑が建てられているので、このポイントが陸地上の最北端ということを実感させてくれます。

天気の良い日には遠くサハリンを望むこともでき、季節によってはトドやアザラシ、流氷といったこれぞ北海道と思わせるものを見ることもできるんですよ。

宗谷岬周辺にはお土産屋や飲食店、最北端到達証明書を発行してくれる所もあるので、宗谷岬からの絶景を楽しみながら周辺も散策してみてください。

スポット情報

住所：〒098-6752 北海道稚内市宗谷岬

駐車場の有無：あり

アクセス：「稚内駅前」からバスに乗り「宗谷岬」下車

 

③2人でゆっくり自然の中を散策したい！「サロベツ原生花園」

北海道らしい雄大な自然幅径の中で過ごせる「サロベツ原生花園」。

サロベツ原生花園は日本三大湿原の1つであるサロベツ湿原の中にあり、内周と外周ができる木道が整備されています。

湿原内にはたくさんの植物が花を咲かせており、周囲を飛び交う鳥たちのさえずりを聞きながら散策と観察をすることができるので、癒し効果は抜群です。

サロベツ原生花園では100種類以上の花を見ることができ、毎年4月下旬頃から9月下旬頃までが見頃とされています。

その中でも6月下旬頃から7月初旬頃に見頃を迎えるエゾカンゾウが人気です。

公式HPでは湿原の花の見頃や鳥の情報が公開されているので、訪れる前にどんなものが見られるのかチェックしておくと良いでしょう。

お問い合わせ（サロベツ湿原センター）

住所：〒098-4100 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662

営業時間：8:00～17:00（施設によって異なります）

休業日：5～10月 無休/11～4月 月曜

電話番号：0162-82-3232

アクセス：稚内空港から車で約70分

 

④並んででも食べなきゃ損！「利尻らーめん」を食べに行く！

高級な利尻昆布をふんだんに使用したスープが大人気の「利尻ラーメン」。

「ミシュランガイド北海道2012特別版」と「2017特別版」でビブグルマンとなったラーメン店が提供するラーメンは、利尻昆布の旨味が詰まったスープと動物系のスープを組み合わせたダブルスープとなっています。

見た目はあっさりとしていますが、口の中にスープを運ぶと濃厚な昆布の風味が口の中に広がり、麺との相性が抜群にいいんです。

地元民だけでなく観光客にも人気があり、いつも行列ができているので、食べに行く際は時間に余裕を持っていくのがおすすめ。

わざわざ並んででも食べる価値のある逸品です。

店舗情報

住所：〒097-0401 北海道利尻郡利尻町沓形字本町67

営業時間：11:30～14:00

休業日：木曜日

電話番号：0163-84-3558

アクセス：利尻空港から車で約21分

 

⑤「ノシャップ岬」で美しい海をバックに夕日を眺める

宗谷岬と併せて訪れたい「ノシャップ岬」。

宗谷岬と違い、最北端という岬ではありませんが、利尻富士や礼文島、どこまでも続く日本海を眺めることができます。

また、夕日の美しいスポットとしても知られており、その美しさは神々しさすら感じさせる絶景。

地元民の方も夕日を眺めに来るほど気軽に行けるスポットなので、ぜひその美しい景色を2人で堪能していきましょう。

ノシャップ岬は公園として整備されており、のんびり散策することもでき、近くには水族館もあるのでそちらも併せて回ってみてください。

スポット情報（ノシャップ岬）

住所：〒097-0026 北海道稚内市ノシャップ2

駐車場の有無：近隣にあり

アクセス：JR「稚内駅」から車で約14分

施設情報（稚内市ノシャップ寒流水族館）

住所：〒097-0026 北海道稚内市ノシャップ2丁目2-16

営業時間：4月27日～10月31日9:00～17:00/11月1日～11月30日、2月1日～3月31日10:00～16:00

休館日：4/1～4/26・12/1～翌年1/31

入場料：大人500円/小中学生100円

電話番号：0162-23-6278

アクセス：JR「稚内駅」から車で約10分

 

⑥夜景はここから「稚内副港市場」

お土産や温泉、食事、ギャラリーなどさまざまな施設が集まる「稚内副港市場」。

市場というとたくさんのお店が軒を連ねるイメージがありますが、こちらには飲食店やお土産屋、海産物を扱うお店の他にも稚内港を一望できる露天風呂がある温泉や歴史を学べるスペースなどたくさんの楽しみ方ができます。

市場でグルメやショッピングを堪能したら、ちょっと外に出て裏手に回ってみましょう。

日中の景色もいいですが、夜になると街路灯に照らされた港風景や街に明かりが灯り、美しい夜景を見ることができるので、デートの〆にピッタリな雰囲気が味わえますよ。

施設情報

住所：〒097-0021 北海道稚内市港1丁目6-28

営業時間：9:30～19:00

休業日：なし

電話番号：0162-29-0829

アクセス：JR「稚内駅」から徒歩約11分

 

「稚内」で泊まるならここ！おすすめの宿泊施設3つ

北海道への観光はなかなか日帰りというわけにはいきませんよね。

そこで、ここからは稚内観光を楽しんだ後に利用したいおすすめ宿泊施設を3軒ご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

サフィールホテル稚内

稚内駅から徒歩約3分の所にある「サフィールホテル稚内」。

客室はシングル、ダブル、ツイン、和室、スイートがあり、通常の滞在からワンランク上の滞在まで利用できます。

客室階は3～11階となっており、高層階になればなるほどランクの高いお部屋となるので、記念日などには奮発して高層階を押さえたいですね。

ホテル内にカフェやレストラン、バーが併設されているので、わざわざ外に出なくても食事やお酒を楽しめます。

最上階レストランやバーの利用がセットになった宿泊プランがあり、それらを利用すれば夜景と共に食事やお酒が楽しめるので、贅沢で優雅な大人な時間を過ごしたい方はぜひ利用してくださいね。

施設情報

住所：〒097-0023 北海道稚内市開運1丁目2-2

電話番号：0162-23-8111

アクセス：JR「稚内駅」から徒歩約3分

ホテルめぐま

南稚内駅から車で約8分の所にある「ホテルめぐま」。

客室はシングル、ツイン、フォース、和洋室があり、全体的に明るい配色となっているので過ごしていて気持ちがいいです。

お風呂は男女別の大浴場と露天風呂があり、夏季限定のかまくら風露天風呂は北海道の冬を感じることができ、天然温泉と人工温泉の2つのお湯を楽しむことができます。

料理はオホーツク海近郊で獲れた魚介類や地元産の肉や野菜などをふんだんに使用し、食でも北海道を感じられる逸品揃い！

ちょっぴり贅沢なお部屋で宿泊して、夕食は囲炉裏焼きが楽しめるプランがあるので、カップルで利用するならチェックしておきましょう。

施設情報

住所：〒098-6642 北海道稚内市声問2丁目13-14

電話番号：0162-26-2290

アクセス：JR「南稚内駅」から車で約8分

 

稚内グランドホテル

南稚内駅から徒歩約3分の所にある「稚内グランドホテル」。

客室は新館と本館の2棟に分かれ、シングル、ツイン、ダブル、和室の4タイプのお部屋があり、本館よりも新館の方が少し広めの設計になっているので、少しでも広いお部屋でのんびり過ごしたいなら新館がおすすめです。

お風呂は大浴場とサウナの設備があり、地下1200mから湧き出ている温泉を使用しているので、体の疲れをしっかりと癒していけます。

朝食は和食にこだわった手作り料理をバイキング形式で食べることができ、他のホテルの朝食にはない濃厚な味わいの稚内牛乳を飲むことができるのが魅力です。

駅からとても近い立地にあるホテルで、観光の拠点にも便利なので、ぜひ検討してみてください。

施設情報

住所：〒097-0005 北海道稚内市大黒2丁目13-1

電話番号：0162-22-4141

アクセス：JR「南稚内駅」から徒歩約3分

まとめ

北海道・稚内のおすすめデートスポットと宿泊施設をご紹介しました。

稚内は日本最北の地として知られるエリアで、日本の端っこというだけでも訪れる価値があります。

稚内には日本最北端ということだけでなく、たくさんの魅力的なスポットが多く点在しているので、今後北海道を訪れてみようとお考えの方は、ぜひ稚内も候補に入れて検討してみてくださいね。

著者紹介

マイまい｜ミニッツマガジンライター
（東京都生まれ、軽井沢に在住）

全国のホテル・旅館に泊まりながら旅するOL。パン作りが好きで、軽井沢を拠点にパン屋さんでも働く。これまで、100を超えるホテル・旅館に宿泊をしている経験を活かし、数々の旅行サイトでWEBライターとして働く。執筆した記事も100以上！ラグジュアリーなホテルから、民宿まで幅広く宿泊。国内のおすすめホテルを紹介するため日々、執筆に勤しみながら今日も素敵な宿泊先を予約して旅をする。

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